冬を越えても髪のパサつきが気になる!その原因は?
みなさんはこの季節に特に気になる髪の悩みはありますか? ホーユー株式会社プロフェッショナルカンパニーが行ったアンケート* によると、春ごろに感じる髪悩みとして最も多くの人が挙げたのが〝パサつき〟。1年で最も空気が乾燥する12月~2月のシーズンを経た髪は、乾燥により髪の水分量が低下しており、髪や頭皮の不調を感じやすい状態にあるそう。
そこで今回は、毛髪や頭皮トラブルを感じやすいこの季節に注目のヘアケアについてチェック! ホーユー株式会社総合研究所監修のもと、おすすめのヘアケア方法やアイテムはもちろん、その適切な使い方まで解説します。
* 調査期間:2023年3月初頭/調査対象者:hoyu professional Instagramフォロワー1.6万名(調査時点)/調査方法:Instagramストーリー
調査結果:Q. 春頃、髪や頭皮に不調を感じますか? A. 髪の毛が気になる(73%)、頭皮が気になる(27%)/Q. 春頃に感じる髪悩みを教えてください A. 髪のパサつき(51%)、静電気(17%)、抜け毛(17%)、頭皮のかゆみやフケ(15%))
空気の乾燥が髪に与える影響とは?
髪の研究歴100年を誇るホーユーの研究所が乾燥による髪や頭皮の影響について調査したところ、気温25℃・湿度60%なら毛髪の水分量は約13%ですが、湿度が13%になると約3%にまで低下するという結果に。この毛髪の水分量と湿度の関係は、健康な毛髪もダメージ毛もほとんど同じ挙動をとることがわかりました(図1)。
(図1)毛髪の水分量と湿度の関係:ホーユー(株)調査
つまり毛髪の水分量は、ダメージの状態よりも湿度の影響を大きく受けやすいということに。そして毛髪の水分量が低下すると、髪のパサつきや静電気、枝毛、切れ毛などの髪悩みが出やすくなります。さらに乾燥は頭皮のバリア機能を低下させ、乾性フケ、かゆみ、紅斑などが発生しやすい状態になることも。そのため毛髪や頭皮状態を把握し、髪悩みが気になる場合は季節に合ったヘアケアアイテムを使うのがおすすめです。
乾燥対策におすすめのヘアケア
1:アミノ酸系洗浄成分シャンプー
かゆみやフケなど頭皮が敏感になりがちな季節は、アミノ酸系洗浄成分のシャンプーがおすすめ。それにプラスして洗い流すトリートメントや、ドライヤー前に使う保湿重視のミルクタイプのアウトバストリートメントを併用すると、よりヘアケア効果が高まります。
シャンプーの適切な使い方
(1)指の腹や第一関節を頭皮にあててやさしく洗う
アミノ酸系のシャンプーは一般的に泡立ちは弱めですが、十分な洗浄能力があるため無理に泡立たせる必要はありません。爪を立てて洗うことは避けて。
(2)洗い流すときは38℃くらいのぬるめのお湯で
シャンプーを洗い流すときは、38℃くらいのぬるめの温度がおすすめです。40℃以上だと頭皮の刺激になるだけでなく、皮脂を落としすぎてしまう要因になるのでご注意を。
おすすめアイテム:プロマスターカラーケア シャンプー
▲プロマスターカラーケア スタイリッシュ シャンプー 左から 250mL ¥1,320、600mL ¥2,860(税込)
▲プロマスターカラーケア リッチ シャンプー 左から 250mL ¥1,320、600mL ¥2,860(税込)
▲プロマスターカラーケア スウィーティア シャンプー 左から 250mL ¥1,320、600mL ¥2,860(税込)
▲プロマスターカラーケア カーミー シャンプー 左から 250mL ¥1,320、600mL ¥2,860(税込)
ヘアカラーによって起こるダメージの補修に特化した「PROMASTER COLOR CARE」のシャンプーは、全シリーズがアミノ酸系洗浄成分配合でラウレス硫酸フリー。乾燥によるフケや頭皮のかゆみにもおすすめのマイルドな洗浄力が特徴です。さらに保湿成分のビワ葉エキス配合により、乾燥しがちな時期の頭皮の状態を整えてくれます。
それぞれの髪質変化に寄り添ったラインナップも魅力。さらさらで指通りのよい髪に導く「Stylish」、潤いのあるまとまった髪を目指す「Rich」、なめらかでやわらかな髪を叶える「Sweetia」、くせを抑えて扱いやすい髪にしてくれる「Carmy」の4つのラインから選べます。
2:アウトバスミルク
乾燥しがちな髪の保湿におすすめなのがアウトバスミルク。洗い流すトリートメントに加えてアウトバストリートメントを併用した方が、一般的にヘアケア効果はアップします。髪の乾燥を感じたときは、オイルよりも保湿重視のミルクタイプが◎。
アウトバストリートメントの適切な使い方
(1)タオルドライ後の髪に毛先から塗布する
アウトバストリートメントは、水が垂れ落ちない程度に髪をタオルドライしてから使用します。手のひらに伸ばしたら、ダメージの大きな毛先部分から中間部分、根本付近へとなじませていきます。
(2)頭皮にはつかないよう注意
頭皮にも使えるように設計された商品でない限り、頭皮にはあまりつかないように使用しましょう。
おすすめアイテム1:プロマスターカラーケア スウィーティア /リッチ アウトバストリートメント モイスト
▲プロマスターカラーケア 左から スウィーティア アウトバストリートメント モイスト、リッチ アウトバストリートメント モイスト 80mL 各¥1,980(税込)
メロウアミノ*¹ が配合された「PROMASTER COLOR CARE」の「Sweetia」シリーズのアウトバストリートメントは、カラーリングによって耐性が低下する熱ダメージを補修。また同ブランドの「Rich」シリーズはモイストヒアルロン酸*² が配合され、カラーリングにより水分保持力が低下した髪を補修します。
*¹ プロリン、トレオニン、アルギニン、リシン、アラニン、グルタミン酸、グリシン、セリン
*² ヒアルロン酸ヒドロキシプロビルトリモ二ウム
おすすめアイテム2:バイカルテ エッセンス ミルク
▲バイカルテ エッセンス ミルク 95mL ¥3,300(税込)
サロン専売ヘアケアブランド「BYKARTE」のヘアミルク。ダメージバリア成分* 配合で、入浴後や外出先などさまざまなシーンで発生する外的ダメージを受けた髪を補修します。
* ラウロイルサルコシンイソプロピル、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル
特に湿度が低下する季節を乗り越えた今だからこそ、髪や頭皮の悩みを感じやすい状態に。そういえば最近髪のパサつきが気になる…という人は、ぜひおすすめのヘアケア方法を取り入れてみてくださいね。