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LIFESTYLE 季節を楽しむ

2025.04.24

混雑に巻き込まれたくない人のためのゴールデンウィーク穴場スポットリスト|関東近郊から関西・九州まで紹介 【2025年度版】

「ゴールデンウイークに出かけても、どこも混雑してかえって疲れてしまうのでは…」と不安を抱く方もいらっしゃるでしょう。最近では、あえて有名どころを外し、静かに過ごせる「穴場」を選ぶ人が増えています。この記事では、2025年のゴールデンウイークにおすすめのスポットを紹介します。

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ゴールデンウィークが近づくと「どこへ行こうか?」と考える一方で、「どこも混雑して疲れるんだよなぁ… 」などと過去の苦い経験を思い出す人も多いかもしれません。

そんな中、あえて有名観光地を外し、静かに過ごせる「穴場」を選ぶ人が増えています。人の少ない場所で、自然や文化に触れながら自分のペースで旅を楽しむというスタイルが、今の時代に心地よくフィットしているのかもしれません。

この記事では、連休中でもゆったり過ごせる、全国各地の穴場エリアを紹介します。

ゴールデンウィークに「穴場」を選ぶ理由とは?

にぎやかさを楽しむ旅もいいけれど、今、多くの人が求めているのは「落ち着いた時間」と「心地よさ」。ゴールデンウィークにあえて“穴場”を選ぶ人が増えている背景には、どんな理由があるのでしょうか?

混雑

(c) Adobe Stock

混雑を避けたい人が増えている

ゴールデンウィークは、移動ラッシュや観光地の混雑がつきもの。長時間の移動や人混みに疲れ、「せっかくの連休なのに、なんだか休んだ気がしない…」という声もよく耳にします。そんな中、旅のスタイルにも少しずつ変化が。にぎやかな観光地をあえて避け、静かに過ごせるスポットを選ぶ人が増えています。

人混みから離れて、自分のペースでゆっくりとした時間を楽しむことが、旅の価値として再評価されているのです。

「混雑回避」だけじゃない、穴場選び3つの魅力

穴場を選ぶ魅力は、単に「人が少ない」だけではありません。例えば…

1.移動がスムーズで、帰宅後まで疲れが残りにくい
2.自然や風景を味わいながら、静かな時間をじっくり楽しめる
3.地元の人とのふれあいなど、素朴な旅の醍醐味に出会える

このように、旅先での過ごし方に“深み”が生まれるのも、穴場ならではのポイント。予定を詰め込みすぎず、心の余白を大切にできるのが魅力です。

自分をリセットする、静かな旅という選択肢

忙しい毎日を送るなかで、ゴールデンウィークは“自分のリズム”を取り戻す貴重な機会。自然に囲まれた場所や、やさしい時間が流れる小さな町を訪れることで、気持ちがゆるやかに整っていくのを感じる人も少なくありません。

たとえ短い滞在でも、静かな場所に身を置くことで、深く呼吸ができるようになり、心と体のバランスがふっと戻ってくるような安心感が得られます。

関東近郊で見つかる! 日帰りでも行ける穴場スポット

仕事や家庭の都合で長期の旅行が難しい人にとって、関東圏での「日帰り穴場スポット」は心強い選択肢です。混雑しない・疲れない・コスパよしの三拍子揃った場所を紹介します。

都心から電車で1時間以内! 手軽に行ける自然エリア

「遠出はできないけれど、自然の中でリフレッシュしたい」―そんなときにおすすめなのが、首都圏からアクセスしやすい自然スポット。移動に時間をかけず、気軽に非日常を楽しめるエリアを紹介します。

神奈川県・弘法山(こうぼうやま)|ゆるやかに楽しめる、絶景&温泉つきハイキング

神奈川県秦野市のハイキングスポット「弘法山コース」は、標高250メートル以下の浅間山(せんげんやま、標高196メートル)・権現山(ごんげんやま、標高243メートル)・弘法山(標高235メートル)の3山をめぐる人気ハイキングコースで、地元でも親しまれています。3つの山一帯は「弘法山公園」と呼ばれ、ゆるやかな起伏と自然豊かな尾根道が特徴です。

初心者でも無理なく歩けるコース設計でありながら、途中には丹沢や富士山を一望できる絶景ポイントもあります。春は桜、秋には紅葉と、四季折々の風景が広がり、訪れるたびに違った表情が楽しめます。さらに、ハイキングのあとは鶴巻温泉でひと休み。登山と温泉がセットで楽しめる“ご褒美感”もこのコースの魅力です。

