実用性抜群のバッグをマダガスカル固有の素材で
フェンディがエシカルな「ロール」バッグを発売。
新しい「ロール」バッグは、マダガスカルの職人たちをサポートするための女性が率いる女性中心の社会的企業プロジェクト「メイド フォー ア ウーマン」とのコラボレーションにより誕生。1997年のオリジナルデザインに敬意を表し、そのエフォートレスなエレガンスを保ちながら、ソフトで収納力のあるシェイプと細長いレザーハンドルで一新されました。
ボディにはマダガスカル固有のヤシを原料とする地元産のラフィアが用いられ、「メイド フォー ア ウーマン」の職人がクロシェ編みでバイカラーの「FF」ロゴへと編み上げます。その後バッグはイタリアに運ばれ、「セレリア」ステッチが施されたレザーハンドルが取り付けられるなど、最終の仕上げが行われます。
サイズはラージ、スモール、ミニの3サイズ展開。ラージとスモールのストラップは肩にかけられる長めの設計で、ミニには取り外し可能なショルダーストラップが付属しています。
製品の背後にある物語に光を当て、伝統的なクラフツマンシップをもって作られた、タイムレスな魅力を持つバッグです。
「メイド フォー ア ウーマン」の取り組み
メイド フォー ア ウーマンは、2022年に世界フェアトレード連盟によって認証され、国際連合の持続可能な開発目標に沿ったさまざまな取り組みを通じて、健康や福祉に関する プログラムや職人の権利向上に関するワークショップ、差別のない規範、児童保護対策、環境正義構想など コミュニティ内で大きな前進を遂げています。この取り組みは職人のヘリテージを称え、環境的配慮と社会的な 権利拡大に向けた相互のコミットメントを促進する製品づくりを目標としています。今回のプロジェクトでは、女性の権利拡大を後押しするとともに、卓越したバッグを製作する350人以上の職人を雇用しています。
※この記事は2024年7月1日にOggi. jpに掲載した記事内容と同一です。
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