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2024.12.02

「送付させていただきます」は目上の人にも使える正しい敬語?

物を送り届けることを意味する「送付させていただきます」。物を送るときに使える言葉で、ビジネスの場面では頻繁に出てきますが「送付させていただきます」の意味や使い方が分からない人も多いでしょう。そこで今回は、「送付させていただきます」の意味や使い方を解説し、ビジネスで使える例文を紹介します。

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Summary

  • 「送付させていただきます」は「送ります」の丁寧な言い方で、目上の人に使える言葉
  • 厳密には、先方の許可がないと使えない言葉のため、マナー違反と捉えられることもある
  • 「ご送付いたします」や「郵送させていただきます」などと適切に使い分けよう

「送付させていただきます」の意味と使い方

「送付させていただきます」は、「物を送らせていただきます」という意味です。目上の人にも使える正しい敬語で、先方の許可がないと使用することはできません。「送付させていただきます」の意味や使い方を詳しく見ていきましょう。

(c)AdobeStock

■「物を送らせてもらう」という意味

「送付させていただきます」は、「物を送らせていただきます」という意味の言葉です。「送付させていただきます」を構成する「送」には「物を他の場所に送り届ける」意味があり、「付」には「添える」という意味があります。

「送付」に相手を立てる謙譲表現「〜させていただく」を付けて丁寧な言い回しにしているのが、「送付させていただきます」です。少し固い表現であるため、かしこまった場面で使われることがほとんどです。

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■目上の人に使える正しい敬語

「送付させていただきます」は、謙譲表現である「〜させていただく」が付く言葉です。正しい敬語として、上司や取引先など目上の人に使えます。

■先方の許可がないと使えない言葉

「〜させていただく」という表現は相手の許可が必要です。例えば、取引先に許可を取らずに物を送り届けるのはマナー違反と捉えられることもあります。

「送付させていただきます」の正しい意味を理解して、厳密に使用している人は少ないかもしれません。ただ、相手によっては「失礼だ」と感じられることもあるので、「送付させていただきます」を使用するときには注意しましょう。

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■資料の添付メールは「添付」を使う

「送付させていただきます」は、書類や商品など物品を梱包して送るときに使用されます。メールで資料や書類を送るときは、「添付させていただきます」を用いるのが適切です。 メールでも「送付させていただきます」を使用する人も多いですが、厳密には誤った使い方です。状況に合わせて使い分けるようにしましょう。

【例文】
・打ち合わせの資料を添付させていただきます。
・〇〇における資料を添付させていただきました。内容のご確認よろしくお願いいたします。
・請求書をメールに添付させていただきます。

「送付させていただきます」の例文

「送付させていただきます」はビジネスの場面で頻繁に使われますが、どのように使えばいいか分からない人もいます。そこで、ここでは「送付させていただきます」の例文をいくつか紹介します。そのまま使える表現もあるので、状況に合わせて使ってみましょう。

(c)AdobeStock

【例文】
・会議の資料は本日中に発送し、明日手元に届くように送付させていただきます。
・お待たせして大変申し訳ありませんが、〇〇の資料は一週間を目処に送付させていただきます。
・ご送付させていただきました資料をご確認いただいておりますでしょうか。お忙しいところ恐縮ですが、ご確認いただけますと幸いです。
・先週ご依頼いただいた弊社商品のカタログを送付させていただきます。

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