小さなお子さんから大人まで、幅広い世代に人気なのも納得の、都心からの気軽なお出かけ先としておすすめです。

千葉県・梅ヶ瀬渓谷|森林浴を楽しむ静かな渓谷道

千葉県市原市の「梅ヶ瀬渓谷」は、都心から車でおおよそ1時間半。整備されたルートが整っており、気軽な散策でも自然とのふれあいをしっかり実感できます。苔むす岩や清流が織りなす風景は、都会の喧騒を忘れさせてくれる癒しの空間。

なお、渓谷近くの大福山展望台は現在閉鎖中です(2025年4月時点)。訪れる際は、最新の情報をご確認のうえで計画を立ててくださいね。

温泉で癒される、静かな大人向け穴場スポット

ゆっくりと自分の時間を過ごしたい―そんな大人の旅にぴったりなのが、観光地化されすぎていない静かな温泉地。団体客や大規模施設のにぎわいから少し離れて、落ち着いた空気の中で心と体をほぐせる場所を紹介します。

群馬県・磯部温泉|湯と静けさを楽しむ湯治場

群馬県安中市にある「磯部温泉」は、比較的こぢんまりとした宿が中心で、落ち着いた雰囲気が魅力の温泉地。温泉マーク発祥の地としても知られ、胃腸にやさしい湯として古くから親しまれています。

日帰り温泉施設では、名物の砂塩風呂(要予約)が体験でき、旅の疲れを芯から癒したい方にもぴったり。大きな観光施設が少ない分、静かに滞在したい大人にとって、まさに理想的な“穴場”です。

長野県・別所温泉|日帰りも宿泊も楽しめる信州の古湯

もう一つのおすすめは、長野県上田市の「別所温泉」。長野県最古の温泉地で、歴史情緒と静けさが同居する小さな温泉街です。観光地としての知名度はありながらも、街全体がコンパクトで落ち着いており、大人の旅先として根強い人気があります。

二人旅

(c) Adobe Stock

小さなお子さんと一緒でも安心! 人混みを避けて楽しめる、広々としたお出かけスポット

小さなお子さん連れでのお出かけは、移動や待ち時間に気を使う場面が多く、にぎやかな場所では大人も子どもも疲れてしまいがち。そんなときは、広々とした空間でゆったりと過ごせる場所を選ぶことで、心にも余裕が生まれます。

おすすめは、茨城県坂東市の「ミュージアムパーク茨城県自然博物館」と、東京都武蔵野市の「井の頭恩賜公園」。どちらも、自然の中でのびのびと過ごせる、人混みを避けたいファミリーにぴったりのスポットです。

ミュージアムパーク茨城県自然博物館|学びと遊びがひとつに

恐竜や宇宙、生き物をテーマにした展示が充実し、子どもの興味を自然と引き出してくれる博物館。館内だけでなく、広大な芝生広場や花畑が広がる屋外エリアでは、思いっきり体を動かすこともできます。混雑を避けながら、子どものペースに合わせた1日を無理なく楽しめる点も嬉しいポイントです。

井の頭恩賜公園|都心からすぐ、自然とふれあえる癒しの空間

JR吉祥寺駅から徒歩約5分というアクセスのよさながら、園内には御殿山の雑木林や池が広がり、四季折々の自然が楽しめる憩いの場。特に新緑の季節には、木漏れ日と清々しい空気に包まれながらのんびりと散策ができます。

都心のすぐそばにありながら、静かで落ち着いた時間を過ごせる井の頭公園は、家族の癒しスポットとしても人気。休日のちょっとしたおでかけにぴったりです。

アクティブ派の子どもも大満足! 自然の中で思い切り遊べる体験型スポット

好奇心いっぱい、元気いっぱいの子どもには、自然の中でのびのびと体を動かせる体験型スポットがおすすめ。大人も一緒に楽しめて、家族全員が笑顔になれるお出かけ先を紹介します。

群馬県・群馬県立ぐんま昆虫の森|五感でふれる“昆虫の世界”

群馬県桐生市にある「群馬県立ぐんま昆虫の森」は、自然の中で昆虫の生態をじかに観察できる体験型教育施設。約45ヘクタールの広大な敷地には雑木林や田畑が広がり、季節ごとにさまざまな昆虫たちとの出会いがあります。昆虫観察だけでなく、自然体験プログラムやワークショップも用意されており、年齢や興味に応じた学びの時間が楽しめますよ。

静岡県・富士山こどもの国|富士山のふもとで冒険気分

静岡県富士市にある「富士山こどもの国」は、富士山のふもとに広がる自然のフィールドを活かした大型体験施設。水の国・草原の国・街の3エリアに分かれ、川遊び、迷路やアスレチック、ふれあい動物体験など、子どもが夢中になるアクティビティが盛りだくさんです。

