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2021.10.10

続くロックダウン生活。ある日突然、私の心が折れた

大変ご無沙汰しております!気がつけばオーストラリアに約3年、そのうち約2年がロックダウンという恐ろしい事実に先日気がついた私。まだまだコロナの厳戒態勢が続くメルボルンから、日本を離れていま思うことや素直な心境を綴ってみました。

Text:
山崎ジュン
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ロックダウンは続くよ、どこまでも。

お久しぶりです、メルボルン在住ライター兼スタイリストの山崎ジュンです。

東京はようやく緊急事態宣言が終了しましたね!オリンピックも無事終わり、新内閣誕生など色々なことが動いている日本ですが、こちらメルボルンはまたまた、そしてまだまだ絶賛ロックダウン中です。

           ↑CBDにある議事堂前。度重なるロックダウンとワクチン強制への反対運動に備える警官たち。最近のメルボルンはたくさんプロテストが起き殺伐とした雰囲気。都心には警官がうじゃうじゃ、私も職務質問されました。

昨年の約5カ月に及ぶなが〜いロックダウン、今年に入ってからの2週間程度の短いロックダウンを数回経て、今回はなんと6回目、とうとう世界で一番ロックダウンしている都市にメルボルンがランクイン! 8月第1週から始まったこの巣ごもり生活でいまだ子どもたちは学校にも行けず、レストランやカフェもテイクアウトのみ。自宅への来客も禁止、屋外でのエクササイズや散歩も時間制限と移動距離制限つき…。普段の生活がさまざまな形で規制されている状況が約2年も続いています。

去年は誰もが初めてだったロックダウン、私たち家族も全員揃ってあんなにずっと一緒にいるのは初めてだったし、リモートワークやリモートスタディも初体験。コロナ絶滅に向かい国や州、地元のコミニュティ全体が一丸となり、いつかは終わるであろうステイホーム期間を前向きに、ハッピーに頑張って乗り切ろうという空気がいたるところにありました。

↑ファイザー2回目接種無事終了。発熱や痛みに備えてウーバーイーツやエナジードリンクなど準備万端だったのに、副反応が全く出ず、だいぶ拍子抜けしました(笑)。

爆発した感情、そして無気力の日々

そんな中、今年に入り夫が仕事の都合で同じオーストラリアの他州・タスマニアに転勤&引っ越し。近所に頼れる友人もいない中でスタートした母子生活、夫のいない寂しさと心細さ、そして度重なるロックダウンで、ある日ふと私の心が折れました。

朝ひとりベッドで目覚め、「ああ、またなにもない1日が始まる」と心の中でため息をつきながら重たく起き上がる日々。息子と犬もいるし、ご飯も作れば洗濯や掃除や買い出し、原稿書きの仕事もある。けれど、何度も繰り返されるこの状況に期待するのにも心が疲れ、さらに日本に2年以上帰国できていないという現状もあってか、自分自身の喪失感とメルボルン行政への失望感、そして見えない将来への不安と得体の知れない孤独感で気づくと涙があふれでてくる。仕事を辞めて日本を離れメルボルンまで来たのに、家族別々に住んで私たちは一体なにをしているのだろう。そんな不満と不安がどんどん募る一方で、いい解決策も見当たらない。そんなもやもやを抱きながら、この数ヶ月、自ら殻に閉じこもるように過ごしていました。

そして、やっとこうして自分の心境や状況をお話したいという前向きな感情や心の平穏を取り戻そうとする今日この頃、ようやく私たち家族の少し先の未来も見えてきたような気がします。

最近のメルボルン

春を迎えたメルボルン。天気の良い日はたくさんの人がビーチにくり出します。移動距離制限を無視してやって来たっぽい人?や、ルールを破りマスク無しで散歩するおじさん、違反なのに4人以上でピクニックするオージーたちを横目に…イラッ。

スタイリスト&エディター

山﨑ジュン

本誌をはじめとする女性誌やカタログ、ブランドディレクターとして活躍。約3年前より、アメリカ人の夫の転勤を機に海外に移住、現在はオーストラリア・ メルボルンに居を構える。ウェブライターとしての活動も。インスタグラム@hellojun style もチェック!

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