Q:通勤時間が長くてぐったり。上手な活用法は?
答える人/白鳥 舞(キャリアマーケッター)
A:リフレッシュまたはオンライン講座の時間に!
通勤だけで疲れてしまうのは、もったいないですよね。私自身も、通勤に片道1時間半かかっていたことがあるので、お気持ちお察しします。
一方でワーママの私にとって、この通勤時間は大切な時間のひとつでもありました。電車内でできることは限られますが、平日に誰にも干渉されずに過ごせる唯一の時間。仕事も家事も育児もできないからこそ、割り切ってただ好きな音楽を聴く、youtubeを見るなど、リフレッシュタイムにあてていました。また、この時間を有効活用しようと、人生で初めて音声講座・オンライン講座を使って勉強しました。頑張って時間を捻出しなくても、自然と毎日の習慣になるので、とてもはかどりました。
実際に当時の学びが次のキャリアに繋がりましたし、新しい人間関係や趣味も生まれました。私の場合は、通勤時間で人生が広がったといっても過言ではありません。充実のあまり、「あぁ、もう到着してしまう! 通勤時間が足りない!」なんて感じたことも。
体力的には在宅勤務やフレックスで負担を減らせたらうれしいですが、過ごし方しだいで、心は元気になれるものですよ。
写真/Shutterstock.com
※タイトルの「平均通勤時間」は雑誌『Domani』調べによる「往復の通勤時間」。
キャリアマーケッター
白鳥 舞(しらとり まい)
パラレルキャリア・ワーママとして、会社員・個人の双方でキャリア支援を行う。
新卒で入社したメーカーにてブランディングに携わる中、女性の働き方に関心を持ち、「ヒト」のブランディングをすべく人材業界に転身。ひとりひとりの資質を活かしたライフキャリアの構築をサポートする。慶應義塾大学卒。
○キャリアブランディング講座『”i”クリエイト』
●ご相談ごとは、domani2@shogakukan.co.jp までメールでどうぞ! 件名に「働くアラフォー質問箱」と書いてお送りください。すべてのご相談にお答えできるとは限りません。あらかじめご了承ください。