取り繕うことのないライフスタイルが多くの女性の憧れに。
高山都さんのMy開運アクションとは?
今まで当然と思っていた生活や社会のシステムが一変し、世界にとっても忘れられない年となった2020年。まだまだ渦中ではありますが、2021年こそはいい運気を呼び込みたい! と、願わずにはいられません。そこで知りたいのは、“いい運気が流れている人は、どんな開運行動をしているのか?”ってこと。モデル・女優の高山都さんは、昨年2冊同時に発売した書籍が絶好調。軽やかながらも芯のあるライフスタイルで、脚光を浴びています。
運動やスパイス料理で運気を活性化!
高山さんが実践している「My開運アクション」を教えてください。
高山さん:私のラッキーアクションは、ズバリ運動! 漢字で「運」を「動かす」と書く「運動」は、運を活性化させるという意味があり、2021年のキーワードでもあるそう。これは、友人でもあるエディターの青木良文さんが教えてくれたこと。走ること、ジムで鍛えることだけじゃなく、散歩で体を動かすことや隙間時間のストレッチも運動。コロナ禍のステイホーム中は、外出せずにキッチンに立ちっぱなしの日もあったので、食器洗いの最中にかかとの上げ下げをしたり、ストレッチをしたり。ポジティブなマインドに切り替えるために、運動を心がけていました。
また、ついてない時には「スパイス」。 嫌なことがあった日や、落ち込んでいる日は、スパイスの効いた料理を味わって活性化することが、運気の流れを変えるのにいいんですって。逆に、運気を落ち着かせたい時や、家族団らんの時は、物事が定着するという意味がある和食がいいそうです。
昨年2冊同時に発売され、人気シリーズとなった書籍『高山都の美食姿3 ココロもカラダも「いい姿勢」。』、『高山都の美食姿4 わたしが「作って」「食べる」理由。』には、高山さんの食のアイデアや過去の失敗談や現在のマインドまで、赤裸々にたっぷりと綴られています。
高山さん:この本は、“丁寧な暮らし”に縛られている人、憧れているけど私なんて届かない……と思っている人。そんな人たちに向けて、書こうと思ったのが始まりです。私も“丁寧な暮らし”をしている高山都というパブリックイメージと、本当の自分が離れていってしまっている状況に辛さを感じる時期がありました。でもそんなある日、ファンの方が、「自分のことを誰に対しても真剣に話してくれる、まっすぐな姿勢が“丁寧な生き方”であって、そこが好きなんです」と、声をかけてくださって。書籍づくりは、この言葉と向き合いながらの作業でした。
人それぞれ違っていていい。1ルームなら1ルーム、家族3人なら3人なりの楽しみ方、それぞれの丁寧ってある気がしていて。その中で、失敗を繰り返しながらも自分がコツコツとやってきた“いいこと”を、みんなにシェアしたいなぁと思ったんです。
みんなそれぞれのTODOがあって、日々追われている人がほとんど。書籍にも書いていますが、そんななかでも大切にしてほしいのが自分のなかの“余白”。だって、“これでOK!”って自分で自分のことを労ったり、許したり、可愛がったりする時間が5分でもあったら、その頑張る場所にまた戻れるような気がするんですよね。目に留まった人の心や頭が、少しでも明るくなるきっかけになればいいなと思っています。
インタビュー後の帰り際には「ありがとうございました」と深いお辞儀で見送ってくださった高山都さん。また会いたいと思わせる、別れの挨拶。これも開運アクションのひとつなのかも!
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▶︎コロナ禍で見つけた〝自分で自分の機嫌をとる方法〟|高山 都の暮らしのヒント1
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トップ写真/田村昌裕(Freaks) 取材・文/根本美緒
第3弾は“姿”(ファッションやラン、マインド等)にフィーチャー。加えて“美”ではメイクやヘアアレンジ、“食”では器や外食の話など、姿とリンクする内容を紹介。
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第4弾は“食”(レシピ、器使い、愛用道具など)にフィーチャー。加えて“美”では発酵食と指先のケア、“姿”ではエプロン姿など、食とリンクする内容を紹介。
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モデル・女優
高山 都
1982年生まれ。大阪府出身。ライフスタイルモデル、ドラマや舞台の出演、ラジオ番組のパーソナリティなど幅広く活動。趣味は料理と器集めとランニング。自身のインスタグラム(@miyare38)では「♯みやれごはん」として日々のごはんを投稿している。