子供に北海道の極上パウダースノーを体験させたい!いざ、トマムへ
「子供たちに見たことのない景色を見せて、五感を刺激させたい」「いろいろなスポーツを小さい頃から体験させて、体を動かすことを好きになってほしい」日々仕事に追われるDomaniエディターT、今年こそ時間を作って子供と旅に出かけることが目標です。
そんなわけで、この年末年始のメインイベントは〝冬を感じる〟スキー旅行に決定!地図好きの娘が「北海道ってどんなところ?」と言っていたこともあり、行き先は北海道に。魅力的な北海道のスキーリゾートをあちこち調べて、決めたのはみなさんご存知、北海道の大自然を存分に感じられる広大な「星野リゾート トマム」に佇むリゾートホテル「リゾナーレトマム」。同じ願いを持つママパパたちに知ってほしい魅力満載の場所だったので、あれこれ旅の振り返ってレポートしていきたいと思います!
ホテルを「リゾナーレトマム」に決めた理由は3つ
数ある北海道のスキーリゾートの中で、なぜトマムに決めたのか。もちろんパッと名前が出てくる有名なリゾートということもありますが、他にも私的〝譲れないポイント〟を満たしていたからです。実際の感想とともに振り返ってみます。
・空港からのアクセスが抜群である
子供連れの旅は、もちろんその移動を楽しむことが旅の目的である場合もあるけれど、やっぱりできる限り移動をシンプルにしたいもの。雪道の運転はできないし、大きな荷物を抱えての電車の乗り継ぎは大変そう。空港からホテルまでスムーズな直行バスがあることが絶対条件でした。「リゾナーレ トマム」は、新千歳空港から「北海道リゾートライナー」という直行バス(要予約)に乗れば、あとはホテルの目の前で降りるだけ!空港からバスに乗ること約100分(途中トイレ休憩あり)、降りたらホテルの目の前という最高のアクセスは大きな魅力でした。ちなみに飛行機の新千歳到着時刻からバスの発車まで50分ほど余裕のあるスケジュールにしていたのですが、預けた荷物のピックアップを挟むと思っていたより余裕はなかったので、この乗り換えにはゆとりを持たせることをおすすめします。
▲空港でおむすびを買って乗車。食べて寝て体力回復、降りたらホテルの目の前!即アクティブに活動開始できます。
・全室スイート仕様の部屋を堪能したい
今回の旅のメインは子供のスキー体験ですが、せっかくならばお部屋のステイも充実させたい!全200室がオールスイートで、全ての部屋に展望ジェットバスとプライベートサウナを完備しているこのホテルなら親ものんびりできるに違いない!公式サイトを見て、子供たちが大興奮するであろうロフト部屋付きの「デザインスイートファイブルーム」が空いている日をチェックしました。
▲親子でくつろいだリビング。私は子供が寝た後も、仕事をしたり、本を読んだり、まるで自宅のほうにゴロゴロ。最高だった!
・スキースクールの「レベル別」が充実している
小学生の姉は昨年スキーキャンプに参加しているので、「リフトに乗って上から滑ってこられる」、と本人談。弟は全くの初心者で、大雪の日にマンションの外で雪だるまを作った経験のみ。ついでに極度の怖がり。そして私はスキー何十年ぶり!?といったレベル。当然スキースクールにお世話になる以外の選択肢はなく、レベル別のスクールが充実していることが理想です。
以前「リゾナーレトマム」で子供をスキーデビューさせたママ友から評判を聞いて調べると、こちらには「雪ッズ70」というスキーの技術を70のステップに分けた星野リゾートオリジナルのプログラムがあるのです。それぞれの習得ペースに合わせて、ひとつずつステップをクリアすることで「もっと上手くなりたい!」という子供のやる気を引き出すスクールのプログラム設定は大きな魅力。そして「雪ッズ70」参加者のみが使えるとってもなだらかなエリアがあり、初心者やお久しぶりの人もここでしっかり基礎を身につけられるので、実際「怖がり」弟のスキーデビューもとっても安心でスムーズでした。
▲今回の旅は初スキーになる息子がレッスン終了後にスイスイ滑れるように。その模様はのちほど!
