メークが昔のままのアラフォー女子をヘア&メークMAKIさんがチェンジ!
【Before】すべてのパーツがきちんとしすぎ! スキがない完璧メーク
長谷川裕美さん(接客業・39歳) 肌も眉も目元も口元も…全部が〝きちんと〟〝美しく〟仕上げられたメークは、一見キレイ。でも、大人に必要なスキをつくってくれる、抜け感やメリハリが足りません。メークの更新が止まったままの顔は、余計に老け見えを加速させる可能性も…。
【After】スキなしベースを薄塗りに変化! ベージュトーンでまとめて抜け感を生み出して
アイラインとマスカラは黒、リップはピンク、と主張が強い色を合わせてしまうと、抜け感がなくなるので、マスカラをなじみ色のブラウンに替え、リップもベージュに。チークではなくシェーディングで立体感もアップ。
「ずっとメークを更新していないという長谷川さん。メークが濃く見えたのは、ファンデーションの色がやや白く、ハイライトとお粉の使いすぎが原因。素肌はキレイなので、それを生かしてファンデーションはリキッドで薄く仕上げ、抜け感を意識しました」(MAKIさん)
【Point】ブラウン&ベージュでトーンを統一。顔の陰影を際立たせた抜け感フェースに
アイシャドーは、なめらかなツヤの赤みブラウンを指で上下にオン。ラインは引かず、マスカラはブラウンを軽くのせる。緩みがちな大人の顔立ちには、頰と鼻筋に影を入れて、フェースラインをシャープに整えて。
[使ったのは]
右:素の唇の色を生かしつつ肌になじみ、どんなシーンでも使えるベージュ。SUQQU フロウレス リップ グロス 01 ¥3,500 左:1色でまぶたに立体感が出せるカッパーブラウン。コスメデコルテ アイグロウ ジェム BR381 ¥2,700
ヘア&メーク
MAKI
P-cott所属 Domaniのファッションページでも活躍。働く女性のリアルな気分をメークに落とし込むスペシャリスト。抜け感のあるメークが得意。
Domani2018年3月号『アラフォーも、髪とメークでここまで変われる!』より
本誌撮影時スタッフ:撮影/須藤敬一、松本拓也(静物) ヘア&メーク/MAKI(P-cott) スタイリスト/城長さくら(kind) 構成/山梨智子(本誌)