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2021.08.07

〝ご了承いただきありがとうございます〟の正しい使い方は!? 使用する際の注意点や類語をご紹介

〝ご了承いただきありがとうございます〟といえば、ビジネスの場やフォーマルな場面で使用することが多い言葉ですよね。ただ、時と場合によっては言い方を変えることも大切です。今回は「ご了承いただきありがとうございます」の意味や使い方、類語などをご紹介します。

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【目次】
「ご了承いただきありがとうございます」の意味や読み⽅とは?
使い⽅を例⽂でチェック
類語や⾔い換え表現にはどのようなものがある?
注意点は?
英語表現は?
最後に

「ご了承いただきありがとうございます」の意味や読み⽅とは?

「ご了承いただきありがとうございます」の使い方や注意点をくわしく見ていきましょう。ビジネスシーンにふさわしい使い方はどんな点に気をつける必要があるでしょうか。まずは、読み方・意味について確認していきます。

ご了承いただきありがとうございます

読み⽅

「了承」は「りょうしょう」と読みます。

意味

「了承」の「了」は「よくわかる」、「承」は「相手の意向を受け入れる」こと。ですから、「ご」をつけた「ご了承」は、「事情をくんで納得すること」を意味する尊敬語です。

「いただく」は「してもらう」の謙譲語。さらに、お礼の気持ちを表す「ありがとうございます」がつきます。自分の提案を目上の人に受け入れてもらったことに対して、感謝を伝える場面で使います。

「ご了承いただきありがとうございます」は尊敬語+謙譲語、そして感謝の気持ちから成り立っていることがわかりますね。もちろん、ビジネスの場やフォーマルな場面で使うことができます。

使い⽅を例⽂でチェック

例文をみながら使い方を確認しましょう。

ご了承いただきありがとうございます

1:「ご了承いただきたく存じます」

目上の方に、自分の意向を理解して承諾してもらう場面では、いきなりお願いを持ち出すのは差し出がましい時もあります。まずは自分の意向を伝え、理解をしていただきたい気持ちを伝える時には、「ご了承いただきたく存じます」を使うのはいかがでしょうか?「了承して欲しいと思っています」と、こちらの希望を丁寧に伝えることができます。

2:「ご了承いただきたくお願い申し上げます」

こちらは直接「お願い」という言葉が入るので、わかりやすい使い方ですね。相手にも許諾しやすい内容の時に広く使える表現です。また、「〜お願いいたします」よりも「〜お願い申し上げます」とすることで、一層丁寧な表現になっています。

3:「ご了承くださいましてありがとうございます」

「ご了承いただきまして」と「ご了承くださいまして」にはどのような違いがあるのでしょうか。「ご了承いただきまして〜」では謙譲語を使っているのに対し、「ご了承くださいまして〜」では、「くれる」の尊敬語「くださる」を使っています。どちらも同じ意味合いになり、目上の方へも問題なく使うことができる表現です。「くださる」のほうが、やや柔らかさを感じるかもしれません。

類語や⾔い換え表現にはどのようなものがある?

類語、言い換え表現を確認して、使えるシーンを挙げていきます。広く使えるように、参考にしてくださいね。

ご了承いただきありがとうございます

1:「ご快諾いただきありがとうございます」

「快諾」は快く受け入れることです。相手が気持ち良く了承を与えてくれた時に、良好さを強く感じる「快諾」で表すと、こちらからも喜ばしい気持ちを伝えることができますね。両者に利益がある時に使うことができます。

「弊社との共同企画について、ご快諾いただきありがとうございます」
「サンプルをご提供くださる件について、ご快諾いただきありがとうございます」

2:「ご容認いただきありがとうございます」

「容認」は、認め許すことを表します。本来は認められていない内容も、条件をつけたり理解し合ったりすることで、許可が下りる場合などに使われる言葉です。「容」から受け入れるニュアンスを感じますから、「了承いただく」よりも、受け入れてもらっている点がある場面に使います。

「時間外の使用をご容認いただきありがとうございます」
「本来の数値には足りませんが、ご容認いただきありがとうございます」

3:「ご承認いただきありがとうございます」

「承認」は、政府または国からの正式な許可を得る際などに使われる表現です。ややかしこまった場面で正式な取り決めが許可された時に使いますよ。

「所有権を承認いただきありがとうございます」
「町内会から、ご承認いただきありがとうございました」

注意点は?

「了承いただきありがとうございます」を使うシーンにおいて、注意する点はどんなところでしょうか?確認してみましょう。

ご了承いただきありがとうございます

1:「承諾を得る」よりも前に「お伺いをたてる」

こちらの意向について承諾を得る前に、相手の意向を確かめる必要がある場合があります。自分の利益だけをグイグイ押し付けられても相手は困惑するだけですよね。

交渉のシーンを想定すると、「ご了承いただきありがとうございます」を使うのは最後の場面です。こちらの希望を伝えた後、「どうお考えですか?」と相手の意向を確かめ、必要な調整をした後、改めて「ご了承いただけますか?」とお伺いをたてます。これに対して相手が承諾してくれた時に初めて「承諾いただきありがとうございます」と、感謝を伝える言葉につながります。

相手にとって無理があるお願いではないか、段階を踏む必要はないか、思いやりと気遣いが必要ですね。

2:「ありがとう」よりも丁寧な表現もある

「了承いただきありがとうございます」は一般的な表現ですが、かしこまった表現が必要なら「感謝申し上げます」「お礼申し上げます」など、感謝を伝える表現は多くあります。「深謝いたします」など、状況や相手に合わせて使い方を工夫すると良いですね。

「多大なご尽力と共に、ご了承いただき心より感謝申し上げます」

3:お詫びを伴う場合は恐縮の言葉をつける

ビジネスの場では、相手に折れてもらう場面もしばしばあります。そういった時には「恐縮です」「恐れ入ります」というような、お詫びの気持ちを表すクッション言葉を付け加えると、いっそう気持ちが伝わる表現になります。

「こちらの説明不足にも関わらず、ご了承いただき恐れ入ります。」
「煩雑な作業を伴うので恐縮ですが、ご了承いただきありがとうございました」

4:「了承しました」は目上の方には使わない

「了承しました」は自分が相手の希望に対して、受け入れたことを示す言葉。「承諾」の意味があることから、「それで良いですよ」の意味としても受け取れます。「了承しました」は同僚や後輩に対して使うようにしてください。

目上の方や上司には、「承り(うけたまわり)ました」や「かしこまりました」を使いましょう。

英語表現は?

「了承」を英語では「accept」「accceptance」「consent」で表します。「willing consent」とすると、「快諾」のニュアンスが強くなります。

「Thank you for your accsptance.」は「ご了承いただきありがとうございます」ですが、「ご快諾いただきありがとうございます」なら「we thank you very much for your consent 」になります。

最後に

ビジネスの場では、こちらの意向を飲み込んでもらう際には言葉の選び方ひとつで、交渉がスムーズに運んだり、そうでなかったりするものです。「ご了承いただきありがとうございます」。この一言が使われるシーンを思い浮かべると、日本語の奥深さと共に、ビジネスの場でも相手を思いやる姿勢や優しさを併せ持つことが、大切なことだと改めて感じられますね。

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