ハンサムな赤メイクにするだけで「上品な華やかさの凛々しい顔」に一新
今年も引き続き人気の「赤メイク」。若い世代では「可愛いメイク」として盛り上がっていますが、実は40代女性にこそ似合う色で、洗練された華やかさを呼び込んでくれます。とはいえ、赤なら何でもいい、というわけではありません。
管理職に似合う“ハンサムな赤”とは?
華やかなメイクといえども「上司という立場に求められる凛々しさ」や「年齢相応の品のよさ」を軸とすることが肝心。そのためにも赤を取り入れるときは、まぶたに溶け込む軽やかな仕上がりにし、赤がもつ“可愛らしい”印象を排除します。また、目元は疲れが出やすい部分なのでピンクニュアンスのパールカラーで自然とにじみ出ているようなツヤをプラスし、いきいきとした美しさを仕込んでおくことも大切です。
ハンサムな赤だから【華やかメイク×ツイードジャケット】がかっこよく昇華
ジャケット¥52,800(ANAYI) ニット¥28,600(リーミルズ エージェンシー〈ジョン スメドレー〉) 〝ウノアエレ〟のピアス¥102,300・リング¥159,500、〝ウノアエレシルバーコレクション〟のバングル¥14,300(ウノアエレ ジャパン) パンツ/スタイリスト私物
40代におすすめの「ハンサムな赤」はコレ!
▲パルファン・クリスチャン・ディオール サンク クルール クチュール 879 ¥8,360
輝きをふんだんにあしらいながらも、洗練された大人のムードに仕上がる赤シャドウ。キメ細かくクリーミーなパウダーで粉っぽさがなく、潤ったようなツヤ感とにごりのないクリアな発色で大人の目元を上品かつ美しく彩ります。
「ハンサムな赤メイク」は色の入れ方も大事
赤の面積が広くなるほど「甘さ」が出てしまいます。管理職メイクのときは「目のキワに細く入れること」「目尻よりオーバーに出さないこと」の2つがポイント。また、チップでなくブラシを使うことで軽やかな色づきが叶います。
STEP.1 アイホールにツヤと血色ニュアンスをプラス
ディオールのアイシャドウパレット・上2色を大きめのブラシでミックスし、アイホール全体にふわっと入れます。コーラルピンクのパール(上左)と薄いピンクパール(上右)を混ぜることで色がつきすぎず、透明感と輝きが際立ちます。
STEP.2 上まぶたのキワに赤を細く入れる
アイシャドウパレット・左下の赤をブラシにとり、上まぶたのキワに細く入れます。二重幅よりも細くし、目とのバランスを見ながら2〜3mm幅で入れます。また、目尻まで入れたらそこでストップし、長くのばさないようにします。
STEP.3 下まぶたはパールの輝きのみ加える
赤シャドウは上のみで、下には入れません。下まぶたにはアイシャドウパレット・右上の薄ピンクパールをブラシでやや広めに入れ、ツヤをプラスします。こうすると目元が明るく輝き、疲れ感を払拭。さらに、上まぶたに入れたアイシャドウもバランスよく見えるため、赤シャドウがよりいっそう自然に仕上がります。
●この特集に使用した商品の価格はすべて、総額(税込)価格です。
撮影/向山裕信(vale./人物)、高橋一輝(近藤スタジオ/静物) ヘア&メイク/佐伯エミー スタイリスト/角田かおる モデル/樋場早紀 構成/片山幸代