シンプル服を今年らしく味付けするなら…ネックレスより〝ブローチ〟です
小さいながらも確かな存在感が光るもの。それはおしゃれにおけるアクセサリー! ちょっとした違いがスタイリングを大きく左右するアクセサリー選びだけど、今年らしさを手に入れるなら断然〝ブローチ〟がおすすめ。ブローチそのものが持つクラシカルな華やぎと今どきのポップさがミックスされたデザインが、ベーシック服を盛り上げてくれるんです。レトロすぎないデザインを肩肘はらずラフにつけることが、上手に取り入れるコツ! ふたつのコーディネート例をお見せします。
カジュアルなネイビーワントーンをブローチで楽しく!
ネイビーのボリューム袖ニットにデニムのロングスカート…ネイビーを基調にしながら、ブラウンの小物を合わせた落ち着きのあるきれいめなカジュアルスタイル。シンプルに大人っぽく、だけどもうひと押しの華やぎがほしい。いつもであればネックレスに手が伸びるけれど、そのかわりにブローチを選ぶと新鮮! ブローチといってもカメオのようなヴィンテージ感のあるタイプではなく、どこかお茶目でモダンなデザインを軽やかにラフに身につけることが今っぽさにつながって。
アルファベットの〝R〟と数字の〝5〟をモチーフにした、サイズ感の異なるふたつのブローチを重ねづけ。どちらもポップなデザインながら、一部にパールがあしらわれていてさりげない上品さが。挑戦アイテムだからひとつだけにしておこう…と気後れせずに、楽しく重ねづけるマインドもカジュアルなこなれ感を出すポイント! そのためにも、洋服はシンプルに徹するのがベター。ワントーンスタイルのアクセントにブローチを、そんなバランスがぴたりとハマる。
ブローチ[R]¥10,780・[5]¥9,680(ステラハリウッド) ニット¥17,600(ルージュ・ヴィフ ラクレ ルミネ新宿店〈ルージュ・ヴィフ〉) スカート¥47,300(ebure GINZA SIX店〈ebure〉) ピアス¥91,300(ウノアエレ ジャパン〈ウノアエレ〉) リング¥313,500(マリハ) バッグ¥46,200(イアクッチ 大丸東京店〈イアクッチ〉) 靴¥25,850(ダイアナ 銀座本店〈ダイアナ〉)
シックなブラックスタイルの遊び心はブローチで!
黒のワンピースに黒のジャケットジレを重ね、小物でホワイトを差し色に。ハンサムでシックなモノトーンスタイルの雰囲気を自然にやわらげてくれるのも、やっぱりブローチ。色を絞ったシンプルな装いがブローチの存在感を高め、同時にブローチの映え感がモノトーンの潔さを引き立てる。そんなおしゃれの相乗効果を感じたい。
ジレジャケットの襟元につけたブローチを拡大してチェック! ラインストーンでつくられた〝MERCI〟の5文字は、どこかチャーミングな印象。シルバーのボールネックレスとの相性抜群な連爪ディテールのブローチで遊び心を加えて、今までと一味違うおでかけスタイルを満喫して。
ブローチ¥6,600(アルアバイル) ジャケット¥52,800(ユナイテッドアローズ 新宿店〈イロット〉) ワンピース¥20,900(アルページュストーリー プレスルーム〈アルページュストーリー〉) ネックレス¥35,200(マリハ) バッグ¥9,900(アンタイトル) 靴¥33,000(ユナイテッドアローズ 渋谷スクランブルスクエア店〈HEWN〉)
撮影/谷口 巧(Pygmy Company/人物)、魚地武大(TENT/静物) スタイリスト/石毛のりえ ヘア&メイク/神戸春美 モデル/稲沢朋子 構成/旧井菜月