この「雪ッズ70」プログラムと専用エリアは「リゾナーレトマム」「リゾナーレ八ヶ岳」「ネコマ マウンテン」の3つの星野リゾートで展開。北海道に行ってみたい!という娘の願いも叶えるべく、かくして決まった「リゾナーレトマム」に決まりました。
大人気の「リゾナーレ トマム」の基本情報をおさらい
「星野リゾート トマム」は、1000ヘクタールの広大な自然を誇り、北海道のほぼ中心に位置する滞在型リゾートです。「トマム ザ・タワー」「リゾナーレトマム」の2つのホテルを中心に、四季を通して北海道を体感できるアクティビティが楽しめます。全29コースを誇るスキー場や幻想的な氷の街「アイスヴィレッジ」など北海道ならではのアクティビティを満喫できる冬はもちろん、緑あふれる時期には雲海テラスやファームエリアで大自然を感じることができ、四季を通じて楽しみが尽きないリゾートです。
針葉樹の森に抱かれた高台に佇むリゾートホテル「リゾナーレトマム」のコンセプトは「北海道の大地を感じるグレイスフルステイ」。全室広さ100㎡を超えるスイートルームには展望ジェットバスとプライベートサウナを完備、北海道の大自然が織りなす景色や食、豊富なアクティビティも充実していて、ゆったりと豊かな時間を過ごせます。
ちなみに「リゾナーレ」は、星野リゾートが国内外7施設(北海道、栃木県、山梨県、静岡県、大阪府、沖縄県、グアム)に展開するリゾートホテルブランド。25年には山口県下関に開業予定!土地の特性を活かした空間デザイン、豊富なアクティビティをそなえ、地域や季節ならではの体験ができるので、五感を刺激する滞在ができるのが魅力。大人はもちろん、子供たちも大きく成長できる旅が叶います。
1日目|ホテルには午後到着。明日のスキーの準備をしつつ施設満喫
バスを降りてチェックイン、お部屋についたら15時少し前。スキーを始められなくはない時間帯ではありましたが、スクールの最終受付も終わっているし、明日に備えた準備とホテルや施設を満喫しようと決めていました。想像通り、このお部屋に子供たちは大興奮。遊び場になりそうなリビングや秘密基地のようなベッドルーム、広〜い展望ジェットバスにはしゃぐ子供たちが部屋から出る気配は一切なく、せっかく来たんだから!と外に連れ出すのに苦労したほどです(笑)。本当にファミリーにとって魅力的なお部屋!
▲子供たちの秘密基地になったロフト部屋。大人が泊まる別のベッドルームもあります。
▲初めての展望ジェットバス、初めての雪山の眺め。子供たちにもこのすごさ、伝わってます
部屋を出て向かったのはレンタルのスキーウェア、板、ブーツの試着。今日済ませておけば明日はもう滑るだけ、朝の準備に手間取りません。初日は滑る予定はありませんでしたが、朝、部屋からウェアを着て食事に出かけた方がラクだろうと初日からウェアのレンタルを開始しました。これが大正解の選択に!
レンタルのジャケットがシンプルなデザインで着やすく、大人も子供も滞在期間中このウエアを着て外出も館内移動も過ごしました。自宅から分厚いダウンを家族全員着て防寒対策をしてきましたが、なんせそんなに寒くない都内の移動、そして新千歳空港に着いてホテル着くまで外に出るのも一瞬なので、こんなダウンを着てきたことをちょっと後悔したんです。このウェアを初日からレンタルすることを想定しておけば移動中のアウターを調整できそうなので、寒さの予報次第ではこの作戦もよいかもしれません。
「ホタルストリート」を散策。おでんがおすすめ!
このまま施設をあちこち回ります。向かったのは様々な飲食店やショップが楽しめる9店舗が軒を連ねる「ホタルストリート」。時刻は17時、寒いし小腹が空きました!ということで、このエリアの一角にあるcafe&bar 「つきの」へ。お店に外にある「スキーインスキーアウトこたつラウンジ」で一服することにしました。
▲スキーのコース途中にある「ホタルストリート」。向こうに見えるのはもう一つの宿泊施設、「トマム ザ・タワー」。
▲自宅でもこたつの経験がない子供たち、まさかの外で初体験!
