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2024.04.24

「ご助力」とは?意味や正しい使い方、類語表現を紹介

ビジネスシーンで度々登場する「ご助力」というフレーズ。今回は、このフレーズの正しい意味や使い方、類語表現をご紹介します。

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「ご助力」の意味とは?

まずは「ご助力」の意味をご説明した上で、「ご助力」と似た意味を持つ「ご尽力」という言葉があります。その「ご尽力」と「ご助力」の違いを解説いたします。

意味と読み方

ご助力」「ごじょりょく」と読みます。「他の人の進めている仕事や活動などに力を貸すこと」「手助け」という意味の「助力」に、丁寧な「」をつけて、相手の手助けや力添えを敬って言う表現です。

よって、目上の人や上司、取り引き先の相手に対して使う敬語表現となります。

お辞儀

(c)AdobeStock

「ご助力」と「ご尽力」の違い

ご助力」は「力を貸すこと」「手助け」を表現する言葉。「ご尽力」は「力を尽くす」という意味の言葉です。一見、意味が似ている2つの言葉ですが、使い方に大きな違いがあるのをご存知でしょうか?

ご助力」は協力や支援をお願いしたり、受けた協力や支援に対してのお礼に使う表現です。一方で「力を尽くす」という意味の敬語表現である「ご尽力」は、「ご尽力くださり、ありがとうございます」というように、主に受けた協力や支援に対してのお礼に使われる表現です。

こちらから協力や支援をお願いする場面に使う表現として、「ご尽力」は相応しくないのでご注意ください。

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使い方を例文でチェック

「ご助力」を使うシーンは、主に2つの場面に分けられます。1つは、受けた協力や支援に対してお礼を伝えるとき、もう1つは協力や支援を願い出るときです。では「ご助力」の使い方を、例文を使ってご説明します。

「ご助力いただき、ありがとうございます」

ご助力」は「もらう」の謙譲語である「いただく」をつけて表現することによって、目上の人や取り引き先の相手から受けた、協力や支援に対してお礼を述べるときに使う表現です。

「ご助力のほど、よろしくお願い申し上げます」

目上の人や、取り引き先の相手に協力や支援をお願いする場面で使う表現です。「ご助力お願いします」と言うと、相手に手助けを要求するニュアンスが強く聞こえてしまいますよね。

そんな時は「ご助力のほどよろしくお願いします」といった、直接的な表現を避ける「~のほど」をつけることによって、言い回しが柔らかく丁寧な表現となります。「要求」ではなく、「お願い」するニュアンスを強くしたい時に「~のほど」を使うと良いですね。

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