この日は2パターンの衣装を用意してくれた沙月さん。それぞれ、好きなポイントについてうかがいました。
「白のワンピースは、退団の東京公演の千秋楽の入りの時に着ていたものです。コロナ禍で(入り待ちも出待ちも禁止されているため)ファンのみなさんの前でお見せすることができなかったので、今日披露させていただきました。細いベルトがアクセントになっています」
写真をもっと見る「もうひとつは、赤とグリーンのワンピース。ダブルスタンダートのお店を通りかかった時にスタッフさんが『似合いそうですね』と声をかけてくださり、着てみたらぴったりで。大胆な柄と潔いアメリカンスリーブがポイントです。ダブルスタンダードはカジュアルからエレガントまで、幅広いテイストがそろうのでよく行くんです」
娘役のお手本的存在だった沙月さんは、持ち物もどことなく凛とした上品さが感じられるものばかり。使いやすさと、シンプルだけど女性らしさを兼ね備えたアイテムは、長く使えそうな印象を受けました。趣のまったく違うふたつの衣装をご用意くださったことにも感激。静けさと動きを感じる2パターンは、まるで沙月さんのダンスを表しているようです。