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BEAUTY ベースメイク

2022.06.28

濡れたスポンジが裏技!【きちんとベース】が崩れないテクニックをプロが解説

 

真夏の会議や外回り。ベースメイクをきちんと塗ってもどうせ崩れる…と諦めていませんか?コツさえつかめば「崩れない肌」は叶います。「暑くなると通勤だけですでに崩れ出す」という人必見!

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暑い時季は「下地:ファンデ=2:1」に! さらに「濡れスポンジ」が崩れない肌づくりを後押し!

突然ですが、下地とファンデーションの比率を季節によって変えていますか? 忙しいとついメイクが流れ作業のようになり、“いつも一緒の塗り方”になってしまいがちですよね。ですが、これがメイク崩れを招く原因かもしれません。汗や皮脂でベースが崩れやすい夏は「下地はパール2個分、ファンデーションはパール1個分にするのが得策!」と話すのはヘア&メイクアップアーティストの佐伯エミーさん。

「きちんと感のあるベースメイクといっても『ファンデーションの量をしっかり使う』とは限りません。油分が多いファンデーションは皮脂となじみやすいため、夏は使用量が多いとメイクが崩れる原因になります。崩れを防ぐためにはファンデーションの量を減らすのが得策で、その代わり下地の量を多くして肌のアラをしっかり飛ばします。こうすればファンデーションの量が減っても“きちんと美肌”になれるんです。

さらに、崩れないためには『下地もファンデーションも薄く重ねて密着させること』が大事で、それには“濡れスポンジ”が欠かせません。水で濡らして絞ったスポンジを使うと“薄膜でムラなく塗布”がノーテクニックで叶いますし、肌がひんやりしてキメがキュッと締まるので密着力がアップ。“濡れスポンジ”は美ツヤ肌にもなれるので忙しい40代こそ使って欲しいです。100円ショップなどで20〜30個入りで売っているのでぜひ一度試してみてください」

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ヘア&メイク 佐伯エミーさん流
「崩れないきちんと夏肌をつくる」5つのPOINT

POINT.1 下地はパール粒2個を使う

下地のトーンアップ効果でくすみや薄いシミなどを飛ばしてキメを整えておくため、使用量の目安はパール粒(約8mm)2個分。この量で全顔に塗ります。(量が多すぎるのも崩れる原因になるので要注意!)

 

POINT.2 下地を全顔に塗ったら濡れスポンジでフィットさせる

下地を指のはらにとり、顔の内側から外側に向けて塗り広げます。頰・額・あご・鼻や目まわりなどパパッとスピーディに広げたら、濡れスポンジでトントンしてフィットさせます。濡れスポンジは、水を含ませるとふくらむ厚手タイプを使い、水気をしっかり絞ってから使うのがポイントです。スポンジでスタンプするイメージで肌に垂直にあて、全顔をトントンします。とくに崩れやすいTゾーンや小鼻、頰の内側、あごは丁寧に行い、下地がはがれないよう力の入れ過ぎにも注意しましょう。

指のはらを使って下地をスピーディに塗り広げる

濡れスポンジでトントン。赤線のエリア内はとくに丁寧に

 

POINT.3 ファンデーションはパール粒1個分を濡れスポンジでつける

下地で肌のアラを飛ばしているので、ファンデーションはパール粒(約8mm)1個分でOK。手の甲にパール粒1個分をとったら、下地で使った濡れスポンジでファンデーションを半分程度とり、毛穴やシミの悩みが多い頰の内側からトントンつけ、外側へ向けなじませます。残りのファンデーションをスポンジにとり、反対側の頰も同様に。スポンジに残ったファンデーションで鼻、額、あごの順につけ、フェイスラインや髪の生え際はサッとなじませる程度にします。

 

POINT.4 眉の上にコンシーラーを薄く塗る

マスク着用時に意外と崩れやすいのが眉間や眉の上。マスクから出る呼気があたって蒸れやすく、ファンデーションがとれてしまうときちんと感を損なってしまいます。そこでファンデーションを塗った後、眉の上にコンシーラーを薄く塗るのがベター。眉間の上部分も少し塗ります。コンシーラーはファンデーションよりも硬く、カバー力があるので蒸れても落ちにくいんです。米粒1つ分程度のごく少量を眉間と眉の上に薄く塗ってなじませます。

濃いシミやクマが気になるときはこちらのテクニックをプラス!

POINT.5 ルースパウダーをブラシでつけてフィックスさせる

ルースパウダーは肌をサラッとさせるだけでなく、先につけたファンデーションやコンシーラーをしっかり固定させる効果もありますので、ベースメイクの最後にぜひ使いましょう。夏は軽やかでツヤ感のある仕上がりがマッチするので、大きめのブラシでつけるのがおすすめ。ルースパウダーをケースごと逆さまにして底を2〜3回トントンとたたいて蓋に粉を出したら、蓋の中でブラシを何度もクルクルして粉をまんべんなく含ませます。崩れやすいT ゾーン、頰の内側、フェイスラインなどにパッパッと払うようにしてブラシを動かして塗布。頬骨の高い位置は、ツヤをキープするためごく軽くつける程度でOKです。

●この特集に使用した商品の価格はすべて、総額(税込)価格です。

撮影/向山裕信(vale./人物) ヘア&メイク/佐伯エミー スタイリスト/柿原陽子 モデル/樋場早紀 構成/片山幸代

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ヘア&メイクアップアーティスト

佐伯エミーさん

美容誌をはじめ、様々なジャンルのヘア&メイクを手がけ、女優やアーティストからも指名を受ける。流行りのメイクを独自に分析し、その人に似合うメイクを提案することが得意。また、スキンケアや美容ツールの指南役としても活躍。

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