仕事ができる人は「ご配慮」をさらりと使う! 意味や使い方、類語を解説 | Domani

Domani

働く40代は、明日も楽しい!

 

LIFESTYLE働く

2021.03.10

仕事ができる人は「ご配慮」をさらりと使う! 意味や使い方、類語を解説

普段からビジネスシーンでよく使用する「ご配慮いただき」というフレーズですが、正しく使えているでしょうか? 今回は、意味や使い方から類語までを詳しく解説します。

Tags:

【目次】
「ご配慮」の意味や読み方とは?
使い方を例文でチェック
類語にはどのようなものがある?
英語表現は?
最後に

「ご配慮」の意味や読み方とは?

「ご配慮」の意味や読み方を確認した上で、さらに「ご配慮」の字が持つ意味を含めて、詳しくご説明していきます。

ご配慮

(C)Shutterstock.com

意味と読み方

ご配慮」は「ごはいりょ」と読みます。「心を配る」「心遣い」といった意味の「配慮」に接頭語の「ご」をつけて、相手からの「配慮」を敬った敬語表現です。

「配慮」の字を分けて解説すると、「配慮」の「慮」という字は「おもんぱかる」「考えをめぐらせる」といった意味を持ち、「くばる」という「配」を合わせて、「相手を慮(おもんばか)った気持ちを、行き渡らせる」といった意味になります。

ビジネス等で使う時の注意点

「ご配慮いただきありがとうございます」のように「ご配慮」は、目上の人の配慮に対してお礼をするときに使う敬語表現です。また目上の人や上司、取り引き先の人に「配慮」をお願いする場合は、「ご配慮ください」というと、命令のようなニュアンスが強くなるため「ご配慮いただきますようお願いいたします」といった、希望を表す「~よう」をつけると丁寧にお願いする気持ちが伝わります。

尚、「ご配慮」は目上の人に対して使う敬語表現ですので、自分が行ったことに対しては「私の配慮が足りずに、申し訳ありませんでした」というように「ご配慮」の「ご」をとって「配慮」と使い分けましょう。

使い方を例文でチェック

ビジネスシーンにおいて、「ご配慮」は主にお礼や感謝を表現するときの他に、お願いやお詫びの言葉としても使うことができます。その使い方を例文とともにご紹介します。

ご配慮

(C)Shutterstock.com

1:「〇〇様からのご配慮痛み入ります」

取引先や目上の相手からの配慮に対して感謝の気持ちを表す言葉で、「痛み入ります」を使うことによって、「恐縮しています」といったニュアンスと共に、より強い感謝を表現することができます。

また「痛み入ります」は、かっちりとした印象を与える表現なので、フォーマルなシーンで目上の人に対して使う言葉と言えます。

2:「この度は私どもの不手際にもかかわらず、寛大なご配慮を賜り誠にありがとうございます」

「ご配慮」に、「心がひろい、むやみに人を責めない」という意味の「寛大」をつける事によって、「より優しい心遣い」というニュアンスを表現することでがきます。

例えば、「寛大なご配慮に感謝いたします」といったように、自分がミスをしたにもかかわらず、相手が許してくれたり、対処してもらった時に、感謝の気持ちを表す言葉として使うことができますね。

3:「コロナ禍につき、ソーシャルディスタンスについてご配慮いただければ幸いです」

ご配慮いただければ幸いです」は、相手にこちら側の気持ちや、事情を察して欲しい時に使う表現です。例えばビジネスシーンにおいて、どうしても承諾できないことや話せないことはありますよね。そんな時に「できません」「話せません」と言うと、相手を突っぱねるような言い方に、聞こえてしまいます。

そういう場合は、「できない」や「話せない」などの直接的な表現を避けて「~れば幸いです」と表現することで「こちらの事情をご理解いただけると、ありがたいです」といった、ニュアンスが入り、柔らかく伝わるでしょう。

類語にはどのようなものがある?

相手からの心遣いを表現する言葉は、「ご配慮」だけではありません。続いて「ご配慮」の言い換え表現をご紹介していきます。

ご配慮

(C)Shutterstock.com

1:「お気遣い」(おきづかい)

「気遣い」の丁寧表現で、相手が気を使ってしてくれた事に対して敬意を表す言葉です。ビジネスシーンでは「お気遣いありがとうございます」などと、お礼を述べるときや、「お気遣いなさらないようお願いします」といったように、相手の負担を減らしたいときに使う言葉です。

2:「ご厚情」(ごこうじょう)

厚い情け」や「心からの思いやり」に接頭語の「ご」をつけて、目上の人からの厚い情けや思いやりを意味します。また「ご厚情」は、かっちりとした印象の表現なので、基本的に日常生活で使うことはありません。

「日頃より並々ならぬご厚情を賜り、心より感謝申し上げます」というように、ビジネスシーンでもより改まった場面で使うことが多い表現になります。

3:「お心配り」(おこころくばり)

相手からの「細やかな配慮」「気遣い」を意味する言葉で、「お心配りいただきありがとうございます」というように、相手からの心配りに対してお礼を述べる時に使う表現です。

しかし、目上の人や取り引き先の相手に、何かしらの気遣いをお願いする時は「心配り」を使わずに、「ご配慮いただけますようお願い申し上げます」というように「配慮」を使いましょう。

英語表現は?

ご配慮

(C)Shutterstock.com

「ご配慮」を英語で表すと「関心」や「心配」といった意味の「concern」「consideration」が多く使われます。

今回はビジネスでも使える「concern」「consideration」を使った「ご配慮いただきありがとうございます」など、感謝の気持ちを表現する言い方をご紹介しましょう。

・Thank you for your concern. 「お気遣いありがとうございます」

・I appreciate your consideration. 「あなたのご配慮に心から感謝します」

・I am grateful to have your consideration. 「あなたにご配慮いただいたことを感謝します」

Thank you for〜」より「I appreciate 〜」のほうが、より感謝の気持ちを伝える表現ですので、伝えたい気持ちの強さによって使い分けてみてください。

最後に

いかがでしたでしょうか。相手からの配慮にお礼を述べたいとき、相手からの配慮を丁寧にお願いしたいときに役に立つ、「ご配慮」という言葉の意味や使い方をご説明しました。

理解した上で使うと、より自然に「ご配慮」という言葉を使いこなせるのではないでしょうか。是非、ビジネスシーンでお役立てください。

トップ画像・アイキャッチ/(C)Shutterstock.com

こちらの記事もたくさん読まれています

「拝見させていただく」は誤り!? 正しい使い方を例文でご紹介
こっそり学び直したい!「送らせていただきます」の正しい使い方や言い換え表現とは?

Domaniオンラインサロンへのご入会はこちら

Read Moreおすすめの関連記事