——新曲『STARS』のMV撮影現場で起こった面白いハプニングはありますか?
佐野:『STARS』のMV撮影中、ハプニングがありました!僕らのひとつ前のシングルで『奇跡が空に恋を響かせた』を出した時に、雨予報だったのが奇跡が起きて当日晴れたんですよ。
曽野:今回はどうだった?
佐野:今回……(ちょっとためて)大雨となりまして。
メンバー:(笑)
佐野:めちゃくちゃ雨が降ったのですが、僕らのグループは撮影予備日がないことで有名なので、決行しまして。夜な夜な雨に打たれながらの撮影だったので、MVでは髪の毛がぺったんこだと思います。
曽野:僕は髪をカールしてもらったのですが、元が直毛なので雨で全部戻って、どストレートでした(笑)
山中:雨待ちの時間があって。止むタイミングを狙って撮影するので時間がかかって大変でしたね。
吉田:そのシーンは照明でキラッとさせたいから、屋根を作れない状況だったんです。リップシンクはもちろん一生懸命やっていたけれど、フェイクしながらも顔がビチャビチャになっている、という状況だったね(笑)。
佐野:そうそう、人工の雪が降る中、ソファに座って歌うシーンではパンツまで濡れちゃいました。でもMV撮影の日に雨が降ったのは初めてだよね?
塩﨑:初めてだったね。寒かった。
山中:逆になんで今まで降らなかったんだろうって感じだけどね。本当に予備日を作らないので…(笑)
曽野:ダンスシーンを何テイクか撮ったのですが、床が滑りやすくなっていて大変でした。しかも今回はヒールのある靴なんですよ。そんなハプニングもありましたね。
吉田:でも、皆さんがMV見るときは雨のことは一旦忘れて、バッチリ世界観に浸りながら見ていただきたいです!(笑)。ただ、メイキングではびしょびしょだよっていうね。スタッフさんもみんな雨がっぱを着て、僕たちも傘をさしてもらいながら、みんなで頑張って乗り切ったなという達成感は、すごく感じられました。素敵なMVが出来上がってうれしいですが、現場では顔は本当にびちゃびちゃでしたね(笑)。
——貴重な裏話をありがとうございます。全く別の話になるのですが、子供の頃はどんなタイプの子供でしたか?
吉田:常に自分がいちばんだと思っている生意気な子でした(笑)。
佐野:そうなの?
吉田:まあ、その自信は小学校6年生で挫かれたんですけど…(笑)。一度、めちゃくちゃ大人に叱られて、ネガティブな部分が芽生えたんです。それまでは卒園の集合写真で、いちばん前の真ん中で両手をポケットに突っ込んでカメラをガン見する子でした(笑)。
メンバー:(笑)
吉田:4歳からダンスを習っていて、 “センターを取るために努力する”みたいなマインドだったので、本当に生意気な子でしたね。
——想像したらかわいらしいですね!
吉田:いやいやいや、本当にイケ好かないと思います(笑)。
曽野:僕はお母さんが大好きな子でしたね(笑顔)
佐野:おー!なるほどね。
曽野:僕のお母さんも働いていたので、その働く姿を見て子供ながらありがたいなと思っていました。……何言おうとしたか忘れた。(照れながら)見切り発車しすぎた…(笑)
メンバー:(笑)
山中:「ヘラヘラしながら言ってます」って書いておいてください(笑)
曽野:小さい頃は割とおばあちゃん子でしたね!お母さんがご飯を作ってくれていても、お婆ちゃんの家に食べに行っちゃったことも…。
佐野:ダメやん(笑)
塩﨑:さっきの話と全然ちゃうやん!
曽野:ごめんなさい!
山中:お婆ちゃん、いいよね。噂によると舜太は、やんちゃだったらしいんですよね。
佐野:喧嘩とかするタイプだったみたいで。とはいえ、小学生の頃の話だからね。
曽野:そう、結構やんちゃ坊主で。学校のトップでしたね!
