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2025.03.25

ダウンジャケットをエマールで洗濯! 失敗しない方法と注意点|ユニクロやモンベルなどのブランド別洗い方も紹介【専門家監修】

ダウンジャケットを自宅で洗濯する際、適切な方法を知らなければ寿命を縮めてしまうこともあります。エマールを使ってできる、自宅での正しい洗濯方法を知っておきましょう。この記事では、ダウンジャケットを洗濯する際の確認ポイントやエマールを使用した正しい洗濯手順、ユニクロ・モンベルの適切な洗い方を紹介します。

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ダウンジャケットを自宅で洗いたいと考える人は多いですが、間違った方法ではふんわり感を損なってしまいます。本記事では、エマールを使った正しい洗い方と失敗を防ぐポイントを詳しく解説します。この記事では、創業80余年の歴史を持つ京都発祥の染み抜き・お直し専門店である「きものトータルクリニック吉本」さんにクリーニングとの比較やブランド別の洗濯方法にも触れ、ダウンジャケットを長持ちさせるコツをお聞きしました。早速、紹介していきましょう。

ダウンジャケットは洗濯できる? 基本の確認ポイント

ダウンジャケットを洗濯する際には、適切な方法を選ばなければ、品質を損なう可能性があります。洗濯表示のチェック、洗濯機と手洗いの選択、適した洗剤の違いを理解し、大切なダウンを長持ちさせる方法を押さえておきましょう。

洗濯表示タグを確認! 洗えるダウンと洗えないダウンの違い

ダウンジャケットを洗う前に、まずは洗濯表示タグを確認することが重要です。水洗いが可能なものもあれば、クリーニングを推奨されているものもあります。また、表地の素材によっても洗濯の可否が変わるため、ポリエステルやナイロンのみなら水洗いに適している一方で、ウールやレザーが含まれる場合は慎重に扱う必要がありますよ。

洗濯タグ

(c) Adobe Stock

洗濯機と手洗い、どちらがいい? それぞれのメリット・デメリット

洗濯機と手洗い、どちらを選ぶかはジャケットの素材や使用頻度によって変わります。洗濯機は手軽に洗える一方で、脱水時の回転で羽毛が偏ることがありますよ。対策として、洗濯ネットを使用し、低速回転のコースを選ぶことを推奨します。一方、手洗いは繊維を傷めにくいものの、汚れが落ちにくいことやしっかりとすすがなければ洗剤が残る可能性があることに注意を払いたいですね。

ダウンジャケットに適した洗剤とは? エマールと他の洗剤の違い

ダウンジャケットを洗う際の洗剤選びも、仕上がりに大きな影響を与えます。エマールは繊維を保護しながら洗えるため、ダウンのふんわり感を維持しやすいのが特徴です。普段使いの洗剤では脱脂力が強すぎる場合があり羽毛の油分が失われてしまうこともあります。

エマールでダウンジャケットを洗濯! 正しい手順を解説

エマールを使ってダウンジャケットを洗う際、正しい手順を守ることが仕上がりを左右します。洗濯機と手洗い、それぞれの方法を詳しく解説し、仕上がりをよくする工夫も紹介していきましょう。

エマールを使った洗濯機での洗い方(洗濯ネット・水温・脱水方法)

ダウンジャケットを洗濯機で洗う際、最も重要なのは「ダメージを最小限に抑えること」です。適切な準備をすれば、汚れを落としつつ、ふんわり感を保つことができます。

まず、ジャケット全体を軽くはたいてホコリや付着物を落とした後、洗濯ネットに入れます。ネットはできるだけジャケットのサイズに合ったものを選び、余裕がありすぎると型崩れの原因になるため注意が必要です。

洗濯機のコースは「ドライコース」や「手洗いコース」を選択し、水温は30℃以下に設定します。脱水は短時間(1分程度)が理想で、強い回転によるダウンの偏りを防ぐために、洗濯後はすぐに取り出し、形を整えると仕上がりがよくなります。

洗濯機 ダウン

(c) Adobe Stock

エマールで手洗いする場合のコツと手順(優しく洗うポイント)

手洗いを選ぶ場合、大きめの洗い桶や浴槽に30℃以下のぬるま湯を張り、適量のエマールを溶かします。ジャケットを軽く沈め、押し洗いを繰り返して汚れを落とします。このとき、力を入れすぎるとダウンの羽毛が傷むため、手のひらで優しく押すことを意識しましょう。

