「頭→顔→身体」の順番が肌や髪への負担を減らし、効率よく洗える基本です。
Summary
- お風呂の「洗う順番」は肌や髪の健康を左右する重要なポイントです。
- 基本は「頭→顔→身体」の順番が推奨され、洗浄剤の再付着や摩擦を減らせます。
- 忙しくても順番を意識するだけで、時短と美容効果を両立できるのが魅力です。
Contents
「何となくの習慣」で済ませているお風呂のルーティン。でも、身体を洗う順番ひとつで、肌や髪の状態が変わるとしたら…ちょっと気になりませんか?
実は入浴中の手順には、皮膚への摩擦・洗浄剤の残留・毛穴の開閉など、美容に影響する要素がたくさん隠れているのです。
この記事では、忙しい毎日でも取り入れやすい「肌にも髪にもやさしい洗う順番」をオンラインスクール【Lieru式リンパセラピスト養成講座】講師であり、プロフェッショナルファスティングマイスター・健康美容食育指導士の木村吏江(きむらりえ)さんにお聞きしました。
今日からのバスタイムが、もっと快適で美しくなるヒントになるかもしれません。
【目次】 [hide]
お風呂で洗う順番、正しい方法はある? 知って得する“肌・髪・時間”の整え方
まずは、基本の流れから確認していきましょう。
洗う順番に正解はあるの? まずは基本の流れをチェック
よく推奨される順番は「頭→顔→身体」。 これは汚れや泡が上から下へと自然に流れるため、洗った後に再び汚れが付くのを防ぐ効率的な方法です。
例えば身体の下部から洗い始めると、あとから洗った髪や顔から泡や皮脂が流れ落ちてきて、せっかくきれいにした部分に付着してしまうことも…。 洗う順番を少し工夫するだけで、肌トラブルや洗い残しを減らせる可能性があるのです。

“なんとなく”の洗い方がトラブルのもとになる理由
特に顔の洗顔タイミングには注意が必要です。 毛穴が開いている状態で、シャンプーやボディソープの成分が残ったままだと、肌に刺激を与えたり乾燥を招くことも。
皮膚が薄くデリケートな顔まわりだからこそ、「タイミング」にこだわることで、肌の調子が整いやすくなります。

洗う順番で肌や髪の状態が変わる? 知っておきたい影響と理由
洗う順番によって、肌への摩擦や髪へのダメージに差が出ることがあります。普段のルーティンを少し見直すだけで、負担を軽減できる可能性がありますよ。
「上から下へ」が基本とされる理由とは ?
重力に沿って洗浄剤が自然に流れるように、上から下へと洗うのが基本。 それにより、不要な洗剤の再付着や摩擦の強化を避けられます。
また、顔→身体の順で洗うと、顔の洗浄剤が身体に残ることもあるため、やはり「頭→顔→身体」が理想的な順番といえるでしょう。
皮脂や汚れの落ち方にも関係がある?
入浴中は、温度と湿度の上昇で皮脂がやわらかくなるタイミング。 特にTゾーンなど皮脂が多い部分は、お風呂の前半でしっかり洗浄しておくことで、毛穴汚れも落ちやすくなる傾向にあります。 反対に、石けんやシャンプーの成分が長く残ってしまうと、肌荒れや赤みの原因になる場合もあります。

上から下へ洗うことで、洗浄剤の再付着や摩擦を防ぎ肌トラブルを減らせます。
クレンジング・洗顔・シャンプー…. 順番次第で美肌に差がつく?
クレンジングや洗顔のタイミングは、肌にとって意外と大きな分かれ道になります。特にメイクをしている人にとっては、順番次第で負担軽減や毛穴汚れの落ち具合も変わることがありますよ。
湯船に入る前にメイクを落とすべき理由
クレンジングは、湯船に入る前にが基本。 蒸気で毛穴が開いている状態だと、ファンデーションやメイク成分が毛穴に入り込みやすくなるからです。 肌に余計な負担をかけず、温浴効果を最大限活かすためにも、洗面所でのクレンジングを習慣化するといいでしょう。