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2021.04.17

みどりの日の意味や由来とは? 5月4日になった歴史や過ごし方も紹介

「みどりの日」はどのような日なのか、詳しく説明できますか?みどりの日の意味や由来、これまでの経緯など歴史的背景を解説。おすすめの過ごし方もご紹介します。

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【目次】
 ・みどりの日はいつ?どのような日?
 ・みどりの日が5月4日になるまでの歴史
 ・みどりの日は親子で楽しもう

みどりの日はいつ?どのような日?

まずは「みどりの日」の基礎知識をご紹介。意外と知られていない、名前の由来についても解説します。

みどりの日

■毎年5月4日

みどりの日は、「国民の祝日に関する法律」により、5月4日と定められています。元々は4月29日でしたが、2005年の祝日改正法によって2007年から現在の日付に変わりました。

国民の祝日は、よりよい社会を築くために国民みんなで祝ったり感謝したりする日で、それぞれに意味があります。みどりの日は自然に親しむことや感謝することが目的で、豊かな心を育むという意味合いもある祝日です。

参考:国民の祝日について – 内閣府

■名前の由来は昭和天皇から

みどりの日という名前の由来を知らない人もいるのではないでしょうか?みどりの日は、昭和天皇のお人柄にちなんで付けられたものとされています。

4月29日だったみどりの日は、元々昭和天皇の誕生日を祝う「天皇誕生日」でした。昭和天皇は幼少のころから生物に深い興味を持たれており、生物学者として多くの研究をなさっていました。新種の深海生物を発見されたことも知られています。植物にも造詣が深く、自然をこよなく愛した昭和天皇にちなんで、みどりの日と名付けられたのです。

みどりの日が5月4日になるまでの歴史

みどりの日は、過去に日付と名称が変わっています。歴史的背景とともに経緯を見ていきましょう。

みどりの日

■「天長節」から「天皇誕生日」制定

天皇誕生日は元々「天長節(てんちょうせつ)」と呼ばれていました。「天長地久」(天は長く地は久し)という老子の言葉が由来で、天皇の時代が永遠に続くようにという意味が込められています。天長節の起源は、775年に光仁(こうにん)天皇の誕生日を祝ったこととされています。その後、四大節の1つとして1873年に国の祝日となりました。

明治時代は11月3日、大正時代は8月31日、昭和時代は4月29日というように、年号が変わるたびに日付も変わっていきます。1948年に「国民の祝日に関する法律」が制定され、天皇の誕生日を祝う日という意味の「天皇誕生日」に名称が変わりました。

■みどりの日への変更

1989年に昭和天皇が崩御され、天皇誕生日は「12月23日(現上皇の誕生日)」に変わりました。本来であれば祝日だった4月29日は平日に戻るのですが、ゴールデンウィーク中の祝日だったため、慣れ親しんできた大型連休が崩れることで、国民の生活に大きな影響が出てしまうことが懸念されました。名前を変えて存続されることになり、自然や生物に深い関心を持ち大切にされた昭和天皇のお人柄にちなみ、「みどりの日」と改められました。

■「昭和の日」と新たな「みどりの日」

4月29日のみどりの日は、2007年から「昭和の日」に名称が変更されました。昭和のさまざまな出来事を忘れずに、国の未来に生かすという意味があります。昭和時代には、戦争や東京オリンピックなど歴史に残る多くの出来事がありました。戦後には目覚ましい経済成長を成し遂げ、まさに激動の時代ともいえます。日本が大きく変わった昭和の時代を忘れずに、現在に感謝し、将来に思いをいたすという趣旨もあります。

元々5月4日は平日でしたが、5月3日・憲法記念日、5月5日・こどもの日に挟まれている、いわゆる「飛び石連休」だったため、前述の「国民の祝日に関する法律」で「『国民の祝日』に挟まれた平日は休日になる」と定められ、「国民の休日」になった経緯があります。4月29日が昭和の日に変わったことで、「国民の休日」だった5月4日が新たな「みどりの日」になったのです。

みどりの日は親子で楽しもう

祝日の意味を生かせるおすすめの過ごし方をご紹介します。親子で楽しみ、充実した1日にしましょう。

■自然と触れ合う

5月は緑が美しい季節なので、自然と触れ合える体験をするのがおすすめです。代表的な遊びに、楽しみながら自然に触れられる「フィールドビンゴ」というものがあります。ビンゴを基にしたゲームで、3×3などに分けた正方形のマス目に花・虫など自然にちなんだものを書き込みます。散策中に見つけたらマークを付けていき、最初にビンゴになった人が勝ちです。

近所の公園など花や木が見られる場所に出掛けて、観察するのもよいでしょう。写真を撮れば、自宅で図鑑やインターネットを利用して草木の名前や特徴を調べることもできます。

庭やベランダなどにスペースがあるなら、好きな植物や野菜などを植えてみるのもおすすめ。成長を楽しみにできるだけでなく、食育にもつながるでしょう。

■植物に関するクイズもおすすめ

親子で植物に関するクイズを出し合うのもおすすめです。普段それほど気にしていなくても、理由を考えてみると意外に分からないことはたくさんあります。例えば「どうして葉の色が変わるのか」「どうしてひまわりは、太陽の方角を向くのか」といった疑問もクイズになります。「お月見に飾る植物は?」や「クリスマスツリーに使われる木の名前は?」など、季節のイベントに関連したクイズも楽しそうです。

クイズを出す方も答える方も考える必要があるため、思考力が身に付きます。分からないことを調べることで知識が増えたり、興味が湧いたりするのもポイントです。クイズを考えるのが難しい場合は、ネットで検索してみましょう。親子で楽しめるクイズがたくさん見つかります。

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『子どもに伝えたい 春夏秋冬 和の行事を楽しむ絵本』(永岡書店)

季節の行事を親子でいっしょに学べる絵本形式の実用書です。ものごとの由来やしきたり、遊び方、箸の持ち方、衣服のたたみ方など、行事を子育てに役立てるコツを豊富なイラストで楽しく紹介。文化と愛情を伝える「行事育」が手軽に実践できます。

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監修/和文化研究家

三浦康子

古を紐解きながら今の暮らしを楽しむ方法をテレビ、ラジオ、新聞、雑誌、Web、講演などで提案しており、「行事育」提唱者としても注目されている。連載、レギュラー多数。All About「暮らしの歳時記」、私の根っこプロジェクト「暮らし歳時記」などを立ち上げ、大学で教鞭もとっている。著書『子どもに伝えたい 春夏秋冬 和の行事を楽しむ絵本』(永岡書店)ほか多数。

写真/Shutterstock.com

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