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WOMENバツイチわらしべ長者

2021.10.31

結婚後豹変した夫の言動がストレスで、適応障害に〜すみれさんの場合Vol.5

「バツイチ」という離婚経験者たちは、ある意味、喪失を乗り越えてなお強く生きるサバイバー。SNSで出会った年下男性と婚活アプリで再会して結婚したすみれさんの物語、第五回。

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マイルールを振りかざす、横暴夫

前回のお話▶︎ダメンズだけど、好みの塩顔イケメンで別れられなくて

「結婚したら変わってくれると思っていた」。これ、バツイチになった人からよく聞く言葉なんです。

7歳年下の夫と結婚したすみれさんも、少し変わっていてこだわりの強い彼が、「今は若いからしょうがないけど、結婚して子供ができたりしたら大人になってくれるんじゃないか」と期待していたそう。

それが、結婚してみると「もう相手が逃げない」という安心感からか、以前よりもっと気を使ってくれなくなり、その結果すみれさんに一切合わせずマイペースぶりを発揮するように。

すみれさん:たとえば、お酒。私はお酒が大好きなんですが、彼は全く飲めない。それでも、結婚前は飲めないなりに私に付き合ってくれていたんですよね。それが結婚してからは付き合ってもくれなくなりました。コロナで外ではなかなか飲めないし、家でも飲めないからストレスが溜まっちゃって。たまに友人と飲むと嬉しくて飲みすぎて、ベロベロになって帰宅後にトイレで吐いてしまっていたんです。

そんなすみれさんが、ある晩飲みすぎてトイレで戻していると、「てめぇ、自分でコントロールできないなら飲むんじゃねえよ!」と怒鳴られて蹴りを入れられたのです。

潔癖症気味の夫には「一秒でも外気に触れたらシャワーを浴びること」と「酒臭いままでリビングにも寝室にも入らないこと」という横暴なルールがあったため、仕方なく廊下に寝転がって酔いが覚めるのを待っていると、そんな彼女を夫がそのまま浴室に連行し、気分が悪いのに無理やり服を脱がされて、シャワーを浴びさせられることも度々。

すみれさん:同じことを繰り返す私も悪いんですが、飲みに行くたびに同じことが起こってそのたびに蹴られるので、家に帰るのがどんどん嫌になってきてしまって。

夫婦で受けに行ったカウンセリングでは、夫がいない場でカウンセラーから「旦那さん、ちょっと変わりすぎね。この先も変わらないわよ」と言われ、絶望を覚えました。そしてすみれさんには結婚のストレスからくる、「適応障害」という診断結果が。

すみれさん:それまで、彼に蹴られても、私が悪いからしょうがないんだと思ってたんです。だけどカウンセラーに「だからといって蹴るのはおかしくない?」と言われて、初めて「そうだよな」と目が覚めました。今思えば、彼はサイコパスのような気質があったのかなと思います。周りの人たちにはすごくナイスにしているので好かれているタイプで、二面性が強かったんですよね。

過去の取材でも、こういうタイプの男性と結婚してからモラハラに悩んで離婚した方が結構いたのですが、同棲しただけでは本性を出さず、完全に身内になってから豹変するのが特徴のようです。それって結婚しないとわからないから、タチが悪いですよね…。

結局、前回の旅行ですみれさんの中で「離婚しよう」という決意はできたものの、踏み切るまでにはこうして時間がかかり、最終的には「家に帰りたくないから死のうかな」と思うまでに追い詰められていきました。

その空気を読み取ったのか、何と夫の方から離婚を言い出してきたのですが、それには条件がありました。その条件とは何だったのか、そのお話は次回に続きます。

インタビュー・文

さかい もゆる

出版社勤務を経て独立。と思った矢先、離婚してアラフォーでバツイチに。女性誌を中心に、海外セレブ情報からファッションまで幅広いジャンルを手掛けるフリーランスエディター。著書に「やせたければお尻を鍛えなさい」(講談社刊)。講談社mi-mollet「セレブ胸キュン通信」で連載中。withオンラインの恋愛コラム「教えて!バツイチ先生」ではアラサーの婚活女子たちからの共感を得ている。

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