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FASHION 小物

2018.09.04

スタイリスト安西こずえさんの時計選びの極意とは

 

同世代の女性から圧倒的な支持を誇るスタイリスト安西こずえさんが選んだ時計とは。選び方、次に欲しい1本などを教えていただきました。

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安西こずえさんが選んだのはロレックスとパテック フィリップ

スタイリスト

安西こずえさん

Domaniをはじめ、多くの女性誌で活躍。モデルや女優からの指名も多数。自身が手がけるブランド〝mikomori〟は、モノトーンを基調としたシックなラインナップで大人のリゾートに欠かせない存在に。ほかにも数々のブランドのディレクターとしての顔ももつ。

メンズ志向な私の好みは、時計ブランドの〝本物〞です

「お仕事でメンズのスタイリングを手がけることもあって、周りには時計マニアが多いんです。だから私の知識は彼らからの受け売り(笑)。好みも実際のチョイスも、完璧にメンズ感覚です。ムーブメントなどの細かいことにはそこまでこだわってはいませんが、気になるのは、専業ブランド、いわゆる〝時計屋さん〞のものばかり。身につけるなら、やっぱり本物にこだわりたい、というのが前提としてあるんです。 その中でも、〝ロレックス〞と〝パテック フィリップ〞は特別な存在。最近愛用しているこの2本はどちらもヴィンテージなのですが、新品よりも、時を経て味わいが増したタイムピースに心惹かれます。どちらをどういう日に、ということはなく、完全にその日の気分やテンションで選びます。 次に狙うならやっぱり〝ロレックス〞の『デイトナ』のような男っぽい時計ですね。ちなみに、時計をしている男性の腕の感じも大好き。クロノグラフのような存在感のある時計を効かせた手元、いいですよね(笑)」

右:ROLEX(ロレックス) オイスター パーペチュアル GMTマスター

「私の時計の師匠である、カメラマンのMさんがしているのを見て、『茶系は私のほうが絶対に似合う!』と譲り受けた、お気に入りの時計です。おそらく1960年代のもので、ゴールドだけどいやみがない。カジュアルを格上げしたいときの名脇役として愛用中」

左:PATEK PHILIPPE(パテック フィリップ) カラトラバ

「1960年代後半のアンティークで、華奢で女らしい一本。ベルトは銀座の『カミーユ・フォルネ』でオーダー。なんともいえないグレーが自慢です。ヴィンテージ調のドレスや、ちょっと品よくまとめたい女らしい着こなしに合わせて、日々活躍しています」 Domani2018年7月号『気分で選ぶ「My Second Watch」』より 本誌撮影時スタッフ:撮影/長友善行(人物)、五十嵐 洋(静物) スタイリスト/三好 彩 ヘア/小田代 裕(mod’s hair) メーク/佐々木貞江 撮影協力/AWABEES、UTUWA 構成/西道倫子、永川大祐(本誌)

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