HAPPYエイジングは「デリケートゾーン」から
ヨーロッパでは幸せなエイジングの大前提として、すでに常識となっているデリケートゾーンのケア。日本ではまだまだタブーのこの分野に、最近徐々に光が当たり始めてきました。生涯、“潤った”女性でいられるかどうかは膣周りの潤いが鍵を握る。あなたも思いきって、その扉を開いてみてください!
あなたのデリケートゾーン、乾いていませんか!?
潤い度を正しくチェックしてみよう
▶︎早速、あてはまるものをチェックしてみよう!
□ 目や口の中の乾き(ドライマウス)を感じる
□ 最近、キュンキュンすることがない
□ 笑いたくないときでもとりあえず笑顔をつくってしまう
□ 自分の膣を最近見たことがない
□ 無理なダイエットに挑みがち
□ 最近、ささいなことでイライラする
□ SEXのときに痛みがある
□ 膣周りをボディソープで洗っている
□ 眠りにつきにくく、眠りも浅い
□ 排卵前でも性欲がわかない
6 個以上あてはまる人は膣周りの潤い度、危険信号です!
デリケートゾーンとは、排泄に関わる部分から膣周りまでを含むゾーンを指します。特に膣周りは、常にしっとりと潤っていることが重要で、それこそが実は〝潤っている女性〟の必須項目。まずは、体全体の潤い度の判断の目安として、唾液や涙が不足していないかのチェックを。目や口が乾きやすいと、膣の粘液がサラッとしすぎている、膣が乾燥気味などの可能性が。
また、デリケートゾーンの潤い度は、感情やストレスとも密接に関係しています。イライラを溜め込んだり、感情を表に出さないことも〝乾き〟につながります。バランスのとれた食事や質のいい睡眠も粘液力アップには大事。SEX時や性欲のこと、膣の今の状態、デリケートゾーンを洗うものを選ぶ基準も、一度見直してみる必要がありそう。
Domani 11月号「HAPPYエイジングは「デリケートゾーン」から」より
撮影/金野圭介 イラスト/ホンダ シンイチ 文/いしずか久見子 構成/高橋知代(本誌)