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LIFESTYLE 家事

2025.06.29

ハイターとキッチンハイターの違いとは? 使い分けと注意点を解説|ワイドハイターやキッチン泡ハイターとの違いも紹介

ハイターとキッチンハイターは、それぞれ異なる用途に特化した漂白剤です。正しい使用方法を守ることで、洗濯や掃除がスムーズにできるでしょう。この記事では、「ハイターとキッチンハイター」の違いや、使い方と注意点を紹介します。

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Summary

  • 「ハイター」と「キッチンハイター」は、主成分は同じでも、用途や含まれる成分に違いがあります。
  • 「ハイター」は衣類用の漂白剤で、白無地の衣類に使用します。
  • 「キッチンハイター」は洗浄成分が加えられており、食器や調理器具の除菌・漂白に適しています。

「ハイターとキッチンハイターって何が違うの?」と気になったことはありませんか? 名前は似ていますが、「ハイター」は衣料用、「キッチンハイター」は台所用の漂白剤です。この記事では、それぞれの特徴や使用シーンの違いを、わかりやすく整理して紹介します。

「ハイター」と「キッチンハイター」の違いを整理

台所や洗濯、さまざまな場面で使われる漂白剤。名前が似ていると、どちらを選べばいいか迷うこともあるかもしれません。まずは、それぞれの特徴や違いを知っておくと安心です。

ハイターとキッチンハイターの成分の違いは?

どちらも主成分は「次亜塩素酸ナトリウム」の塩素系漂白剤です。ただし、キッチンハイターには洗浄成分が加えられています。そのため、漂白に加えて、キッチン関連の軽い汚れを落とす働きがあるのが特長です。塩素系漂白剤は、使用に関して注意が必要な商品です。用途に合わせた使用・注意をしないと、思わぬ危険を招く可能性があることも認識しておきましょう。

使える場所や対象が違う

ハイターは、白無地の衣類を対象とした塩素系漂白剤です。黄ばみや黒ずみを落とし、白く仕上げることを目的としています。除菌の効果もありますが、色柄物や一部の繊維には使えないため、事前に表示を確認して使うことをおすすめします。

ハイター

▲ハイター 小 容量600ml

一方、キッチンハイターは、台所用の塩素系漂白剤。ふきんやまな板の除菌・消臭のほか、食器やカップについた黒ずみや茶渋の漂白にも使えます。ほ乳びんや子ども用のマグカップなど、口に触れるものの除菌やウイルス除去にも使えるのが特長です。漂白なら約30分、除菌のみなら2分ほどで完了します。

キッチンハイター

▲キッチンハイター 小 容量600ml

目的や使う場所に合わせて、適した製品を選ぶことが大切ですね。

哺乳瓶を洗う

(c) Adobe Stock

注意点の違いにも注目

製品ごとに表示されている注意事項も異なります。ハイターは、白い衣類でも長時間つけ置くと変色する可能性があるとされています。一方、キッチンハイターには、生ゴミやお酢、アルコールとの混合によって有害なガスが発生して危険だという注意喚起が記載されています。

塩素系漂白剤は、漂白・除菌力が高い反面、使い方を誤ると思わぬ失敗や事故を招くことがありますので、注意表示をよく読んでから使うことが大切です。そのため、衣料用の「ハイター」と台所用の「キッチンハイター」には、それぞれの用途に応じた注意事項が表示されていますので、しっかり確認が必要です。

「ハイター」と「ワイドハイター」との違いは?

洗濯で使える衣料用の漂白剤には、「ハイター」と「ワイドハイター」があります。

洗濯機 ハイター イメージ

(c) Adobe Stock

塩素系漂白剤の「ハイター」は、次亜塩素酸ナトリウムが主成分です。漂白力が強いので、染料まで脱色してしまうことがあり、色柄物には使用できません。白い無地の衣類やタオルなどにだけ使用できます。また、強いアルカリ性なので、綿・麻・ポリエステル・アクリル以外の繊維には使用できません。生地を傷めるおそれがあります。

一方、酸素系漂白剤「ワイドハイター」の成分は過酸化水素や過炭酸ナトリウムです。染料を脱色しないので、白物にはもちろん色柄物にも使用することができます。

ワイドハイター

▲ワイドハイター EXパワー 本体 容量560ml

「キッチン泡ハイター」ってどんなアイテム?

キッチンで使える漂白剤「キッチン泡ハイター」。スプレータイプならではの手軽さや、使える場所の広さから注目されている製品です。ここでは、「キッチンハイター」との違いや、用途についてわかりやすく紹介します。

キッチン泡ハイター

▲キッチン泡ハイター ハンディスプレー 容量400ml

「キッチン泡ハイター」と「キッチンハイター」の違いとは?

どちらも塩素系漂白剤で、使える対象はほとんど同じ。ただし、大きく異なるのは使い方です。「キッチン泡ハイター」はスプレータイプなので、直接吹きかけて手軽に使えるのが特長です。漂白なら5分、除菌だけなら2分ほどで済むので、忙しいときにも扱いやすい製品だといえるでしょう。

一方、「キッチンハイター」は、つけおきタイプです。カップやふきんなど、まとめて処理したいときに向いています。

使いたい場面や手間に応じて、どちらを選ぶか考えるといいですね。

「キッチン泡ハイター」はどこに使える?

「キッチン泡ハイター」は、排水口や三角コーナー、まな板、シンクの周りなど、広い範囲に吹きかけて使えます。つけおくのが難しい場所や、さっと使いたい場面に向いています。泡が密着しやすく、垂れにくいのも特長といえますね。

最後に

  1. 「ハイター」は白無地の衣類専用で、色柄物には使用できません。
  2. 「キッチンハイター」は台所用で、ふきんやまな板の除菌・漂白に適しています。
  3. 衣料用には「ワイドハイター」、台所用には「キッチン泡ハイター」もあり、使用対象や使い方が異なります。

ハイターとキッチンハイターは、見た目や名前は似ていても、それぞれに適した役割を持っています。どちらを選ぶか迷ったときは、「使う場所」や「落としたいもの」に着目すると、自然と選びやすくなるかもしれません。身近な製品だからこそ、あらためて使い方を見直してみると安心です。

協力/花王株式会社(ハイターの商品一覧ページはこちらから)
TOP画像/(c) Adobe Stock

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Domani編集部

Domaniは1997年に小学館から創刊された30代・40代キャリア女性に向けたファッション雑誌。タイトルはイタリア語で「明日」を意味し、同じくイタリア語で「今日」を表す姉妹誌『Oggi』とともに働く女性を応援するコンテンツを発信している。現在 Domaniはデジタルメディアに特化し、「働くママ」に向けた「明日」も楽しむライフスタイルをWEBサイトとSNSで展開。働く自分、家族と過ごす自分、その境目がないほどに忙しい毎日を送るワーキングマザーたちが、効率良くおしゃれも美容も仕事も楽しみ、子供との時間をハッピーに過ごすための多様な情報を、発信力のある個性豊かな人気ママモデルや読者モデル、ファッションのみならずライフスタイルやビジネス・デジタルスキルにも関心が高いエディターたちを通して発信中。
https://domani.shogakukan.co.jp/

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