【J/ジャケット】ジャケットを自在に扱ってみよう
大人の働く女性は、「ジャケットをいかにこなせるか」でおしゃれの偏差値が変わってきます。ここ数年で、ジャケットは仕事着の範疇を超え、カジュアルにも着られるアイテムとして確立しました。〝たった5枚〟でも、ワードローブの中心的存在となりそう。ボトムにデニムはもちろん、スエットパンツなんかでもかっこいい。花柄のマキシワンピースの上からはおっても素敵ですよね。
ジャケット=きちんとアイテム、という印象が拭えないなら、ややオーバーサイズのジャケットを、1枚手に入れてみてはどうでしょう、プリプラのものでもいいから。チェックや千鳥格子のような冒険心のある柄ならなおよし。肩にパッドの入っていない、リラックスした気持ちで着られるものが理想です。これにおいては、ジャケット=スーツで着るものという発想は一旦忘れてしまいましょう。
ここで体験したいのは、ジャケットは今や、立派なおしゃれアイテムということ。かっちり着るから真面目になってしまうんです。遊び心のあるシルエットや素材のものを、ブルゾンやカーディガンのような気持ちでガシガシ着てみて。ジャケット特有のハンサム感はありつつも、ラフに着ることでこなれた印象に見えます。このバランスが、ジャケットを着慣れてる=こなしてる、に。インにはロゴTも合いますし、シャツを着るなら、ボタンを全部留めてモードっぽくするか胸元を開けてチャラつくか。チェックのジャケットにボーダーカットソーを合わせて、柄on柄を楽しむのも上級者のテクニック。
ジャケットを制する者が、おしゃれを制する。キャリアを重ねた今こそ、レッツ挑戦です!
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Domani10/11月号 『読む』〝たった5枚〟より
イラスト/そで山かほ子 構成/湯口かおり 再構成/Web Domani編集部