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2023.02.20

「感謝申し上げます」は目上の人に使ってOK?正しい意味と使い方を解説!

ビジネスシーンなどで感謝の気持ちを伝えたい時、「感謝申し上げます」というセリフをさらりと使えたらかっこいいですよね。 今回はそんな「感謝申し上げます」の正しい意味から使い方までを解説します。

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「感謝申し上げます」の意味や使うときの注意点とは?

まずは「感謝申し上げます」をさらりと使うために、言葉の意味や敬語のポイントを解説します。さらに、使うときの注意点をご説明します。

感謝申し上げます

(C)Shutterstock.com

■意味

「感謝申し上げます」は、文字通り感謝の気持ちを述べるときに使う表現です。では言葉の意味を「感謝」と「申し上げます」に分けて、みていきましょう。

「感謝」は「ありがたいと思う気持ちを表すこと」。「申し上げます」は、「言う」の謙譲語「申し上げる」に、丁寧語の「ます」を付けたものです。よって「感謝申し上げます」は、正しい敬語表現と言えます。社内外問わず、目上の人に感謝の気持ちを表したいときに、堂々と使ってください。

■ビジネス等で使う時の注意点

ただし、「感謝申し上げます」の使い方にはいくつか注意点があります。

「感謝申し上げます」を使う際の注意点
  1. 二重表現に注意
  2. 「誠に感謝申し上げます」は誤った表現

二重表現に注意

「感謝申し上げます。ありがとうございました」と言う表現。感謝を大いに表したい気持ちはわかりますが、この表現は二重表現。例えば「頭痛が痛い」という表現のように、同じ意味の言葉を続けて使用することは不適切です。相手に違和感を感じさせる可能性もあるので、ご注意下さい。

「誠に感謝申し上げます」は誤った表現

「誠に」は「本当に」という意味で使い、「ありがたい」「申し訳ない」などの形容詞や形容動詞を修飾する言葉です。動詞である「感謝申し上げます」に対して「誠に」を使うのは、誤った表現ですので注意してください。

「誠に」を使う際は、「誠にありがとうございます」と表現しましょう。

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使い方を例文でチェック

前述のとおり「感謝申し上げます」は、社内外に使うことができる敬語表現です。では、具体的に「感謝申し上げます」を、どのように使うのか、例文でチェックしていきましょう。

感謝申し上げます

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「格別なご配慮をいただき、心より感謝申し上げます」

「感謝申し上げます」に「心より」を付けることで、「本当に感謝しております」という気持ちを強く表現します。また「心より~」は「心から~」に置き換えが可能。「心から」よりも改まった表現の「心より」は、主に書き言葉として用いられます。丁寧に書く必要のあるメールや文書には「心より~」、スピーチなどの口頭表現には「心から~」と、使い分けられると良いですね。

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