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BEAUTY聞くに聞けない!?美容ヘッドライン

2018.01.10

恐怖!アソコが乾くと一気に老けるって本当ですか?

女のいちばん大事な場所に、年齢が出るってホント? 顔や髪ばかりをケアしても本当の老化は防げない。なんか変、前と違う、と思ったらケアの始めどき。大切なパーツだからこそ今一度、知識をつけていこう。

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プロに聞く、正しいケアの方法とは?

入らない=膣の萎縮が始まっている!?膣周りの乾燥は危険信号

デリケートゾーンへの意識は、日本はかなり遅れていると植物療法士の森田敦子先生は言います。
「今や、日本は世界有数のセックスレス国、不妊国であるという調査もあります。その原因は、女性の人生にとって大事な性的なことが語られてこなかった文化的背景や、女性が置かれている忙しすぎるストレス社会にあると言われています。知らず知らずのうちに、自分のことは後回し、むろん膣への関心も薄れてしまっている。20代ですらSEX時に濡れない、つまり膣周りの潤い不足に悩んで相談にくる女性が増えているんです」

「もちろん、膣が乾いて潤わない=粘液が出ない状態でSEXをすれば、かなりの痛みを伴いますし、そのうち疎遠になり、パートナーシップがうまくいかない原因にも。なんのケアもせず、膣の乾燥をそのままにしておけば、膣が硬くなる萎縮やたるみを招き、様々な不調やトラブルにつながります。膣はSEXや出産という上 で大切なのですが、膣周りの柔軟性と潤いを保つことは、実は女性が健康的に元気に生きることと密接に関係しているんです」

「粘液力=免疫力」と心得ること
つまり、免疫力が下がれば一気に老ける

「もっと言うと、膣周りから派生することって実にたくさんあります。膣周りと粘液力の重要性をわかって初めて、体の内側で起こる変化を的確に捉え、体の声を聞き取れるようになるんです」と先生。「膣周りが潤っているとは、粘液がしっかり出せる状態をさします。この“粘液力”は、粘液を出す力であり、そのまま“免疫力”とイコールと言えます。たとえば、目から出る涙や鼻水も粘液のひとつ。これらは、ウイルスなど異物が体内に侵入しないよう外に出す役割をもっています。健康的な膣の中は常に湿っていて、SEX時にはさらに粘液が出てくる。これは、膣から体内にかゆみやトラブルの原因となる菌が入り込まないよう、デーデルライン桿菌や乳酸菌といった善玉菌によって、膣のpH環境を守るためのもの。膣の乾きは抵抗力が落ちているサインでもあります」

「また、プレ更年期と呼ばれる35歳〜45歳ごろは、ふたつの女性ホルモンのうち、プロゲステロンの量がガクッと落ち始めることで、イライラしたり、肌の衰えを感じたり、体内では卵子が老化したりする時期。一方で、仕事や子育てなどで忙しさを極める人も多く、眠りが浅くなる、時間に追われるなど、ストレスが溜まりがち。そのストレスに対処するために、体内では肌や粘膜をつくるビタミンCやB群を使い切ってしまいます。そこに細胞そのものの衰えも加わり、体の潤い、ひいては膣周りの潤い力が下がるんです。膣周りの乾燥が、結果、膣とつながっている子宮にも影響を及ぼし、女性ホルモンのバランスを崩す遠因となり、一気に老化のスピードが加速します」

膣周りの潤いがあなたの未来を明るくする

森田先生は、膣周りに意識を向けてデリケートゾーンケアをすることは、他人に不快な思いをさせないという意味でエチケットであると同時に、女性が人生の後半を快適に乗り切っていくための第一歩だと断言します。

「プレ更年期を乗り切るためにも、粘液力を高めるための正しい洗い方と保湿法を。膣の乾燥や萎縮、ゆるみを防ぐと同時に、日ごろからストレスを溜めこまないよう心がけて。また、同時に粘液力をあげるために大切なのが幸福ホルモン。パートナーと肌を触れ合わせ、SEXで快感を感じることで分泌される幸福ホルモンは、老化のスピードをゆるめてくれますよ」

「また、気持ちや体の求めに正直になって、自分で触れることでも、好きなものを見つけることでもいいんです。“心地いい”を感じ取る機能や、ときめく感受性を刺激して、心身のスイッチをオンにすること。そうすれば、粘液力が高まるのはもちろん、イライラも減り、周りに優しくなれる効果も。膣周りを含めたデリケートゾーンを大切に扱うことは、排泄、妊娠・出産、プレ更年期、更年期、最終的に介護をされるときにまで繋がる、女性の人生設計においてとても大切なこと。こういった意識をもつことが、あなたの女性としての未来を変えてくれるはずです」

今回お話をお伺いしたのは、植物療法士の森田敦子先生

日本での植物療法の第一人者。客室乗務員時代、アレルギー性喘息を患い植物療法で回復したことから、退職し渡仏。仏の国立大学で植物薬理学を学ぶ。40代で第一子出産。現在は、介護の分野でも精力的に活躍。最新著書『潤うからだ』(ワニブックス)が話題に。

Domani 11月号「HAPPYエイジングは「デリケートゾーン」から」より
撮影/金野圭介 イラスト/ホンダ シンイチ レイアウト/山本知香子 文/いしずか久見子 構成/高橋知代(本誌)


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