笑うときに手で口元を隠すクセありませんか?
ママ友や同僚と談笑しているとき、つい口元を手で隠してしまうことありますよね。「大きな口を開けて笑うのは恥ずかしいから・・・」と思ってのことだったり、昔からのクセだったり。日本では決してマナー違反ではありませんし、むしろ上品な笑い方だと思われていますが、若い世代から見るとそれが昭和っぽく見えることがあるそう! よかれと思っていることでおば見えしてしまうこともあるんですね(涙)。日本人に多いこの笑い方、海外ではどう見られているのか、渡英経験のあるマナーコンサルタント、西出ひろ子さんにうかがいます。
口を手で押さえる仕草は海外でNGとされることも!
「日本人は笑うときに口を手で押さえることを上品だと思いがちですが、海外では、口を手で押さえることをNGとされることが多いです。もちろん『ここは日本だからいいでしょ』と思うかもしれませんが、時代は変わり、グローバルスタンダードになっています。また、訪日外国人も増えています。口に手をあてて笑う仕草を不快に感じたり、おばさんっぽく見えると思う人もいるのが現実ですので、口に手をあてて笑うことをしないように、意識してみましょう。実は私も、もともとは、口に手をあてて笑っていました。しかし、31歳から英国で生活をしはじめたときに『おかしい』と現地の英国人男性にいわれ、海外では口に手を当てて笑ったりしないと教えてもらいました。それ以来、意識をしてこの癖を直しました」(西出さん)
マナーコンサルタント
西出ひろ子
参議院議員秘書を経て政治経済ジャーナリストの秘書を経験。その後 マナー講師として独立渡英し海外で起業した経験もあるため、グローバルな視点からマナーをわかりやすく解説している。その実績や成果は、テレビや雑誌などでもマナー界のカリスマとして多数紹介されれおり、「マナーの賢人」として「ソロモン流」(テレビ東京)や「スーパーJチャンネル」(テレビ朝日)などのドキュメンタリー番組でも紹介された。基本のマナーとそこに気くばりを加えたワンランク上のマナーを紹介した新刊、『さりげないのに品がある気くばり美人のきほん』が好評発売中!
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西出ひろ子マナーサロンHP
イラスト/村澤綾香 構成/木戸恵子