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LIFESTYLE 挨拶・マナー

2023.07.20

8月の挨拶文には体調を気遣う言葉を入れよう!上・中・下旬ごとの表現や例文を解説

 

8月は夏の暑い盛りではあるものの、暦の上では秋にあたる場合もあり、タイミングに合わせた挨拶文にすることが大切です。また、挨拶文には体調を気遣う文言を入れるといいでしょう。今回は、8月上旬〜下旬それぞれにふさわしい挨拶文について、例文を交えてご紹介します。

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8月の挨拶文を書く際のポイント

暦の上では8月上旬は夏ですが、中旬・下旬は秋になるため、8月の挨拶文は時期によって変わる点に注意が必要です。また、中旬以降は暦の上では秋とはいえ、まだまだ暑さが厳しい季節です。形式に沿っているだけでなく、実際の季節を感じられるような挨拶文になるよう工夫しましょう。

ここでは、8月の挨拶文を書くうえでのポイントを2つご紹介します。ご紹介した2つのポイントを参考に、季節感の溢れる挨拶文を送りましょう。

切ってお皿に盛られたスイカ

同じ8月でも上~下旬で適切な挨拶文が異なる

8月は、時期によって適切な挨拶文が異なります。8月1日から6日までは夏の挨拶文、7日以降は秋の挨拶文がふさわしいでしょう。8月と言えばまだ暑さが厳しい季節ですが、立秋の8月7日頃から立冬の前日である11月6日頃までは暦の上では「秋」です。つまり8月は初旬を除き、ほとんどの期間を秋として扱わなければなりません。また7日以降でも、立秋の期間である7日から22日までと、処暑に入る23日以降では適切な挨拶文が違います。同じ8月の中でも、暦の上では季節が3つあると覚えておきましょう。

暑さが残る季節のため体調を気遣う言葉を入れると良い

8月の大半は暦の上では秋となりますが、暑い盛りです。暑さで体調を崩していないかなど気遣う言葉を入れると、挨拶文から優しさが感じられて、受け取り手もあたたかな気持ちになるでしょう。かしこまった挨拶文であっても、形式にとらわれすぎず、心遣いを忘れないことが重要です。

8月上旬に適切な挨拶文!書き出しと結びの例文をご紹介

8月6日頃までの期間は、暦の上でも夏です。挨拶文は夏の季節を感じられるような内容が良いでしょう。8月7日頃で季節が切り替わるため、ハガキや手紙を郵送で送る場合には要注意です。相手の手元に届く時期に合わせて、挨拶文を使い分けるようにしましょう。

ここでは、8月上旬にふさわしい挨拶文について、ビジネスで使えるフォーマルなものから親しい友人間で使えるカジュアルなものまでご紹介します。

青空と木漏れ日

ビジネスなどフォーマルな文書での書き出し

8月6日までに相手に届く手紙やハガキ、メールを送るなら、時候の挨拶の書き出しは以下の3つが適しています。

・盛夏の候
・盛暑の候
・大暑の候

どれも夏の暑い盛りという意味で、立秋の前日まで使用できます。「〜の候」は「〜の折」「〜のみぎり」と言い換えて使うこともできます。時候の挨拶の前には、へりくだって申し上げるという意味の「拝啓」を忘れずに入れましょう。

例文

・盛夏の候、貴社におかれましては益々御清祥のこととお慶び申し上げます。
・大暑の折、貴社におかれましてはますますご清栄の段、心よりお慶び申し上げます。

 

堅苦しくない文書での丁寧な書き出し

PTAの会報やおたよりなどでは、フォーマルな時候の挨拶よりもやや話し言葉に近い挨拶文が適しています。しかし、季節感が感じられるような言葉を組み込むのは、フォーマルな挨拶文と同じです。

例文

・立秋を前に、まだまだ暑さ厳しい毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか。
・8月に入り、ひときわ厳しい日差しが照りつけておりますが、皆様変わらずお健やかにお過ごしのことと存じます。

 

親しい友人に宛てる場合の書き出し

親しい友人などに向けて書く挨拶文は、フォーマルなものだと距離感を感じてしまう場合があります。そのため、失礼のない程度にくだけた挨拶文のほうが親しみを感じ、よりぬくもりを感じる手紙やメールとなるでしょう。

例文

・毎日暑いですが、暑気あたりなどしていませんか。
・スイカが美味しい季節になりましたね

 

結びの言葉

結びの言葉は、健康や繁栄を祈る言葉に締めくくりの言葉をつけるのが一般的です。また、書き出しと言葉が重複しないように注意します。書き出しに「拝啓」を入れた場合には、文末にはつつしんで申し上げるという意味の「敬具」も忘れずに書きましょう。

例文

・皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。まずは書中にてお知らせいたします。
・まだまだ暑い日が続きますが、くれぐれもご自愛くださいませ。まずは書中にてお知らせいたします。
・時節柄、ご自愛のほどお祈り申し上げます。まずは略儀ながら書中にてお知らせいたします。

 

8月中旬に適切な挨拶文!書き出しと結びの例文をご紹介

立秋の8月7日頃から処暑である22日頃までは、暦の上では「秋に入ったばかりで暑さが少し残っている」という季節にあたりますが、実際には厳しい暑さが続いている頃です。時候の挨拶文と実際の気候のズレを感じさせない表現を使うようにしましょう。

ここでもフォーマルな書き出しからカジュアルなものまで、3パターンをご紹介します。

朝顔柄のイメージ

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