洗うべきポイントを押さえれば、効率的に正しくシャンプーできる!
8割の人が正しく洗えていない毎日の洗髪
シャンプーは毎日行う習慣。でも、読者の皆さんに聞いてみると、そのプロセスは適当になっている人が多いんです。髪全体が濡れていればOK? そんなに汚れていないし、さっと流せば大丈夫…そう思い込みがちですが、それは大きな間違い。ほとんどの人は、まず〝予洗い〞ができていません。〝予洗い〞はお湯でしっかり髪と頭皮を濡らし、軽いホコリや汚れを洗い流すこと。髪の表面を濡らしてすぐシャンプーをつけてしまう人がいますが、汚れ落ちのパワーがダウンしてしまうだけでなく、乾いた頭皮や髪にシャンプーをつけると刺激になることも。
だから、しっかり予洗いをした上でくまなく泡立て、優しく洗うこと。この基本を押さえたシャンプーが、毎日の洗髪には必要なのです。
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『HOW TO WASH』
1. 地肌までしっかりと濡らす
上から髪全体にお湯をなじませていく。指でかきわけるようにしながら、分け目、頭皮まで濡らす。
2. 耳の下は髪を分けて、しっかり湿らせる
耳から下はかきわけながら濡らす。濡らしたい場所にお湯を90度にあてると効率よく濡らせる。
3. シャンプーを手に取り、1プッシュはトップ~中間に
シャンプーを手に取り、湿った手のひらで軽くなじませてから耳から上に塗布する。
4. もう1プッシュ手に取り、耳下~毛先に
同様にして、もう1プッシュのシャンプーも手のひらになじませてから、耳から下に塗布する。
5. 空気を抱き込みながら、しっかり泡立てる
全体にシャンプーが行き渡ったら、大きなストロークで地肌から泡立てる。指が頭皮に触れるように。
6. 毛先まで優しく泡をなじませる
毛先は泡で包み込む程度で汚れが落ちるので、手のひらでまんべんなく泡を行き渡らせて。
7. 全体を手のひらで包み込むように、指の腹で洗う
泡が行き渡ったら、圧をかけながら指の腹で洗う。頭皮にしっかりと触り、根元の汚れまで落とす。
8. 耳の後ろ~耳下も丁寧に洗い、しっかり流す
耳下は、片手で毛を持ち上げてめくりながら、指先で分け目を擦るように洗う。全体が洗えたら流す。
9. トリートメントは、傷みやすい顔まわりから
濡らすときと同様にしっかりシャンプーを流し、トリートメントはダメージ部分に集中して塗布。
10. 手ぐしでしっかりとなじませてから流す
手ぐしを通しながら一本一本にしっかりとなじませて、少し時間をおいてから残らないように流す。
トリートメントよりもシャンプーにお金をかけるべき!
大人にふさわしい運命の1本を探して
多くの人は、シャンプーよりトリートメントにお金をかけがち。でも、大人になったら洗うものほど潤いを保ちながら洗える、成分や機能にこだわったものが必要なんです。
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Domani2018年6月号『「洗う→乾かす」ヘアケアを見直すだけで美髪がきまる!』より
本誌撮影時スタッフ:撮影/岡本 俊(まきうらオフィス/人物)、金野圭介(静物) へア/KAORI(ANTI) メーク/吉村 純(LA DONNA) スタイリスト/シダテルミ モデル/石上智恵子 構成/山梨智子(本誌)