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2021.11.17

「豪放磊落」ってなんと読む?【いまさら聞けない四字熟語】

四字熟語にある「豪放磊落」とはどんな意味で使われるのでしょうか?また、「豪放磊落な人」とはどんな人物を指すのか、類語、例文、対義語などを合わせてご紹介します。

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「豪放磊落」の意味や読み⽅とは? 

「豪放磊落」という四字熟語を知っていますか? 「磊」が日常では使わない漢字ですので、見慣れないかもしれません。読みを聞くと、なんとなく聞いたことがあるという人も多いと思います。読み方と意味、語源を確認していきましょう。

豪放磊落

読み⽅と意味

「豪放磊落」は、「ごうほうらいらく」と読みます。意味は「広い心や度量があって、細かいことは気にしない」という意味です。「太っ腹」「豪快」「豪胆」などといった語彙に、意味が近い言葉です。文字からも音からも勢いを感じる四字熟語ですよね。「太っ腹で、快活」なイメージが文字からも感じる言葉です。

語源

語源の「豪放」の意味は「肝が据わり、度胸があり、些細なことにこだわらない」、そして「磊落」の意味は「度量が広く、朗らかで、小さいことは気にしない」。「豪放磊落」は、似た意味を持つ2語を合わせた言葉となっています。

特に「磊落」は、文字を額面通り受けて「石がたくさん落ちている所」という誤解はしないようにしましょう。「多くの石がある広大な所」というニュアンスです。似た言葉を重ねることで、言葉の意味が強調されるので、いかに「心は広く、小さなことを気にしない」のかが窺えますね。

豪放磊落

「豪放磊落な人」とはどんな人? 

「豪放磊落」は基本的に、性格や人格、気性、行動、態度、そしてその人の考え方に対して、基本的には誉め言葉として使う四字熟語です。「度量が広い」「心が広く豊か」「快活で明朗」といった意味がありますので、人柄を褒める時に使えますね。

ただし、「細かいことにこだわらない」部分は、時と場合によっては皮肉になることも。細心の注意を払うべき仕事が苦手な人、得意ではない人に「豪放磊落」という表現を使うと、皮肉になります。時と場合によって使い分けましょう。

使い⽅を例⽂でチェック

それでは、使い方を例文で確認していきましょう。

豪放磊落

1:「彼の豪放磊落な性格は、周囲を和ませる」

「豪放磊落」は、性格や人柄などについて表現するのに使用する四字熟語なので、必ず人物が主語となります。やはり、快活で太っ腹な性格の人が近くにいると、和みますし、安心感もありますよね。そんな性格を表現するのに用います。

2:「彼女は豪放磊落な人柄なので、失敗を気にせず笑い飛ばしてくれる」

こちらの例文のような状況を「豪放磊落に笑い飛ばす」とも言います。漫画やアニメでも「まぁ、そんな気にするな! あはははは」といった具合に、笑い飛ばしている登場人物を見かけますよね。そういったシチュエーションに使える言葉です。

3:「父は豪放磊落な人なので、こういった細かいことを気にしない」

この例文は、誉め言葉にも取れますが、皮肉なニュアンスにも受け取れますね。もし、「小さなことにも細心の注意を払って欲しい」のに、「豪放磊落」な性格だからできない、という意味で使用すると、嫌味になるので気をつけましょう。逆に、嫌味や皮肉で使うことも可能ということになります。

類語や⾔い換え表現にはどのようなものがある?

さて、類語や言い換え表現にどのような言葉があるか、確認していきましょう。

豪放磊落

1:「磊磊落落」

「磊磊落落」は、「らいらいらくらく」と読みます。「豪放磊落」の「磊落」の1文字ずつを2回重ねている表現です。有名なボーカロイドの曲の歌詞に使われているので、聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

「豪放磊落」と同様「心が広く、些細なことにこだわらない」という意味です。同じ意味の言葉を重ねている「豪放磊落」に似ており、同じ言葉を2回重ねて表現することで、ニュアンスを強調している言葉になりますね。

2:「天空海闊」

「天空海闊」も、「心が広く、何のわだかまりもない」という意味で、「てんくうかいかつ」と読みます。海は広々と広がり、空もどこまでも青く広がっていることを、人の心に例えて使われています。

「海闊天空」と前後の熟語を入れ替えた言葉もネット上では見かけますが、辞書には「天空海闊」しか掲載されていません。元々は「海(うみ)闊(ひろ)くして魚(うお)の踊るに任す、天(てん)空(むな)しく鳥の飛ぶに任す」から生まれた四字熟語なので、この順番と混同されているのかもしれません。

「豪放磊落」に近い表現ですが、豪快さというよりは、心の広さの方が、強調されている語彙となります。

3:「大胆不敵」

「大胆不敵」は、よく耳にする言葉ではないでしょうか。「だいたんふてき」と読み、文学作品をはじめ、マンガや歌などにも出てくるので、意味はなんとなく知っている方も多いのでは。意味は「恐れを知らない、度胸がある」。

思い切りが良く、豪胆で、敵を敵とは思わないような行動や態度を取る人に使われます。「大胆不敵」は、意味は「豪放磊落」に近いですが、より度胸や恐れを知らない部分にフォーカスされていると言えるでしょう。

豪放磊落

対義語にはどのようなものがある? 

「豪放磊落」の対義語はどのようなものがあるのでしょうか。一番対極にある四字熟語は、おそらく「小心翼々」でしょう。「翼々小心」と書くこともあり、「気が小さくて、臆病な様子」を指します。四字熟語でなければ、「繊細」や「神経質」といった単語が当てはまります。

「繊細」は「感覚や感情が過敏で、感じやすい」こと。また、「神経質」は「些細なことまで、気に病む」ということになり、どちらも人の性分や性格などに対して使います。どの言葉も「豪放磊落」とは真逆ですね。

最後に

「豪放磊落」について解説してきました。類語や対義語を知ることで、場面によって使い分けができるようになるのでは? なかなか使うタイミングは少ないかもしれませんが、覚えておくと、いざという時に使えるかもしれません。むしろ、積極的に使ってみましょう。

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