山中:ダサッ!(笑)
佐野:小学校のトップでしょ?(笑)
曽野:うん。本当にやんちゃでお母さんにはすごく迷惑かけちゃいましたね。
山中:そんなふうには見えないけどね。太ちゃんもやんちゃだったでしょ?(笑)
塩﨑:もうやんちゃの中のやんちゃ!でも、問題児だけど学校の成績はちゃんと取っていたので、将来有望って言われてました(ドヤ顔)
吉田:(笑)
塩﨑:本当に大変だった!小さい頃はね、友達のお母さんのところによくハグしに行ってました。
メンバー:ハハハハハ(笑)
佐野:そういうところ変わってないんですね、今もみんな「太ちゃんかわいい」って言います。
山中:そうそう。やっぱり僕らのママ世代は太ちゃんが大好きですね。
曽野:うまいんですよね。
塩﨑:“うまい”んじゃないよ!(笑)そう考えるともうダメなのよ。
佐野:僕の母親にも「誕生日おめでとうございます!」とか「次なんかお菓子待ってまーす」とか動画を送っていて、うまいことする。
曽野:そうそう。うちのお母さんがライブの時に差し入れをしたら、太ちゃんに「ちょっと舜太、動画回して」って言われて。なんだろう?ってスマホを構えたら、「(明るく元気いっぱいに)お母さーん、お菓子ありがとう〜!」って言い始めて、動画が撮り終わったら「(クールに)ありがとう、送っといて」って(笑)
佐野:ハハハハハ(笑)完全にママキラーなんです。
山中:できる人なんだよね。僕らの親世代をはじめ、年上の方ならみんな太ちゃんのことを好きになると思います。ライブでは、本当に愛嬌があるし。
塩﨑:でもM!LKのメンバーはみんな結構そうだけどね。
曽野:こういうところもまた…!本当にずるいんですよ!
佐野:みんなを立てる感じ、よくないね!
塩﨑:本当に〜!揚げ足取ってみんな性格悪くない?(笑)
山中:ごめんなさい、質問なんでしたっけ?(笑)
塩﨑:親にモテる秘訣…?(笑)
——違います(笑)。子供の頃どんな子だったかです
佐野:親にモテる秘訣じゃないのよ(笑)
山中:子供の頃、でも僕は結構内気なタイプでしたね、やっぱり。
曽野:え、そうなん?
山中:うん、気ぃ遣いでしたね。ずっと。いろんなところに顔を出して、いろんなところでいい顔して…みたいな。
吉田:えー!
曽野:意外やな!
山中:小学生の頃は八方美人みたいな感じで、首を突っ込みすぎていろんなトラブルに巻き込まれてた。トラブルに巻き込まれるって気づいて、中学校でそういう振る舞いはやめましたよ。いいことないからね。
曽野:「お前どっちの味方なんだよ?」みたいなこともあるしね。
山中:そうそう。そういう感じで、こう言ってたよね?と僕がみんなの前で言ったら、友達に「それはお前にしか言ってなくて…」って言われたり…。一番ダメなやつでしたね。でもそれは小学校で学びました。
塩﨑:あーいたわ、そういうやつ!痛い目に遭ったんだろうな(笑)
山中:覚えてないけど、多分結構あったね(笑)
佐野:僕はリーダーでしたね。学級委員長もやっていたし、基本的に友達と集まる時やクリスマス会もうちで開催していたし。
曽野:家族もみんなフレンドリーだよね!お母さんもすごくフレンドリーじゃん。
佐野:確かに社交性がある家庭かもしれませんね。学級委員とか基本そういうタイプだったかもしれないです。
曽野:俺も小一から小六までずっと学級委員長で、六年生は生徒会長をやった。
佐野:俺ももう全部。代表委員もやっていて、学校のトップみたいな。俺ら似てるんですよね。
塩﨑:俺はそういうのはやらない。
曽野:自分で言いたくないけど推薦されたんですよ。
佐野:そう!推薦なんだよね、わかる。
塩﨑:(山中さんに向かって)俺ら、そっち系じゃなくて、クラスの端っこにいるかっこいいタイプだからね!
山中:う、うん?
塩﨑:「うわ、また学級委員長やってるよ!」みたいな(笑)
佐野・曽野:ダサい、ダサい、ダサい(笑)
山中:(カッコつけて)生徒会長?やんねえよ!
メンバー:爆笑