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2021.06.26

9月の時候の挨拶とは?ビジネスシーンやカジュアルな場で使える表現をご紹介

「時候の挨拶」は、手紙や挨拶状で最初に書く“季節を表す言葉を用いた文章”です。今回は、ビジネスシーンやプライベートでも使える9月の時候の挨拶を例文と一緒にご紹介します。

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【目次】
時候の挨拶とは?
9月の時候の挨拶・例⽂をチェック
9月の時候の挨拶・ビジネスで使える「漢語調」の慣用句
9月の時候の挨拶・ビジネスで使える「口語調」の慣用句
9月の時候の挨拶・お礼状で使える例文は?
最後に

時候の挨拶とは?

時候の挨拶とは、手紙や案内状で本題に入る前に書く、季節を表す言葉を用いた挨拶文のことです。

9月 事項の挨拶

(C)Shutterstock.com

日本には四季の他に、二十四節気(にじゅうしせっき)という、旧暦に基づき一年を二十四分割した季節が存在します。よく耳にするものでは、「春分」「秋分」「夏至」「冬至」などが、その一部です。

時候の挨拶は、中国で誕生したこの二十四節気に基づいて使い分けられるのが一般的で、体感的な季節感とは少し異なりますので注意が必要です。

二十四節気では、9月7日頃を「白露(はくろ)」、9月23日頃を「秋分(しゅうぶん)」といい、これらは9月の時候の挨拶ではよく使われる言葉です。

また、8月下旬から続く「処暑(しょしょ)」も、「白露」の前までに使える言葉なので、一緒に覚えておくといいでしょう。

9月の時候の挨拶・例⽂をチェック

時候の挨拶には「漢語調」と「口語調」の2つがあります。

漢語調」というのは、企業の挨拶文によく使われるもので、「清明の候」、「大暑の候」というようなものがそれにあたります。かしこまった、儀礼的な文書で用いられる時候の挨拶です。

口語調」というのは、「秋晴が心地よい今日この頃、いかがお過ごしでしょうか」というように、親しい間柄でカジュアルに使われる時候の挨拶です。

時候の挨拶は、相手や用途によって、「漢語調」と「口語調」を使い分けるといいでしょう。

9月の時候の挨拶・ビジネスで使える「漢語調」の慣用句

以下に、ビジネスで使える「漢語調」の9月の時候の挨拶をご紹介します。

1:「涼風の候」

涼風の候」は、9月上旬に使える時候の挨拶です。9月上旬と言えばまだまだ真夏の暑さですが、暦の上ではもう秋です。時候の挨拶も秋の訪れを感じさせるものが相応しいでしょう。

2:「白露の候」

「白露」も二十四節気のうちの一つ。「白露の候」は、9月7日頃から9月23日の「秋分」の前まで使える時候の挨拶です。

3:「秋冷の候」

秋冷の候」は、9月下旬から10月中旬頃まで使える時候の挨拶です。

9月の時候の挨拶・ビジネスで使える「口語調」の慣用句

「口語調」の時候の挨拶も、カジュアルになりすぎなければ、ビジネスで使っても問題ありません。例えばお世話になった取引先に、担当変更や異動の挨拶の手紙を出す場合には、「口語調」を使うといいでしょう。親しくしていた相手に、かしこまった「漢語調」では、距離を作ってしまうかもしれません。そういった場合は、親しみを込めて「口語調」を使うと効果的です。

1:「9月とはいえ残暑厳しく、本格的な秋の訪れが待たれる毎日でございます」

日中はまだまだ厳しい暑さが残る9月上旬は、「残暑」という言葉を使うことができます。時候の挨拶では、秋の訪れを心待ちにする内容もいいでしょう。

2:「ようやくしのぎやすい季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか」

9月中旬にはもう「残暑」という言葉は使いません。本格的に秋を意識した挨拶を使う季節です。「暑さ寒さも彼岸までと言いますが~」というフレーズも、この時期によく使われる挨拶です。秋の彼岸は、9月20日から26日頃を指します。

3:「暦の上では秋分も過ぎましたが、お変わりなくお過ごしでしょうか」

9月23日頃の「秋分」を過ぎてから使える時候の挨拶。挨拶文で「秋分」を使えるのは10月初旬までです。

9月の時候の挨拶・お礼状で使える例文は?

以下で、9月に出す案内状や礼状で使える例文をご紹介しておきます。時候の挨拶で始まり、本題があって、最後に結びの言葉で締めくくるのが一般的です。

9月 事項の挨拶

(C)Shutterstock.com

例)「拝啓 秋晴の候 貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます
 平素は格別のご厚情を賜り深く御礼申し上げます

 <本題>
 今後とも一層のご高配ならびにご支援賜りますようお願い申し上げます。
 まずは略儀ながら書中にてご挨拶まで申し上げます。
                                敬具」

例)「拝啓 すっきりしない雨の日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。

 <本題>
 秋雨の季節、体調を崩されませんようご自愛ください。
                                 敬具」

最後に

二十四節気は中国の黄河流域の気候が元となっているので、そもそも日本の季節感とは異なります。いくら暑くても、暦の上では9月はもう秋。寒さの厳しい2月初旬も暦の上では「立春」で、春ということになります。このため、「挨拶文は季節を先取り」と覚えておくといいでしょう。

トップ画像・アイキャッチ/(C)Shutterstock.com

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