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FASHIONおしゃれプロ

2022.04.30

vol.19:大人のダメージデニム、どこまでOK?



ダメージデニムってカッコいいけど、どこまで許されるの? って思いませんか。自分らしいおしゃれを知っている、Domani世代ならではの選び方について、考えてみました。

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editor_kao
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こんにちはeditor_kaoです。
最近また、デニムの登場率が高くて。というのは、ワンピースとのレイヤードスタイルが気に入っていて、週に何日もはいているから。

奇跡の復活を遂げた、私的最愛デニムはこれ!

いちばん出番が多いのは、いつ手に入れたかわからないくらい前の“ユニクロ”×JWアンダーソンコラボのもの。少し洗いのかかったブルーのストレートシルエットで、買った当初はすそをだぶつかせてはいていたものの、途中で気分がのらなくなり(ボーイフレンドシルエットに夢中になってました)、ほうっておいていたんです。

で、1〜2年くらいそのままだったので「やっぱり、もうはかないかも」と、いったんは処分しようかと思ったのですが、ふと思いついて、すそを自分でカットしてみることにしました。そもそもあまり愛着がないデニムだけに、カットすることにも躊躇がありません。手芸用でもなく、普通のハサミでチョキチョキチョキ……。あとは一度洗濯して、カットした部分から出る、細かい生地を取ればできあがり。適当だったにしてはうまくいき、あれ、やっぱりこのデニムいいかも……? と、評価も手のひら返し。ストレートシルエットも、今見るとクラシックな雰囲気がして悪くない、と、いきなり大活躍するデニムへと躍り出たのです。これがあるから、おしゃれって面白い!

ダメージデニムをはいていいかどうかの理由は、年齢にはない

普通のストレートから、すそだけダメージのストレートに変貌したことで、V字回復を遂げた私のデニムですが、そもそも大人のダメージデニムって、どこまで許されるのか考えたことってありませんか? あ、「許される」というのは、周囲からという意味ではなく、自分の中での許容範囲の話です。おしゃれは、周りに許可をもらってするものではないので。ショップには、すそだけでなく、ひざや太もも部分に穴が開いているデザインもありますよね。

ちなみに私個人は、「ダメージはすそまで」ということにしています。でもこれって、年齢のせいではないような。若いころに挑戦したかどうかの記憶はありませんが、もし今私が10〜20代だったとしても、穴の開いたデニムははかないと思います。なぜなら、私にはそれが似合うマインドがないから(その判断力が、若いころにあるのかという疑問は置いといてください)。「穴の開いたダメージが強いデニムは、フェミニンなブラウスと合わせれば大人っぽく着られる」みたいなコーディネートのルールはわかるけど、実践するかどうかは、また別で。

わかっていないものを身につけるカッコ悪さ

たとえば私が「ハードロック大好き!」みたいなキャラクターだったら、いいと思うんです。これ、ロックTシャツなどにもいえる原理ですが、着る人にロックマインドが備わっていたら、カッコいいですよね。夏木マリさんみたいな(ありがちなたとえ)。ふだんからそういうカルチャーに触れていて、身につけることに意味がある人ならきっと似合うし、世代は関係ないのではないでしょうか。「よくわかっていないものを身につける」ことって、すごくカッコ悪い。AC/DCとかKISSとかザ・ローリング・ストーンズのプリントTシャツってよく見るけど、ほとんど聴いたことがないので、私が着るには抵抗があります。アニメやゲームも同様で、上手に取り入れたら、すごく今っぽいおしゃれができそうですが、音楽以上にその知識はないので、やっぱり避けることに。

あ、話がそれました。つまりデニムも同じで、ダメージ度だけでなく、シルエットや色も含めて、どこまでラフに着こなせるかは、世代ではなく着る人のキャラクターや背景による、というのが私の見解です。デニムはだれもが着るアイテムなので、自分らしさが表れるデザインを選びたいもの。これは似合うけど、これはダメ、みたいな範囲が大体わかっていると、お買い物するときもラクなのではないでしょうか。ほらだって、デニムの試着って、試着界の中でもトップクラスで面倒だから。

【今日のひと手間】
“armonia”の服が、近ごろ気になっています。“Green Parks”というブランドの大人ラインみたいなシリーズなのですが、シンプルな中に「ちょっと着てみたい」と、興味がそそられるフェミニンなトレンドが加味されていて。試しに、このナイロン素材のワンピースを買ってみました。バルーンスリーブが程よく大げさで(←ほめ言葉です)、かわいい。お値段もめちゃかわいいので、チェックしてみてくださいー。

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エディター

editor_kao

大人の実用ファッションを中心に、人物インタビューや日本の伝統文化など、ジャンルレスで雑誌やブランドサイト、ウエブマガジンで活動中。また、インスタグラム@editor_kaoでは、私服コーディネートを紹介するかたわら、さまざまなブランドや百貨店とのコラボレーションも手がけている。ライフスタイルWEBメディアkufura(クフラ)でも「4ケタアイテムで叶えるオシャレ」を連載中。

イラスト/柿崎こうこ

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