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2018.07.09

緊急事態発生!そのときスマホでできること

自然災害、夜道での危険、事故などで、とにかく即座に通報したいときの機能。覚えておきましょう!

Text:
南 ゆかり(フリーエディター)
Tags:

サイドボタンを5回連打!

先週の大雨と同時にTwitterのトレンドにも上がっていたので、知った人もいるかもしれませんが、iPhone(iOS11)では災害時に役立つ「緊急SOS」という機能があるそうです。

iPhoneがロックされた状態でも、警察(110)、海上保安庁(118)、火事・救急車(119)につながり(最終段階でいずれかを選ぶ)、発信者側の位置情報も通報と同時に送信されるというもの。使わないで済むのがいちばんですが、万が一のときや災害時にそなえて、操作は確認しておきたいものです。

【設定】から【緊急SOS】を選ぶ↓

設定が↓のようになっていることを確認してください。iOS11にアップデートさえされていればすぐにSOS機能は使えます。画面内の図にもあるように、<右脇のサイドボタン(矢印で示されているところ)を5回押す>、または<サイドボタンと音量ボタンを同時に押し続ける>だけで自動通報されます。

誤操作が心配なときは、↓のように【サイドボタンで通話】をオフにしておく。その下にある【自動通報】は、緊急SOSを起動したときに自動的に警告音が鳴るというもの。声を上げにくい状況などでは役立ちそうです。

【サイドボタンで通話】をオフにしても、サイドボタン5回で通報できることには変わりなく、でも通報前にいったんは↓の画面のように、オフする(誤操作などのとき)かSOSを出すかの確認画面が出ます。

ここで「緊急SOS」を選べば自動通報されますが、間違っても「試しに」と通報まで進んでみたり、誤操作してしまうことがないように、ご注意を。

この機能が使える「iOS11」は、iPhone5s以降の機種に限られるようです。OSをアップデートしていないばかりに使えなかったということがないように、やはり「最新アップデート」は、緊急時の備えとしても必要そうですね。ちなみに、位置情報や音量をオフにしている人でも、緊急通報時は一時的にオンになるそうです。

※この機能を使えるのはiPhoneは通常に作動する場合に限られます。

南 ゆかり

フリーエディター・ライター。Cancam、Oggiでもインタビュー、コラムなど連載中。ようやく、iPhoneXに機種変しました! その目的は「おさいふを持たない生活」。さて、どこまで実現できるか、後日報告いたします。

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