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2018.12.08

薬剤師としての仕事の面白さに目覚めたきっかけは… 女・妻・母~今月の妻:今井知里さん

 

薬樹R&D株式会社で働く今井知里さんの話。女、妻、母。それぞれのステージで働く女性の生き方をクローズアップするDomaniの人気連載。魅力あふれる女性たちの姿をお届けします!

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社外の方とのプロジェクトで、自分の知識や経験のなさに思わず愕然。ビジネススクールに通ったことが財産に

今月の妻:今井知里さん
薬樹R&D株式会社・38歳

ともすれば仕事優先に。家庭のことは夫とルールを

超高齢社会に向けて個人の適切な服薬状況を一元的に継続サポートする「かかりつけ薬剤師・薬局」制度が開始されて2年。自身も薬剤師である今井さんは役割が変わりつつある保険薬局会社に在籍、企業のマーケティング支援や健康アプリ開発の支援を行っている。


「保険薬局の薬剤師や管理栄養士が、店頭でどのようなコミュニケーションをすれば患者さんが必要な投薬治療を継続でき、症状の改善や維持ができるのかを調査しています。服薬指導を丁寧に行うことで、脳梗塞や心筋梗塞のリスクを低減できたり、毎日10種類以上の薬を飲む高齢者の方には薬を減らしていく提案ができるかもしれないと考えています」

熱意をもって薬剤師の使命を語る今井さんが仕事の面白さに目覚めたのは28歳、他社との“21世紀型の新しい薬局”プロジェクトに参加して初めて他業界の人と仕事をしたとき。 「お恥ずかしいのですが、そこで初めて自分がいかに世の中や仕事の本質を知らなかったのかを知りました。特にマーケティングの知識や経験が足りないと感じて、ビジネススクールに通ったことで世界が広がりました」

将来は仕事を通じて社会貢献したいと意気込むが、最近夫と“週2回は食事をつくる”ルールを話し合いで決めたと照れ笑い。 「仕事や友人との予定よりも、夫との時間を優先するようにしました(笑)。お互いの家族を大切にすることも意識して、年1回は旅行に行くようにしています。ひとりの人間としては、貫きたい想いはあっても柔軟性ももっていたい。竹のようにしなやかで、大変な時期があってもぴんと戻ってまっすぐに上を向ける、そんなふうにありたいですね」

Profile
いまい・ちさと/1979年、神奈川県生まれ。東京薬科大学薬学部卒業後、薬樹(株)に薬局薬剤師として新卒入社。25歳で人事担当として本社に異動。28歳で、他の業界と連携する〝21世紀型の新しい薬局〟プロジェクトに携わる。32歳で早稲田大学大学院経営管理研究科に入学。36歳で結婚。昨年、薬樹R&D(株)に出向し、新規事業開発や健康アプリ開発に従事する。週末は夫や友人たちとゴルフの練習で汗を流す。

Domani2018年10月号『女[独身]、妻[既婚子供なし]、母[子供あり]Catch! 働くいい女の「月曜13時』より
本誌撮影時スタッフ:撮影/真板由起(NOSTY) ヘア&メーク/今関梨華(P-cott) 構成/谷畑まゆみ

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