ここはスキーのコースの途中にあり、板とストックを近くに置いて〝スキーインスキーアウト〟ができる便利な場所。cafe&bar「つきの」のおでんが気になった子供たちと一緒に、「スペシャルおでん鍋」(¥6,000/数量限定)を注文。北海道ならではの素材を使ったおでん串を雪の中のこたつでふぅふぅしながらいただく、ここでしかできない幸せな体験はぜひみなさんに味わってほしい!そしてすみません、母もさっそく一杯いただいてしまいまして。日本酒をおでんの出汁で割る「出汁割り」は旨味たっぷりであったまりました〜!
▲北海道らしい種が揃うおでん串は一本から注文可能。スキーの合間に小腹を満たすのにぴったり
▲カニが豪快に入ってる!タコ串がやわらかくておいしかった〜
▲昆布のきいたおでんの出汁で割って飲む「出汁割り」、おすすめです
初日のディナーは「OTTO SETTE TOMAMU」で北海道の味覚を堪能
夕食は楽しみにしていた「OTTO SETTE TOMAMU(オットテッセ トマム)。北海道を代表する食材を使用したイタリアンのコースがいただけるメインダイニングで、アルコールペアリング(ノンアルコールペアリング、ミックスペアリングもあり)も楽しめる、まさに大人の時間を過ごせる場所。このレストランは7歳以上からの利用ということで、レストランの利用者限定で利用できる2歳から6歳の子供の無料託児サービスをお願いしました!こちらの託児サービスでは「OTTO SETTE TOMAMU」が作るキッズメニューが用意されるので、お腹いっぱい食べてね!と送り出し、いざ、レストランへ。
北海道の食材を使ったイタリアの郷土料理をフルコースでいただく冬限定のディナーコース全8品(¥15,730)に、アルコールとノンアルコールが半々のミックスペアリング(¥7,500)をお願いしました。始まりのメニューは冬の海をイメージした前菜と、これに合わせる乾杯の一杯「早花咲月 ORANGE 2023」という微発泡のオレンジワイン。見た目も華やか♪
▲はじまりの小前菜
▲このワインがとっても美味しくて、忘れられない!
どのお皿も感動する美味しさで、なかでも一印象的だったのが食事の最後のメニュー「鹿肉のパナート」。ここまででだいぶお腹いっぱいになってしまっていた私は半分のポーションにしてもらったのですが、その選択を大後悔するほどの美味しさ…!
▲願わくはもう一度食べたい!「鹿肉のパナート」
食事の途中には毎日19:30に上がる花火を眼下に見て(レストランは31階なので、花火より〝上〟なんです!)非日常を存分に堪能。幸せな時間を胸とお腹いっぱいにに詰め込んでいざ子供たちを迎えに行くと、プレイルームでご一緒のお友達とそれはもうわちゃわちゃとしてました!常駐スタッフの方々にたくさん遊んでいただいて、もう帰るの?とさみしそう。子供たちがこちらのお部屋でいただいた食事はミートソースパスタ、ハンバーグ、サラダ、プリンと子供たちの大好物満載だったようで、おいしかったよー!と大喜びでした。よかった♪
▲とても広いプレイルーム。縦横無尽に駆け回っていたようです
子供連れにうれしいスポットとサービスが大充実なのはさすがリゾナーレ
そんなこんなで大人もほろ酔い、子供たちもさすがにクタクタですぐに寝るだろう…と思っていたのですが、館内には部屋に着くまでにちょっとした子供たちが遊べるスペースがあり、案の定そこでも子供たちは遊びまくり。ま、遅い時間まで広い場所で遊ぶ機会も滅多にないわけで、子供達も非日常を目一杯楽しんでいる様子と窓から見える雪景色にほっこりした夜でした。そうそう、子供がお部屋でスリッパが欲しいと言うので、フロント横のアメニティコーナーでいただいて帰りました。こちらのリゾートでは自分が必要なアメニティをフロントから持っていくシステム。エコでいいな。
▲「リゾナーレトマム」の1階にあるファミリーランジ。絵本もありました
▲大人用はもちろん、子供用のスリッパと歯ブラシセットも