「オレンジアイライン」の遊び心も遠足ならOK! 落ちてもキレイが続くメリットも見逃せない
黒や茶以外の“効かせカラー”のアイライナーを最近よく見かけますが、若い世代向けのアイテムと思っていませんか? ちょっとしたメイクのコツを押さえれば40代ママもカラーアイライナーをおしゃれに取り入れることができます。特にオレンジは今っぽさがありつつも肌なじみがよく大人が使いやすいカラーなのでDomani世代におすすめです。オレンジアイライナーはうっかり下まぶたに落ちてもパンダ目にならずニュアンスメイクっぽく見えるので、メイク直しができない時のお助けアイテムにもなるんです。デイリーメイクに使うのが難しい人も、親子遠足のようなイベントでオレンジアイライナーでちょっとした遊びとして楽しんでみてはいかがでしょう? 目のキワにオレンジをちょこっと入れる程度なら派手になりませんし、集合写真のように“引き”で撮影しても目がはっきり見えるといいことづくしです。
目のキワにちょこっとオレンジなら濃いメイクにならずおしゃれ映えする!
引きで見ても目がぼんやりせず元気な顔になれます
コンビネゾン¥18,700(ノンブルアンペール吉祥寺パークストア〈ノンブルアンペール〉) パーカ¥13,200(ビームス公式オンラインショップ〈ビーミング by ビームス〉) 中に着たTシャツ・ピアス・ネックレス(スタイリスト私物)
オレンジアイラインを使った【親子遠足メイクのしかた】はこちらでチェック!
40代におすすめの【オレンジアイライナー】はこちら!
40代がオレンジアイラインを使うなら、発色がよくて肌なじみがいいペンシルタイプがおすすめです。リキッドタイプだと濃度が強く、ラインがはっきり見えるのでオレンジが目立ち過ぎる場合があります。
▲(右)「キラキラオレンジはハードルが高い」という人には、こちらのノンパールのオレンジがおすすめ。落ち着いたブラウンベースなので使いやすく、オレンジの抜け感もあるので下まぶたに色が移ってもパンダ目になりません。キャンメイク クリーミータッチライナー 05 ¥715
(左)繊細なカラーパールを高配合したつやめきオレンジ。高発色なのにほのかな抜け感があり、大人の目元にいきいきとした輝きを呼び込みます。スルスルとなめらかな描き心地で、ぼかしてアイシャドウとして使うことも可能。オペラ アイカラーペンシル 03 ¥1,650
アイシャドウは【マットベージュの単色塗り】で引き算
アイシャドウはマットベージュをグラデーションなしの単色塗りにします。ほんのり深みを加えるだけの引き算テクによってオレンジアイラインが品よく大人の印象に仕上がります。
▲(右)暖色でも目元が引き締まって見える4色のマットカラーをセット。オレンジアイライナーに合わせるなら一番左のウォームベージュが好相性。透け感のある発色で大人も使いやすいアイパレです。フジコ 足しパレ 01 ¥2,090
(左)イエローベージュで目元が明るい印象になります。ふんわりシルキーなパウダーでマット発色でも粉っぽくならず、肌に溶け込むようになじみます。hince ニューデップスアイシャドウ イン・ミッドサマー ¥2,200
チークとリップはオレンジに近い【コーラルカラー】で明るい血色感をプラス
目元のオレンジを浮かずに見せるコツが、チークやリップと色をリンクさせること。とはいえ、目元と同じオレンジカラーにすると40代には少しカジュアル過ぎるので、オレンジみのある血色カラーのコーラルカラーを使うのがおすすめです。
▲(右)透明感のあるコーラルカラーで程よい血色感をまとえます。しっとりしたジェルパウダーで粉っぽさがなく、ハイライトを重ねたような自然なツヤも演出。rms beauty ハイドラパウダーブラッシュ マイタイ ¥4,400
(左)繊細なゴールドパールが入ったコーラルカラーで、どんな肌色からも浮かずにイキイキと明るい血色感がつくれるクリームチーク。チアシードなど植物オイルを配合していて乾燥ケアも同時にできます。MiMC ミネラルスティックチーク 03 ¥4,180
▲(右)みずみずしいツヤと透明感のあるコーラルカラーをひと塗りでまとえるリップで、表情までパッと明るく冴えるよう! 体温でとろけるテクスチャーと高いケア効果で大人のカサつきがちな唇にもスルスルとなじみます。イヴ・サンローラン ルージュ ヴォリュプテ シャイン N°14 ¥4,950
(左)アイラインをノンパールオレンジにするなら、リップはやや落ち着いたこちらの色がおすすめ。潤いを感じる自然なツヤがあり、カジュアル服とも相性抜群です。コスメデコルテ ルージュ デコルテ 11 ¥3,850
遠足時のベースは断然【ツヤ肌クッション】 集合写真を撮る直前のパパッと直しにも便利!
ナチュラルメイクでは肌にしっかりツヤを仕込んでおくことが元気に見えるコツ。とはいえ親子遠足の朝は準備でバタバタですし、できれば日中に肌が崩れないようメイクしておきたいですよね。そこで便利なのがクッションファンデーションです。手を汚さずにササッとメイクできるうえ、パフでポンポン叩き込みながら塗るので密着力も高くなります。さらに、持ち運びしやすく、集合写真を撮る前にパッと出して肌を直せるとあって遠足時には好都合なんです。
▲(右)B.A スキンケアと共通の美容成分を配合したファンデーション。「肌がもともとキレイ」と思わせるような、つるんとした水ハリ艶を演出します。柔らかなゲル膜を採用していて、肌の動きに合わせて伸縮するので日中のヨレやくずれを防げます。B.A セラムクッションファンデーション SPF20・PA++ 全5色 各¥12,100
(左)ナチュラルな薄づきながら毛穴や小ジワなどの凹凸をカバー。美容オイルによるみずみずしいツヤと透けるような輝きで明るい肌に仕上がります。バイユア セラムフィット フルカバー グロークッション SPF40・PA++ 全4色 各¥3,960
全顔ベタ塗りはNG! 顔の外側はパフを滑らせるだけするのが「お面顔」にならないカギ
集合写真を見たとき「私だけ顔がお面みたい」ということありませんか? 時間がないときに「崩れないようにファンデーション塗らなきゃ」と思っていると、つい全顔しっかり塗ってしまいがちですが、それだと顔の立体感がなくなって膨張して見えます。また、ファンデーションはたくさんつけるほど崩れやすくなります。シミや色ムラなどカバーするものが少ない顔の外側はむしろファンデーションをしっかり塗らなくてOK。カバーしたい顔の内側のみパフでポンポン叩き込み、外側はパフを滑らせてなじませる程度にしましょう。
ママのシーン別メイク術を公開中!
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撮影/向山裕信(vale./人物)、黒石あみ(静物) ヘア&メイク/佐伯エミー スタイリスト/柿原陽子 モデル/牧野紗弥 構成/片山幸代