文房具好き♡な働く女性の、リアルな〝こだわり文房具〟が見たい!
単なるコレクションではなく、毎日使うアイテムだからこそ、趣味嗜好が反映される文房具。こだわりから見える〝人となり〟が面白い!
#1 実用性フェチな文房具マニア
会社員兼イラストレーター ヨシムラマリさんの偏愛文房具
“文房具がもつ、道具としてのリアルな機能に惹かれます”
1. 既製品じゃ満足できない! 『セルフカスタムのノート』
「綴じノートは移行が面倒。リングノートのリングを外してバインダーを付け、ルーズリーフ調にカスタム。これにカレンダー付きダイヤリーを追加して使っています」コクヨのキャンパス ツインリングノート LIHIT LAB.のツイストノート とじ具
2. 今のスタメンは6本! 『厳選を重ねたペン』
「黒ボールペンは、油性・水性・ジェル…と使い分け。長く書いても疲れにくい太めが好き」右から、パイロットのアクロ300、コクヨのエラベルノ、ぺんてるのエナージェルインフリー、ゼブラのジャストフィット、ゼブラのサラサドライ、三菱鉛筆のジェットストリーム 3色ボールペン
3. 職場のフリーアドレス化に合わせて『自立するペンケース』
「固定のデスクがなくなったので、ペンスタンド代わりになるものを」 コクヨのネオクリッツフラット ビズ
4. 持ち運びやすさを重視した『伝票処理用道具セット』
「伝票作業に必要な道具類。最近はコンパクトな高機能アイテムが豊富でうれしい」右から コクヨのペンケース シェルブロ、コクヨのカッターナイフ C3、ぺんてるのノック式ハンディS Pentel PEN 細字、ゼブラの紙用マッキー極細、シャチハタのネーム9 キャップレスホルダー、ミドリの携帯マルチハサミ、コクヨのドットライナー プチプラス
5. 厚めの紙で保存性も高い『カード型メモ帳』
「一枚完結型のカード式メモ帳、いわゆるジョッターは、その情報が必要な場所に貼るなど書いた後の使い勝手が◎。手持ちのペンが付属品のように奇跡のジャストフィット!」カミテリアのメモッタラプラス、三菱鉛筆のユニボール シグノ RT1
6. 急にメモが必要になっても安心! 『付箋&ミニペン入りIDホルダー』
「IDホルダーに付箋とミニペンが内蔵された新商品。名刺も入れられて便利です」ゼブラのペモ アイディー
決まった愛用品はつくらず、自分に合う実用的な逸品を常に探し求めています
「文房具の〝道具としての実用性〞に強く惹かれます。たとえば黒ペンひとつにしても、書く紙や内容、場面ごとに最適な一本は違うもの。だから、職場用文房具セットの中だけでも黒ボールペンが3本、黒サインペンが2本あって、シーンごとにいちばん心地よく思えるものを厳選して使っています。どのペンも現状のナンバーワンですが、特別な愛着はなく、永遠に使い続けることはありません。より使い勝手がいいものを常に探していて、〝文房具ドラフト会議〞を随時開催して入れ替え。新製品が出るたびに買ってしまうので、コレクションの山はどんどん増える一方です(笑)」
《文房具LIFEをのぞき見》
「文房具の中でも特に好きなのがペン。自宅のペン置き場はこの状態。何本あるかは…わかりません」 「台湾で購入したノート。台湾の文房具はすごくかわいくて、文房具マニア仲間と爆買いの旅をしました」
来来来世まで使い切れない量のペンが家に…
ヨシムラ マリ
大手メーカーのIT関連部署に勤務する34歳。幼いころから描(書)くことが好きで、気づけば無類の文房具フリークに。イラストレーター&ライターとしても活躍中。
Domani2018年6月号『今こそ大好きな「文房具」の話をしよう』より
本誌撮影時スタッフ:撮影/西原秀岳(TENT) 構成/旧井菜月