手軽に使えるヘアカラートリートメント、気をつけるべきことは?
緊急事態宣言による外出自粛要請を受けSTAY HOMEが続く日々ですが、Domani世代が困っていることと言えば、ヘアサロンに行けないこと。髪がもっさりと伸びるのも困りものですが、何よりもイヤなのは白髪が目立つこと。ヘアカットやヘアカラーは不要不急だけど、髪がそんな状態だとテンションが下がりますよね。スーパーなどに必要な買い物に行くときにも気になるし…。そこで、市販のアイテムを使って家で上手にカラーする注意点を、「GARDEN Tokyo」のトップスタイリスト、本木亜美さんにうかがいました。
「生えぎわや分け目の白髪が気になる程度なら、普通のトリートメント代わりに使えるヘアカラートリートメントが手軽です。のびてきた白髪をボカす応急措置として使い、しっかり染めるならあとでヘアサロンでカラーするのがいいと思います」(本木さん)▲資生堂 プリオール カラーコンディショナー N
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■根元や生えぎわの白髪をなじませるならトリートメントしながらカラーできるヘアカラートリートメントを
「美容品扱いのヘアカラートリートメントは、医薬部外品のヘアカラー剤ほどしっかり染まりませんが、使い続けると白髪に色がつくとても簡単にできる白髪リカバリー方法。ヘアマニキュアも美容品扱いですね。パッケージを見ると、医薬部外品は医薬部外品と書いてあります。書いていないものは美容品扱いです」(本木さん)
■トリートメント代わりに使ってよし、でも使い方に注意を!
「シャンプーのあと、普通にトリートメントとして使って大丈夫です。以下、こんな点に注意して使ってください」(本木さん)
✔︎トリートメントする前は髪の水分をしっかりとる
「髪に水分が残っていると、染料が薄まって色が入りにくくなります。シャンプーしたらタオルを使って、しっかり水分を抑えておきます」
✔︎一番気になる根元からつけ、15分待つ
「普通のトリートメントは頭皮ではなく毛先からつけるものですが、カラートリートメントは頭皮につけても大丈夫。白髪が気になる根元や生えぎわにたっぷりつけて、それをのばしながらなじませます。つけてから5分くらい放置と書いてあるものも多いと思いますが、それだとあまり染まらないので私個人としては15分ほど置いて大丈夫だと思います(そのあたりは個人の判断で!)。髪の中まで色が入っていくものではなく、あくまでも髪の表面に色をつけるだけなので。ただ30分とか1時間とか、あまりにも長い時間置くのは避けてください」
✔︎よくすすぐ
「トリートメントはしっかりすすぐのが鉄則です。すすぎ残しがあるとタオルや衣服に色が移りますし、頭皮トラブルの原因にも。よくすすいでもタオルが汚れることがあるので、色の濃いタオルを用意しておくといいですね」
「ヘアカラートリートメントは、だいたい3回やって色が入る感じです。ただ髪内部に色は入らないため、失敗は少ないと思います」(本木さん)
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GARDEN Tokyo トップスタイリスト
本木亜美
幼い頃から、キレイなものやカワイイものを、見たり、集めたりする事が大好きで、独自の世界観や感性を大切に育くんできたオリジナリティ溢れるセンスの持ち主。幅広いスタイル提案を得意としながらも、自分らしいエッセンスをしっか取り入れてくれるヘアスタイル提案は、オシャレに敏感な女性達から絶大な支持を得る。柔らかな質感やどこかに抜け感のあるニュアンススタイルはお任せ。日々の生活から美しさへの感動を見出し、beautyに対する追求心はとまらない。
▶︎GARDEN Tokyo
▶︎@amimotoki
構成/斉藤裕子