すすぎは2回以上行い、洗剤が完全に落ちるまでしっかりとすすぎます。すすぎ残しは、乾燥後のゴワつきの原因となるため、特に注意が必要です。最後に水を切り、タオルで包んで水気を取りながら、形を整えます。

エマールと柔軟剤は併用OK? 仕上がりをよくする工夫

エマールには柔軟剤の成分が含まれていますが、さらに仕上がりをよくしたい場合、状況に応じた工夫が有効です。ダウンのふんわり感を高めたいなら、柔軟剤を少量追加するのも一つの方法。しかし、入れすぎると羽毛がコーティングされて吸湿性が低下することがあります。

また、洗濯後の乾燥工程で適度な振動を加えることで、羽毛が自然にふくらみやすくなります。乾燥機を使う場合は、低温で時間をかけて乾かし、途中でジャケットを取り出して軽く叩くと、ダウンが均等に戻りやすくなります。

ユニクロやモンベルのダウンジャケットは洗える? ブランド別の洗い方

ユニクロやモンベルのダウンジャケットは、自宅で洗えるのか気になる人が多いブランドです。各ブランドの素材や加工に応じた適切な洗濯方法を紹介し、失敗を防ぐポイントを解説します。

ユニクロのダウンジャケットを洗濯機で洗う方法と注意点

ユニクロのダウンジャケットは、比較的メンテナンスがしやすい設計になっていますが、洗濯方法を誤ると型崩れや羽毛の偏りが起こることがあります。

【ポイント】

・洗濯表示を確認し、水洗い可なら洗濯機での洗濯が可能。
・洗濯機を使う場合は、洗濯ネットに入れ、「ドライコース」や「手洗いコース」を選択。
・強い脱水は避け、タオルドライ後に陰干しで乾燥させる。

ダウン ユニクロ イメージ

(c) Adobe Stock

モンベルのダウンジャケットをエマールで洗うポイント

モンベルのダウンジャケットはアウトドア向けの高品質な仕様が多いため、特に洗濯方法に気を配る必要があります。

【ポイント】

・素材によって「洗濯機可」「手洗い推奨」「ドライクリーニング推奨」に分かれるため、洗濯表示を必ず確認。
・洗濯機で洗う場合は、水温30℃以下・弱水流で、専用の洗剤(エマールなど)を使用。
・乾燥機を使う際は、低温設定にし、途中で数回取り出して軽く叩きながら羽毛をほぐす。

モンベルのダウンは軽量で高機能なものが多いため、適切な乾燥を行うことで、長く快適に着用できます。

ブランド別! 洗濯後のメンテナンス方法

ダウンジャケットは、洗濯後のメンテナンスを適切に行うことで、より長持ちさせることができます。

ユニクロの場合

・乾燥後に強めに叩き、表面のシワを整える。

モンベルの場合

・使用後に軽くはたいてホコリを落とし、定期的に陰干しすることで通気性を保つ。
・撥水機能が低下した場合は、専用の撥水スプレーを使ってメンテナンス。

ブランドごとの特徴を理解し、適切にケアすることで、ダウンジャケットの寿命を延ばすことができます。

最後に

ダウンジャケットは冬の必需品ですが、正しい洗い方を知らないと寿命を縮めてしまうこともあります。本記事で紹介した洗濯手順や注意点を押さえれば、クリーニングに頼らずに適切なメンテナンスが可能です。ブランドごとの洗い方も参考にしながら、自分のダウンジャケットに合った方法を実践しましょう。定期的なお手入れで、ダウンジャケットを長持ちさせてください。

TOP画像/(c) Adobe Stock

プロフィール写真 ソファとテーブルが置かれた部屋の様子

監修

きものトータルクリニック吉本

吉本は、創業80余年の歴史を持つ、京都発祥の染み抜き・お直し専門店です。京都・日本橋・南青山・金沢・高松・鹿児島に店舗を構えています。着物をはじめ、高級衣類や鞄などのクリーニング・染み抜きや修復を行なっております。他店で難しいと言われた品も、最高峰の修復技術でお直しします。 →HPはこちら

執筆/京都メディアライン

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