スタイリスト・望月律子さんの結論!「コーデの印象のほとんどを左右するコートこそ、毎年更新すべき!」
冬ももうすぐ終わりですが、コートって、冬は毎日のように着るアイテムなので、失敗したくないですよね。 「毎年、コートを買い替える必要ってありますか?」という質問をいただくことも多いのですが、去年までのコートが悪いわけではないけど、コーディネートの印象を左右する分、コートは少しのディテールの違いが、目立つアイテムです。 特にここ数年は、同じようなデザインでも、素材感やシルエットが毎年確実に変わっているので、マンネリ解消のためにも、定期的に新しいコートを投入する更新が必要です。じゃあ、実際にどう選べばいいのか、ここで一度復習すると・・・。
飽きずに着られるコート選びのポイントはふたつあると、私は考えています。 まずは「定番カラー」。カラーコートもかわいいですが、コートだけが浮きがちですし、飽きるのも早い。定番カラーなら、多少ディテールで遊んでも大丈夫。 次に〝旬のボトム〞とバランスが取りやすい「丈感」。この冬は、ボリュームボトムが主流だったので、個人的にも断然、ロング丈が活躍しました。こっくりとした今季らしい配色や遊び感のあるレイヤードなど、シンプルなだけに終わらない「+α」で着こなしの幅を広げることが大切。ぜひ参考にしてみてくださいね。
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スタイリスト
望月律子さん
上質な大人のベーシックスタイルに定評があり、Domaniをはじめ、女性誌を中心に幅広く活躍。著書に『望月律子のBASIC THEORY』(ワニブックス刊)。自身のコーディネートや、お気に入りアイテムなどをアップしているインスタグラムも要チェック。
Domani2018年2月号『週6でもイケる!? 最愛コート着回し術』より 本誌撮影時スタッフ:撮影/谷田政史(CaNN) スタイリスト/望月律子(kind) ヘア&メーク/シバタロウ(P-cott) モデル/小濱なつき、加納奈々美 構成/滝沢裕子