急なアクシデントだとしても、フォーマルな場にド派手ネイルはNG!
長い爪やド派手なネイルは、故人をしのぶ場に相応しくありません。でも、ジェルネイルやスカルプネイルなど、自分でとれないネイルもありますよね。急なアクシデントでネイルサロンに行けない場合はどうしたらいいのでしょう?
ネイルをオフできない場合はグローブでカバー
「派手なネイルは避けるべきですが、急な訃報でネイルサロンに行けない場合は、レースなど透け感のある黒のグローブで手元をカバーしてください。行き帰りは外してもいいですが、会場内にいる間はグローブをする心遣いを」(霜鳥さん)
会場内では、どんなネイルもしていてはいけないのでしょうか? 「すべてのネイルがNGというわけではありません。長すぎない爪で、シアー感のある肌色ならOKです」(霜鳥さん)
肌色ネイルはOKということなので、もしグローブを買いに行く時間もないという場合は、ジェルネイルの上から、ベージュのネイルを重ねて塗るという方法も。ストーンなどが付いている場合は、その指にだけカットバンを貼って隠す方もいるようです。とはいえ、マナーの許容範囲は故人との関係性によっても変わってくるもの。 もし近親者であり時間をつくれるのなら、できるだけサロンに行ってオフするようにしてください。
イラスト/村澤綾香 構成/木戸恵子
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教えてくれたのは
世直しスタイリスト
霜鳥まき子
パーソナルスタイリスト。株式会社シモトリパーソナルスタイリングオフィス代表。青山学院大学英米文学科卒業後、日本航空国際線CAとして10年間務める。海外で経験したパーソナルショッパーという職業に感化され、ファッションを通して女性のライフスタイルに寄り添いたいと思うように。その後、パーソナルスタイリストの創始者、政近準子氏に師事。独立後は、1万人を超える女性のパーソナルスタイリングを行ってきた。品格がありながら、生き生きとした大人のスタイリングに定評がある。
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