こんにちは、editor_kaoです。
いつもはファッションコラム【今日からは、自分のために服を着たい】を連載している私ですが、実はエンタメ好きという側面も。それを知るスタッフから、「大阪で、とても面白そうなフェスがあるんですけど、レポート書きませんか?」との提案があり、ふたつ返事でお引き受けしました。
行ってきたのは、大阪の万博記念公園で開催された「Warai Mirai Fes 2022 ~Road to EXPO 2025~」(2022年4月29日〜5月1日)! 実際に参加された方や、テレビやネットニュースなどで、その様子をご覧になった方も多いのでは?
「Warai Mirai Fes2022」って何?
正式名称は【Warai Mirai Fes 2022 ~Road to EXPO 2025~】。大阪・関西を国際的な文化芸術・エンターテインメント・スポーツ都市として発展させることを目指し立ち上げた14社による協議会「チーム関西」の第一弾イベント。国際博覧会担当である若宮健嗣大臣もコメントを寄せるなど、全国規模で、大きな注目を浴びています!
この取材、なぜ私に白羽の矢が立ったかというと、共催が吉本興業だったから! 数年前、いきなりお笑いにどハマりし、コロナ前は、最低月2回はお笑いライブへ足を運ぶ日々を送っていました。最近も少しずつ復活させていて、実はこのイベント前日も、東京でお笑いライブに行ったところだったんです。なんて最高なGW!
でも「Warai Mirai Fes 2022」にとって、お笑いはほんの一面。アーティストによる音楽ライブや、子どもが参加できるスポーツやゲーム、ワークショップなど、実にさまざまな人が楽しめる内容でした。
大人も子どもも楽しめる、工夫に満ちた未来型イベント
いちばん大きな「M-stage」では、オープンエアで音楽ライブと漫才を開催。人気者ぞろいの豪華なステージ!
▲私が訪れた最終日は、氣志團さんが登場! ド派手です!
▲テレビで大人気のぼる塾さん! ま〜ね〜。
▲そしてDomaniといえば、の和牛さんも!
広場の「W-zone」には、「遊ぶ」「学ぶ」「食べる」を体験できる、さまざまなブースが並びます。歩いていると、あちらこちらに芸人さんが! お笑い好きとしては、かなり贅沢な空間……。参加している子どもたちも、すごく楽しそう!
レゴ®️ブロックで遊べるワークショップブースも。よしもと芸人の黒沼誠さんは、世界で25人目、日本では3人のみの“マスターモデル・ビルダー(レゴランド・ディスカバリー・センターに在籍するトップレベルの技能をもつレゴ®️職人)“。通称“まっこん”としても活躍中です!
▲大阪にちなんで、かに道楽をモチーフにした「親子ガニ」を、子どもたちとつくっていました。小さなカニとマイクを外せば、親子漫才の形に変身!
「EXPO’70パビリオン」では、2025年大阪・関西万博に向けての体験型展示が。デジタル技術を駆使した展示に子どもたちも夢中! 1970年の大阪万博の貴重な資料も見られて、大人も胸アツです。
SDGsアクションも積極的に取り入れて
またSDGsの促進も、このイベントの大きな目標に。これはかなり徹底されていて、たとえば私たちメディアも、紙資料の持ち込みをせずに、スマホやタブレットでの対応を事前案内されていました。「No Pen, No Life」取材スタイルな私としてはショックだったのですが、「せっかくの機会、これは提案に乗ってみよう!」と、ノートとペンを持たずに会場へ。レコーダーとタブレットを駆使して取材してみたのですが、結果「意外とできるな……」と実感することが。未来の仕事スタイルを考える、いい経験に。
そのほかにも、フェスの醍醐味、充実のフードエリアも、お皿やカップといった器は持参が基本。「ゴミゼロ」を目指す取り組みも、フェスとしての新しい形ではないでしょうか。
器を忘れた人は、竹を原料とした「バンブーファイバー」を使用した食器の購入が可能。シンプルなデザインがかわいい!
ちなみに私は、世界で初めて近畿大学が完全養殖に成功したというマグロを使った、「近大マグロ海鮮丼」をいただきました。いろんな部位が堪能できて、お得感満載のひと皿。とても美味しかったです!
カリフラワーと米粉でつくった「カリフラピザ」もおやつに。カロリー控えめ、ビタミン&食物繊維が豊富と、うれしいメニュー。味は、通常のピザとほとんど差を感じさせないのに驚きです。
フェスってこんなに進化してるの!? と、驚きと感激が
仕事とはいえ、久しぶりにフェスに参加しましたが、とても未来を感じるイベントで楽しかったです! 音楽が好きな人、お笑いが好きな人、食べるのが好きな人、学ぶのが好きな人……大人も子どもも、みんなそれぞれに楽しめるコンテンツがあって、有意義な時間を過ごすことができたのではないでしょうか。帰り道、どこからか流れてくる「今日はすごく楽しかったねー!」と話す子どもの声を聞きながら、幸せな気持ちを抱いて東京へと戻りました。本当に、最高のGW!
そして【Warai Mirai FES 2022】レポートは、まだまだ続きます。次回はeditor_kao連載の特別編で、フェススタイルについて! お楽しみに〜。
エディター
editor_kao
大人の実用ファッションを中心に、人物インタビューや日本の伝統文化など、ジャンルレスで雑誌やブランドサイト、ウエブマガジンで活動中。また、インスタグラム@editor_kaoでは、私服コーディネートを紹介するかたわら、さまざまなブランドや百貨店とのコラボレーションも手がけている。ライフスタイルWEBメディアkufura(クフラ)でも「4ケタアイテムで叶えるオシャレ」を連載中。
イラスト/柿崎こうこ