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LIFESTYLE 子育ての悩み

2020.04.01

子どもがちゃんと育つ魔法の言葉”あいうえお”でパワフルに4児の子育て中!【MALIA.の育児育自論】

ご存じのとおり、モデルであり、経営者であり、変わらぬこのルックスを保ちつつも4人のママのMALIAさん。パワフルでポジティブで、真正直なぶっちゃけさで突き進む彼女の人生論&子育て論をじっくり語ってもらいます!

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子どもたちの 「なんで?」に向き合うこと。それが子育ての醍醐味

4人の子育て、大変でしょう?  立派に育ててすごいね、ってよく言われるの。でも、そうじゃない。 大変じゃなかったと言ったら噓になるけれど、子どもと向き合いながら、私も一緒に成長させてもらってる感じかな。子どもって、「なんで?」って聞くじゃない? なんで兄弟ゲンカがダメなのか、なんで勉強しなくちゃいけないのか、 なんでなんで…それに全力で答えて、わからなかったら、自分も納得する答えを一緒に探していく、 その作業の繰り返し。それが私の子育て法。私も子どものころ、いっつも「なんで?」って聞いてたの。

「大人になったらわかるよ」なんて、 答えになってない! と思っていたし、適当な返事には納得がいかなかった。だから、自分の子どもたちの「なんで?」には、しっかりと向き合って、ちゃんと腹落ちするまで答えてあげたい。もちろん、私目線の回答でしかないかもしれないけれど、真正面から向き合うこと、それが大事なんだよね。

▲10年前、家族の原点みたいな一枚。

〝あいうえお〟を伝えれば子育てはうまくいく

派手に見られがちだから、意外って言われたりもするけれど、私ね、子育て全然嫌いじゃない。むしろ大好き。ママになりたてのころ、ママ雑誌から育児書から、いろんな本をたくさん読み漁ったりもしたの。そして、自分に響く「魔法の言葉」を探し続けてた。

結果、私が見つけたのは「ありがとう」「いい子だね」「うれしいよ」「えらいね」「おりこうさん」この5つの言葉。子どもたちには、これしか言わない。ま、 大きくなってくるとそうも言ってられなくなるけれどね(笑)。でも、 この〝あいうえお〟を伝え続けて いたら、ちゃんと育つって信じてる。あとね、ママが笑顔でハッピーなら、子どもたちだって絶対にハッピーなの。たとえばこの半年、 子どもたちは私が怒ったりキレちゃったりしてるところ見てないハズ。ずっと笑顔だもん。きっと私には〝シングル〟が合っているんだろうね(笑)。

だから、次にだれかと一緒になるとしたら、私の笑顔と心の平和を守ってくれる人が絶対条件。いい男じゃなくていい。 それよりも、いいお父さんでいてくれる人じゃなくちゃ。4回やってみて、最近やっとわかったのよ、 ずいぶん回り道しちゃったけれど (笑)。 結婚なんてこりごり! みたいな感覚は全然ないの。学びの平成が終わって、令和を迎えて、次の人はどんなかな、と思ったりする。 でも今は大丈夫、シングルでいたい。それに、会ってすぐにつきあってすぐに結婚! みたいなこと、 この先はもうないんじゃないかな。 手厳しい娘の審査も入るしね。令和はね…一回で終わりにしたい、あ、 これは今までも毎回思ってたけれどね(笑)。

ずっと受け身な恋愛だったし、結婚もそうだった。あ、 これまた意外だったかな⁉ 子どもがいる私とつきあうということは、どうしても〝結婚〟となりがちなのもわかる…。でもね、つきあってる彼氏に「結婚しよう」って言われたら「YES」じゃない答えってあるの? せっかく言ってくれたのに、って…。そこが日本人っぽいのかな…。だから、次は生涯連れそうつもりで、もっと大人になってから、って。自分が心から結婚したい、と思う相手を見つけて、結婚するのが理想です。

▲長男17歳と三男1歳の合同誕生パーティ。家族の誕生日は一大イベント!

