【目次】
結婚式にコンビワンピがNGなワケ
「コントラストの強いワンピースは『縁を切る』という意味合いを感じさせるため、本来はNGとされています。同じ理由から、上下が“わかれた”セットアップも、“別れた”に通じ、『別れ衣装』として相応しくありません。さらに、カジュアル感のあるフープピアスや柄ワンピ、バックストラップパンプスやサンダルなども、フォーマルな結婚式では避けてください。ただし、ガーデンウェディングやリゾートウエディングのような、カジュアルなシチュエーションであればOKです。式の雰囲気や、新郎新婦との関係性を考慮して決めてくださいね。
また、式場内に大きなバッグを持ち込むのは避けたいもの。必要なものをクラッチバッグに入れたら、ほかはクロークに預けるようにしましょう」(霜鳥さん)。「黒なら安心」と全身黒で統一してくる人もいますが、実はそれもNGだそう。「全身黒の衣装は『喪服』を連想させるので、おめでたい席で黒ワンピを着る場合は、バッグや靴でほかの色を差すようにしてください」(霜鳥さん)
昼と夜では肌見せ感に違いが! 意外なゲストドレスのマナーとは⁉
昼に行われる場合と夜行われる場合で、ドレスコードに違いがるのを知っていますか? 「簡単に説明すると、昼の結婚式の場合は肌見せを抑えて清楚に。夜の結婚式の場合は、肌見せをして華やかに。ただし、夜の結婚式でも、式の間は羽織りを着用してください」(霜鳥さん)
【昼の結婚式・披露宴のドレスコード】
•清楚なイメージ
•露出をあまりしない(肩、胸元、脚)
•光りものをつけすぎない
【夜の結婚式・披露宴のドレスコード】
•キラキラ華やかなイメージ
•肩などをさりげなく露出をさせる(式の最中は羽織りものを着用)
•光りものをつける
知っているようで知らない結婚式のマナー。フォーマルな結婚式の場合は、ぜひ頭に入れておいてください。
イラスト/村澤綾香 構成/木戸恵子
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教えてくれたのは
世直しスタイリスト
霜鳥まき子
パーソナルスタイリスト。株式会社シモトリパーソナルスタイリングオフィス代表。青山学院大学英米文学科卒業後、日本航空国際線CAとして10年間務める。海外で経験したパーソナルショッパーという職業に感化され、ファッションを通して女性のライフスタイルに寄り添いたいと思うように。その後、パーソナルスタイリストの創始者、政近準子氏に師事。独立後は、1万人を超える女性のパーソナルスタイリングを行ってきた。品格がありながら、生き生きとした大人のスタイリングに定評がある。
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