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2023.04.20

「ご了承いただきありがとうございます」をビジネスで正しく使っていますか? 注意点を解説

〝ご了承いただきありがとうございます〟といえば、ビジネスの場やフォーマルな場面で使用することが多い言葉ですよね。ただ、時と場合によっては言い方を変えることも大切です。今回は「ご了承いただきありがとうございます」の意味や使い方、類語などをご紹介します。

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「ご了承いただきありがとうございます」の意味や読み⽅とは?

「ご了承いただきありがとうございます」の使い方や注意点をくわしく見ていきましょう。ビジネスシーンにふさわしい使い方はどんな点に気をつける必要があるでしょうか。まずは、読み方・意味について確認していきます。

ご了承いただきありがとうございます

読み⽅

「了承」は「りょうしょう」と読みます。

意味

「了承」の「了」は「よくわかる」、「承」は「相手の意向を受け入れる」こと。ですから、「ご」をつけた「ご了承」は、「事情をくんで納得すること」を意味する尊敬語です。

「いただく」は「してもらう」の謙譲語。さらに、お礼の気持ちを表す「ありがとうございます」がつきます。自分の提案を目上の人に受け入れてもらったことに対して、感謝を伝える場面で使います。

「ご了承いただきありがとうございます」は尊敬語+謙譲語、そして感謝の気持ちから成り立っていることがわかりますね。もちろん、ビジネスの場やフォーマルな場面で使うことができます。

使い⽅を例⽂でチェック

例文をみながら使い方を確認しましょう。

ご了承いただきありがとうございます

「ご了承いただきたく存じます」

目上の方に、自分の意向を理解して承諾してもらう場面では、いきなりお願いを持ち出すのは差し出がましい時もあります。まずは自分の意向を伝え、理解をしていただきたい気持ちを伝える時には、「ご了承いただきたく存じます」を使うのはいかがでしょうか?「了承して欲しいと思っています」と、こちらの希望を丁寧に伝えることができます。

「ご了承いただきたくお願い申し上げます」

こちらは直接「お願い」という言葉が入るので、わかりやすい使い方ですね。相手にも許諾しやすい内容の時に広く使える表現です。また、「〜お願いいたします」よりも「〜お願い申し上げます」とすることで、一層丁寧な表現になっています。

「ご了承くださいましてありがとうございます」

「ご了承いただきまして」と「ご了承くださいまして」にはどのような違いがあるのでしょうか。「ご了承いただきまして〜」では謙譲語を使っているのに対し、「ご了承くださいまして〜」では、「くれる」の尊敬語「くださる」を使っています。どちらも同じ意味合いになり、目上の方へも問題なく使うことができる表現です。「くださる」のほうが、やや柔らかさを感じるかもしれません。

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類語、言い換え表現を確認して、使えるシーンを挙げていきます。広く使えるように、参考にしてくださいね。

ご了承いただきありがとうございます

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