他言無用は他人に話してはいけないという意味。目上の人に使用する際の注意点も解説

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2021.11.11

【他言無用】って目上の人に使ってもいい言葉?言い換え表現や対義語もチェックしよう

他言無用とは、ある情報を他人に話していけないという意味を持つ言葉です。秘密事項や個人情報など、周囲に知られてほしくない話題があるときに使用します。この記事では、他言無用の使い方や類語などをご紹介します。目上の人に使用できる丁寧な表現も併せてチェックしましょう。

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他言無用の意味と使い方

他言無用とは、内緒話を他人に話してはいけないという意味の言葉です。会話だけではなく、メールでも使用できるため、秘密にしてほしい場合は一言添えるといいでしょう。

他言無用

ただし他言無用はそれだけで使うと丁寧さに欠けるため、目上の人には使用しません。特にビジネスシーンにおいては使い方に注意が必要です。ここでは、他言無用の意味や使い方をご紹介します。

「他言無用」は「他人に話してはいけない」という意味

他言無用は「たごんむよう」と読み、内緒話を他人に話してはいけないという意味です。他言には「内緒話を他人にする」、無用には「してはいけない」という意味があります。

他言無用は「他の人には誰にも話さないでほしい」とお願いするときにも使用できます。その際は話の最後に「他言無用でお願いします」と付け加えるのがおすすめです。会話のときだけではなく、メールにも使用できます。

「他言無用」は目上の人には使用しない

他言無用は上から目線の表現として捉えられてしまうこともあるため、目上の人には使用しません。特にビジネスシーンでは注意しましょう。

目上の人に内緒話を他人にしないようにお願いするときは、敬語表現を併せて使用すると丁寧な印象を与えられます。ビジネスシーンや目上の人と話すときに失礼なく使えるように、あらかじめ表現の仕方を確認しておくことが大切です。

例文で見る他言無用の丁寧な表現

他言無用は2つ以上の異なる意味を持った言葉が組み合わさってできた慣用句であるため、敬語に言い換える必要はありません。そのため目上の人に使用する際は、「他言無用でお願いします」でも問題はないでしょう。

他言無用

ただし他言無用という言葉だけで用いると丁寧な印象を与えられないため、以下のような表現方法を用いるケースもあります。

・他言無用にしていただきますようお願いいたします
・御他言は無用に願います
・御他言はお慎みくださるようお願い申し上げます
・御他言はお控えいただけますようお願いします
・御内密にお願いします

もっともよく使用される表現は、「御」を付ける方法です。お願いしますの部分も、「お願い申し上げます」「お願いいたします」などと表現すると、より丁寧な印象を与えられます。

また他言無用を使わず、「御内密に」と表現する方法でも問題ないでしょう。使う相手に合わせて、表現の仕方を変えるのがおすすめです。

また、お願いしますの代わりによろしくお願いしますを用いることは避けましょう。よろしくお願いしますには、状況を良い方向へ転換するという意味が込められているため、他言無用と併せて使うのは不適切です。

他言無用の類語2つ

他言無用の主な類語は、「口外無用」と「ここだけの話」の2種類です。口外無用には秘密を漏らしてはいけないという意味があり、他言無用と同じように使用できます。

他言無用

親しい間柄の人には、ここだけの話といったニュアンスで伝えるのもよいでしょう。相手との関係性によって使い分けるのがおすすめです。ここでは、他言無用の類語をご紹介します。

1.秘密を漏らしてはいけないという意味を持つ「口外無用」

口外無用は、内緒の情報を他人に話したり漏らしたりしてはいけないという意味の言葉です。口外には「他人に話すこと」「秘密を漏らすこと」という意味があります。

【例文】
・ここで見たり聞いたりしたことは、口外無用でお願いします
・こちらの案件について、口外無用であることは承知しています
・祖母の家にあった盆栽を割ってしまったことは、口外無用です

2.親しい間柄の相手に使う「ここだけの話」

家族や親族、友人など親しい間柄の相手に話す場合は、他言無用ではなく「ここだけの話」と柔らかいニュアンスの表現を使うこともできます。例えば「ここだけの話なんだけど」と、一言添えるだけでもよいでしょう。

他にも「内緒にしてね」「ここだけの秘密」「黙っててほしい」といった表現も、他言無用の類語にあたります。親しい間柄だからこそ使用できる表現といえるでしょう。

他言無用の対義語2つ

他言無用の主な対義語は、赤裸々と公然です。赤裸々には包み隠さないという意味があります。他言無用は内緒話を隠したいときに使うため、正反対の意味を持つ言葉といえるでしょう。

他言無用

一方、公然とは世間に知れ渡っている状態を表した言葉です。すでに周囲が情報を知っている状態を指すため、他言無用とは反対の意味を持ちます。ここでは、他言無用の対義語をご紹介しましょう。

1.包み隠さないという意味の「赤裸々」

赤裸々の意味は以下のとおりです。

【赤裸々(せきらら)】
「赤裸」を強めていう語

ちなみに赤裸は、以下の意味を持つ言葉です。

【赤裸(あかはだか)】
1.完全に裸であること。まるはだか。すっぱだか。全裸。
2.家財を取られるなどして、何もない状態。「借財の支払いで―になる」

(引用〈小学館 デジタル大辞泉〉より)

赤裸々とは「包み隠さない」「何もない」という意味です。他言無用のように隠してほしいときに使用するのではなく、包み隠さず話してほしいときや心をすべてさらけ出すときに使用します。

【例文】
・彼女の告白は赤裸々すぎて衝撃でした
・私は身の潔白を証明するために、すべての出来事を赤裸々に話しました
・若い少年や少女が赤裸々に語り合う姿に感動しました

2.世に知れ渡っているという意味の「公然」

公然の意味は以下のとおりです。

【公然(こうぜん)】
1.世間一般に知れ渡っているさま。また、他人に隠さずおおっぴらにするさま。「―と酒を飲む」「―たる事実」
2.不特定または多数の人が知ることのできる状態にあるさま。法律上でいう。
3.隠しだてをせずに、おおっぴらに行動するさま。
「陪審に及ばずとて、―この案を決して」

(引用〈小学舘 デジタル大辞泉〉より)

公然は世に知れ渡っている状態を表しており、他言無用とは正反対の意味の言葉です。つまり公然は秘密の状態ではなくなり、皆が知っている様子を示しています。

【例文】
・その情報はすでに公然たる事実とされています
・私の上司と彼女の関係は公然の秘密でした
・去年私は離婚したため、彼と公然の付き合いを開始しました

他言無用の意味を正しく知ろう

他言無用は、内緒話を他人に話してはいけないという意味の言葉です。周囲の人には知られたくない話題を相手に伝えるときに使用します。ただし他言無用を単独で使うのは丁寧さに欠けるため、目上の人に使う場合は表現方法に注意しましょう。

他言無用

反対に家族や友人などの親しい間柄であれば他言無用ではなく、「ここだけの話にしてね」と柔らかいニュアンスで表現できます。話す相手によって正しく使い分けることが大切です。

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