わが家は年の離れた4人きょうだい。4人目の息子は体がすごく大きくて、小柄な3歳児くらいの体重があるの。でもまだ1歳だからやってあげなきゃいけないことがいっぱい。一緒にいるときは抱っこ! だったりね。腰も痛くなるし…でも、このなにげない日常だって、いつかは終わっちゃうのよ。 3人の子育てを経てそれがわかっているから、毎日必死。そう、子育てにはタイムリミットがあるんだよね。全部に向き合えているわけではないけれど、私なりに全力で向き合ってる。きょうだいが多いと、なかなか一対一で向き合える時間が取れないじゃない? だから、 上の子たちが小さいころは、それぞれの誕生日にはふたりだけで、 泊まりで出かけるようにしてた。

ここ最近は、家族みんなでのイベントを大事にしてる。今、長男は大阪で離れて暮らしているから、彼が東京に戻ってくるとなったらそれも大イベント。子どもたちの記憶には、個々のイベントがどうだったかじゃなくて、家族みんなでいろいろやったよね、ということが刻まれていくんだと思う。私の誕生日にも、子どもたちがお祝いしてくれる。そして娘は自分の誕生日に私にお手紙くれるの。「産んでくれてありがとう」って。わが家のテーマは「感謝」。子どもたちには、ママのところに来てくれてありがとう、って言い続けてるんだ。

子どもたちの愛情で心はいつも満タン

いつもキレイにしてますね、って? そんなことない、ボサボサの日だって全然ある。昨日もね、家族でUSJに行っていたから8時間歩きっぱなし。帰りの新幹線の中の私は、きっと10歳は老けてたはず (笑)。それでもね、ハッピーだし、 「まいっか」って感じ。だって心は満タンだから。見た目はやつれちゃってるし、マイナス…むしろえぐれちゃってるくらいだったとしても、子どもたちからいっぱいのLOVEを受け取っているから、 それで幸せ。今の私の人生は、すべてそこが原動力だよね。「なんのために?」って、それは本当に明快で「家族のため、子どもたちのため」。それ以上でも以下でもない。もちろん、大変なこともいっぱいあるよ。だからって、やってあげてる、なんて感覚は一切ないし、彼らに対しては、ただただ 「私のところに生まれてきてくれて、 ありがとう」でしかないの。


▲離れて暮らしている長男が三男と初対面した時の大好きな一枚。

会社のみんなも今や第二のファミリー

アパレルと脱毛サロンを運営している私の会社「Anela inc.」は 10周年。起業したのはちょうどシングルになったころ。息子を育てなくちゃいけなかったし、 まずは稼がなきゃ! と、とにかく必死だった。脱毛サロンの「Moalani Max」は8年目に突入。立ち上げ当時は今ほどブラジリアンワックスが浸透していなかったから、それを広めたい、 という想いが大きかった。会社のスタッフも増えたし、みんなのことを扶養していかなきゃいけない。 間違いなく、彼らも私のもうひとつのファミリー。みんなから、「この会社に入って本当によかったです」 なんて言ってもらえて、私のほうこそありがとうなのに、っていつも感謝してる。会社のファミリーからもたくさんのLOVEをもらって…本当に、私、幸せ者だよね。 子育てにおいても、仕事においても、しっかりと向き合っていく、 これは私の永遠のテーマ。まだまだ話したいことは尽きないけれど、 ひとまず今回はこれくらいで…♡

Domani2/3月号「MALIA.の育児育自論」より
本誌構成時スタッフ:構成/西道倫子 再構成/WebDomani編集部

モデル・経営者

MALIA.さん

3 男1 女の4 人のママ。10代から数々の女性誌で活躍してきた人気モデル。 バラエティ番組にタレントとして出演するほか、ブラジリアンワックスサ ロンの先駆けである「Moalani Wax」のオーナーであり、アパレルメーカ ー〝Anela Tokyo〟も手がけるなど、活躍の幅は多岐にわたっている。

 

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