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2021.10.14

「ママの幸せ」という新基準【モデル牧野紗弥 ワークライフ「マイ」バランス#01】

モデルであり3児の母でもある牧野紗弥の人気連載がリニューアル。過去の価値観にしばられず、「自分なりの」ワークライフバランスを考えます。

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思春期に反抗期、いろいろあるけれど、「幸せ!」と言えるように

前回の更新からしばらくたってしまいました。 今日は、このブログを楽しみにしていただいている方にお知らせがあります。

▲新しい試みとして、自分のオンラインサロンを立ち上げるべく、日々奮闘中。女性のHAPPY、ママのHAPPYをみんなで目指せるサロンにしたいと思っています。

私なりのワークライフバランスを見つめ直しています

これまで、「夫婦生活ホントのところ」というタイトルで、家族との生活の中で気づいたことを書いてきました。これまで当たり前だと思い込んできたことが、ジェンダーというフィルターを通して見ることによって、そうではなかったと気づかされたことは、ほんとうにたくさんありました。

また、たとえ家族の形が世間と違ったとしても、自分たちが納得するものならそれでいいんだ、と家族のあり方を試行錯誤してきたこともご紹介してきました。

そうは言っても、現在6年生の娘は多感な時期だし、4年生の息子はわかりやすい反抗期となり、また新しい難しさも感じています。数ヶ月前はスムーズに会話できていたのに、「ふつう」とか「べつにー」、時には聞こえないふり(笑)。家族の会話の時間だった夕食後、すぐに自分の部屋に行っちゃうことも増えました。

▲先日の長男の誕生日、みんなで作った秋刀魚づくしのバースデーディナー。家族ってなんだろう。みんなの笑顔が広がりますように!

今までの私だったら、こういうときは子どものことで頭がいっぱいになってしまいました。自分の仕事や予定を後回しにして、出来るだけ同じ時間を共有しようと、もがいたりもしていました。

「私がそうしたいから」は立派な理由です

でも、今は少し違います。

ジェンダーに関する本を読んだり、ジェンダーの研究している上野千鶴子先生をはじめ、数々の先生方とお話をし、それを意識して生活をするようになった今、家族と同じように自分のことも重要だと思うようになったのです。

ママが楽しんでいたり、充実していることで、家族が明るくなります。ママがイライラしたら、家族もぎくしゃくしてきます。家族と自分がいい状態であるためにも、自分自身のコンデイションを整えることは、なにより大事だとわかったのです。

そうわかってから、自分の楽しみを後回しにしたり、自分のために何かすることに罪悪感を感じたりすることが、少なくなりました。トレーニングは子どもたちが学校に行っている時間にしか入れなかったのを、予約の都合しだいで夕方に行くようにもなったし、携帯に没頭するのや好きな本を読むのも、子どもが起きている時間にだってやるようになりました。子どもが寝るのを待ってからでは、私だって眠くなっちゃいますから。

▲最近読んでいる本『13歳からのアート思考』。考え方やものの見方の観点が変わるかも??

今までは家族のために使っていた時間も、自分の自立心を育むことに使うなら、それは私にとって大切なもの。ちょっと大げさですが、「自分の人生を生きている」と感じます。もちろん、家族との時間も大切。メリハリや切り替えで、うまく乗り切りたいと思っています。

そんなこんなで、これからは「ママの楽しみ」を以前よりも意識してこのブログを書いていこうと思います。かつての私であれば、それを遠慮がちにしていたけれど、これからは、思いっきり楽しんでいきます(もちろん、家族の理解と共に)。

そんな私のスタイルを、これからもこの連載で届けていきます。これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

▶これまでの連載:モデル牧野紗弥の夫婦生活ホントのところバックナンバー

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モデル

牧野紗弥

愛知県出身。小学館『Domani』を始め、数々のファッション誌で人気モデルとして抜群のセンスを発揮しながら、多方面で活躍中。キャンプやスキー、シュノーケリングなど、季節に合わせたイベントを企画し、3人の子供とアクティブに楽しむ一面も。今年は登山に挑戦する予定。自身の育児の経験や周囲の女性との交流の中で、どうしても女性の負担が大きくなってしまう状況について考えを深めつつ、家庭におけるジェンダー意識の改革のため、身を持って夫婦の在り方を模索中。

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