遠方もアリ! 連休だからこそ叶う地方の静かな穴場旅

せっかくのゴールデンウィーク、時間に余裕がある今こそ、普段ならなかなか行けない地方へ、思い切って足を延ばしてみませんか? 混雑する定番観光地とはひと味違う、“少し遠くの静かな旅先”には、その土地ならではの風景や食文化、ゆったりとした時間が待っています。人混みを避けながら、自分のペースで旅を楽しみたい方にぴったりの地方の穴場スポットを紹介します。

関西で味わう、静かな町歩きと美食の旅

にぎわう都市部から少し離れて、歴史ある町並みをそぞろ歩く旅には、心がほどけるような落ち着きがあります。古き良き景観と、地元ならではの食を味わいながら、ゆっくりと時間を楽しむ―そんな旅にぴったりの関西の穴場を紹介します。

近江八幡

(c) Adobe Stock

滋賀県・近江八幡(おうみはちまん)|運河と蔵の町で味わう、静かな贅沢

水郷の風景が美しい「近江八幡」では、白壁の蔵や石畳の道が運河沿いに続き、歩くだけで物語の世界に紛れ込んだような気分に。名物の近江牛をはじめ、地元の食材を活かした料理が揃い、食を楽しむ旅としても魅力的です。

兵庫県・出石(いずし)|小京都の面影を残す、そばと城下町の町歩き

「但馬の小京都」とも称される「出石」は、江戸時代の城下町の風情が今も色濃く残る町。出石焼の器で少しずつ楽しむ「出石そば」は、訪れたらぜひ味わいたい名物。趣ある町家を改装したカフェや工芸店なども点在し、観光というより“暮らしの空気にふれる”感覚で町を歩くのがこの旅の醍醐味です。

九州の温泉地で癒される、ゆるやかな休日

にぎやかな観光地とはひと味違う、静けさとぬくもりに包まれる温泉時間。九州には、規模が大きすぎず落ち着いた雰囲気を守り続ける温泉地が点在しています。その中でも、熊本県・「山鹿(やまが)温泉」と大分県・「湯平(ゆのひら)温泉」は、古き良き湯治場の風情を今も色濃く残す、知る人ぞ知る癒しの地です。

静かな空間で湯に身をゆだねながら、その土地ならではの文化や景色に触れる時間は、日常の慌ただしさから少し離れて、自分本来の感覚を整える貴重なひとときとなるでしょう。

熊本県・山鹿温泉|石畳の街並みに包まれる、静かな湯のまち

「山鹿温泉」は、豊かな湧出量を誇り、やわらかな湯ざわりが特徴。温泉街には石畳の道や昔ながらの町屋が立ち並び、情緒ある町歩きも楽しめます。また、立ち寄り湯も数多くありますよ。派手な観光要素は少ないものの、宿のもてなしは素朴で心地よく、旅慣れた大人にこそおすすめの“癒しの隠れ家”です。

大分県・湯平温泉|石畳の坂道に残る、湯治場の面影

「湯平温泉」は、由布院の近くにありながら、観光地化されすぎていない静けさが魅力。石畳の坂道に沿って宿が点在し、温泉街全体がどこか懐かしい空気に包まれています。湯のやさしさ、地元の人との自然なふれあい―どれもが、心をじんわりとほどいてくれるはずです。

最後に

ゴールデンウィークは、行き先選びひとつで過ごし方が大きく変わります。混雑を避け、心からリラックスできる穴場を選ぶことで、旅そのものの質がぐっと高まります。にぎわいのある観光地では味わえない静けさや、土地に根ざした文化との出会いは、長く記憶に残ることでしょう。

遠くに出かける時間がなくても、近場に目を向ければ、意外な発見があるかもしれません。今年の連休は、自分らしいペースで楽しめる場所を見つけて、少しだけ日常を離れてみませんか。

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Domani編集部

Domaniは1997年に小学館から創刊された30代・40代キャリア女性に向けたファッション雑誌。タイトルはイタリア語で「明日」を意味し、同じくイタリア語で「今日」を表す姉妹誌『Oggi』とともに働く女性を応援するコンテンツを発信している。現在 Domaniはデジタルメディアに特化し、「働くママ」に向けたファッション&ビューティをWEBサイトとSNSで展開。働く自分、家族と過ごす自分、その境目がないほどに忙しい毎日を送るワーキングマザーたちが、効率良くおしゃれや美容を楽しみ、子供との時間をハッピーに過ごすための多様な情報を、発信力のある個性豊かな人気ママモデルや読者モデル、ファッション感度の高いエディターを通して発信中。
https://domani.shogakukan.co.jp/

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