東山サリー(韓国コーディネーター・ライター)
ソウル在住/都内出版社で広報として勤務した後、韓国が好きすぎるあまりフリーランスに転身。 ソウルへ移住し現地の最新情報を日々収集している。韓国カフェ通としてテレビ番組『にじいろジーン』にも出演。著書に『韓国カフェ巡り in ソウル』(ワニブックス)、『本当は秘密にしたいソウルのおいしいもの巡り』(産業編集センター )などがある。 Instagram:@saliy83
轟 友貴(ライター)
東京在住/高校生の頃にBIGBANGがきっかけでK-POPにハマる。韓国好き歴12年。日本と韓国を行き来しながらK-POPアイドル、俳優にインタビューなどを行う他、美容雑誌やWEBマガジンでは韓国コスメ記事も執筆。Instagram :@__y.92
【#톡톡 vol.12】
海外旅行はまだまだ先!? Vlogを見て現地気分を楽しもう♡
#Vlog(브이로그)とは…
VIDEOとBLOGを合わせたYouTubeの人気コンテンツ。会社や学校など、普段の日常から旅行先の思い出まで生活風景を動画で記録したもの。VlogをメインでアップしているYouTuberのことをVlogger(ブイロガー)と呼ぶ。
友貴:去年からYouTubeを見る時間が格段に増えて、今年はついにYouTube Premiumに入っちゃった。サリーは普段どんな動画を見る?
サリー:Vlogが多いかな。今は旅行に行けないけれど、他の地域に住んでいる人のVlogを見ると旅行しているような気分になれるよね。特に韓国のYouTuberたちはよくアップしている感じがする。
友貴:そうだね。視聴回数順でVlogを検索してみたんだけど、2位が韓国の人だった。3700万回以上再生されていてびっくりしたよ。もちろん日本でも人気のコンテンツだけど、メイク動画とかに比べるとまだメジャーではない印象。この間も、同世代の子とYouTubeの話題になって「Vlogも好き」という話をしたら、意外と知らないみたいだったの。
サリー:私のおすすめは、해그린달(haegreendal)さん。子育てをしているママさんなんだけど、家事をメインにしたライフスタイル系のVlogで、料理やおやつのレシピも紹介しているの。どれも簡単に真似できるものだから参考になるし、日本語字幕にも対応しているから韓国語ができなくても楽しめるよ。
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友貴:この動画だけでもいくつもレシピが出てくるね。チョコパイで作るブラウニーも美味しそう。日本でも買える食材だから、日本にいながら韓国っぽさを味わえるね。何より映像美がすごい……! 映画を観ているような気分になっちゃった。
サリー:そうなの。HaegreendalさんのVlogは、『家事を楽しむことはできるか』『自分を愛する最善の方法』のように、メッセージ性も込められているところもすてき。ミニマルなインテリアも憧れる!
友貴:私は에이홍(A-Hong)さんをいつも見ているよ。A-Hong さんは、iPadアプリの「GoodNotes」を使ったデジタルダイアリーを作っていて、デザインがとってもおしゃれなの。Vlogではダイアリーの活用方法や、シンプルでおしゃれな日常を見ることができるよ。
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友貴:A-Hongさんのダイアリーを知ってから日記をつけるようになった。Instagramもフォローしているんだけど、月ごとのカラーコードを告知してくれたり、物撮りもおしゃれで参考になるんだよね。
サリー:飾らない自然体な感じがいいね。BGMのように流したり、ぼーっと見ているだけでも癒される。
友貴:【コウルシャッ(거울샷)】で紹介したモデルのイェリさんもVlogを始めたよ。アイウェアブランド「ジェントルモンスター」とか、人気ブランドの展示会や撮影の様子を見ることができて、モデルさんならではのVlogという感じ。友達といる時のラフな姿だったり、Instagramとは少し違った素のかわいさが溢れているから、ぜひ見てほしい!
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サリー:日本にいながら、韓国の街並みやライフスタイルを感じられるのがVlogのいいところだよね。私は逆に、日本で働く韓国人YouTuberのVlogを見て東京に行きたくなることもあるよ(笑)。海外旅行はまだまだ難しそうだから、Vlogを見て現地気分を楽しみたいね。
文/轟 友貴