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2022.08.02

“愛がない夜の営み”に終止符を打ち…離婚を選んだ41歳妻の決断



結婚後、夫婦間レスには陥っていなくても明かに「愛がない」と感じる夜の生活に苦痛を覚える妻もいます。そんな生活に終止符を打つ決断をした女性のエピソードを、メンタル心理カウンセラーの並木まきがご紹介します。

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41歳の決断。「愛のない夫婦関係を終わらせる」

里美さん(仮名)はつい先日、6年間連れ添った8歳年上の夫との夫婦関係を終わらせました。

「夫とのあいだに子どもはできませんでした。お互いにフルタイムで忙しく働いていて経済的にはなんの不満もなかったし、義実家との関係も良好。休日には月に2回ほど夫婦で遠出をするなど、はたから見ていると“理想の夫婦”に見えていたようなので、離婚をしたと話すと必ずと言っていいほど驚かれますね」

里美さんが離婚を決めた理由は、ただひとつで「愛のない関係にウンザリしたから」だと話します。

「夫は結婚当初こそ私のことを好きだったと思いますが、結婚3年目を過ぎたあたりからは、明らかに“夫としての義務”を果たしているという雰囲気で、彼の言葉や態度などから愛を感じることはなくなりました。それでも夫婦の営みはあって、しているときにも明らかに愛がないのが伝わってきて、それが私には本気で苦痛だったんです」

“子作りのため”と耐えただけだったと気づき離婚へ

「夫は世間体を他の人よりも気にするタイプで、私の目からは“夫としての顔”を演じているように見えましたね。だから夫婦の営みも、子作り目的なんだろうという感じでした。私も子どもは欲しかったので、そんな夫のすることを“子作りのため”と何年も耐えてきたんです。

でも、あるときに『この夫と子どもを授かったところで、幸せになれるんだろうか?』って自問自答して、出てきた答えはノーだったんですよ。表面上はどんなに上手くいっている夫婦に見えても、実際にはとても空虚な関係だったので、ならば思い切って清算したほうが自分のためなんじゃないかって思ったのが、離婚のきっかけです」

離婚の意思を夫に伝えたところ、最初のうちは「絶対に離婚しない」と反発してきたそう。しかし、里美さんが夫に「なぜ離婚したくないと思うのか?」と尋ねたときに返ってきた答えが「みっともないから」だったことから、何がなんでも離婚すると決意したと話します。

「愛しているから、とか里美といたいから、とか言ってくれるならまだ考え直す余地もあったんですけど、離婚したくない理由ですら“世間体”ですからね。もうこれはダメだ、根底にある価値観が違いすぎるって思って、離婚へと一気に舵を切りました」

その後、里美さんが弁護士を入れ「協議離婚ができないなら、調停を申し立てる」と夫に伝えたところ、調停離婚を避けたかった夫はすんなりと離婚を了承。財産的な部分で揉めることもなく、離婚が成立したそうです。

「身軽になった今、改めて振り返って思うのは、このタイミングで決断できてよかったということです。50代、60代になってからでも離婚はできるけれど、夫との生活に耐えるうちに、健康面とか気力の部分とかで貴重な40代という時間を無駄にしてしまうかもしれない。そう思ったので、40代のうちに自由になれた意味は、私にとっては大きいです。再婚についてはまったく考えていませんが、もしも今後、一緒に生活したいと思える人との出会いがあれば、そのときは再婚も視野に入れるつもりです」

 

ご縁あって結ばれた夫婦とはいえ、一緒に暮らしていくうちに耐え難い問題が生じることもあります。世間ではまだまだ「離婚をしない」という選択が尊いとされがちななか「貴重な“今”という時間を奪われたくない」という思いから、離婚に踏み切りたい40代も決して珍しくないのかもしれません。40代は自分の幸せを決めるのは自分でしかないことに、改めて気づき始める人も多い年代です。表面的な部分だけを見ている第三者からの評価は関係なく、自分軸での“幸せ”を求めた先に「離婚」という選択がある人も少なくないのでしょう。

取材・文/並木まき

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