ファンのみなさんが思っている綾さんのイメージとは違う、「実は私こうなんです…」という意外な一面はありますが?
綾:うーん、なんだろう。真面目と思われているかもしれないのですが、自宅の部屋とかにはごちゃついているエリアがあります。リビングはキレイにしているんですけど、衣装部屋がちょっと面白いことになっていて。忙しい時は片付ける時間がなく、なかなかの荒地になります(笑)。
洋服が好きとおっしゃっていた綾さんの今日の着こなしを解説していただきましょう。ではパンツスタイルからお願いします。
綾:マニッシュな雰囲気に、レース素材で上品な甘さをプラスしました。ブラウスは、昨日たまたま通りかかった素敵なお店で見つけたもの。お店に入ってみたら男役さんテイストのものがたくさんあって、「現役の人たちにプレゼントしたらよさそう」と思いながら見ていたんです。その中で、ちょっとフェミニンなキレイめのブラウスと見つけ、「これなら今の私が着られるかも」と思い試着して買いました。
白のハイウエストデニムは、おとといくらいに買ったもの。ラインが気に入っています。ブーツは宝塚と東京の千秋楽の日に履いたもので、最近わりと使っています。パンツのボタンに合わせて、アクセはゴールドを。撮影の時はジャラッとつけたり、大ぶりのデザインのものにしたりとアクセを効かせることが多いため、H&MとかZARAとかGUでまとめ買いしておくと便利なんです。
ニットスタイルの方も教えてください。
綾:ラフなイメージでまとめました。ピンクのポケットがついたビッグサイズニットはJWアンダーソンのもので、これも歩いていてたまたま見つけました。ボトムは、スカートと思いきやワイドなパンツ。急にかわいらしくなるのが自分的にまだ難しくて、はっきりしたスカートには挑戦できませんでした。でもいろいろ進みたいと思っているから、どこかにフェミニンさを感じられるコーディネートにしています。カジュアルさを意識して、アクセはシルバーを選びました。
シューズはいただいたもので、あやなの「A」と誕生日の「1-5」が入っているんです。今日お見せできてよかった!
在団中は忙しいながらもきちんとした生活を心がけていたことがうかがえて、「えらすぎる…」とスタッフから感嘆の声が。サラのCプレート、気になります。そして結構なボリュームを胃の中に収める綾さん。一般人が同じ量を食べたら、ちょっとムクムクしてしまうかもしれませんね。
次回は綾さんの持ち物を大調査。お楽しみに!
撮影/花村克彦 構成・文/淡路裕子
インタビューvol.1
インタビューvol.3
俳優
綾 凰華
あや・おうか/1月5日生まれ、兵庫県出身。2012年に98期生として宝塚歌劇団に入団し、宙組大劇場公演『華やかなりし日々/クライマックス』で初舞台を踏む。組まわりを経て男役として星組に配属。2017年に雪組へ組替えし、『ひかりふる路〜革命家、マクシミリアン・ロベスピエール〜』で新人公演初主演。2018年『ファントム』(いずれも雪組大劇場公演)にて2度目の新人公演主演を務める。2022年6月『夢介千両みやげ/Sensational!』にて宝塚歌劇団を退団。9月〜10月には朗読舞踊劇『阿国-かぶく恋、夢の果て-』、2023年2月には、舞台『刀剣乱舞』禺伝 矛盾源氏物語への出演が決まっている。
▶︎Instagram @aya_o_ka