失敗しない、たこ焼きパーティー！ 準備、具材、献立の裏ワザ大公開

家族や友人とのんびり楽しむたこ焼きパーティー。準備は簡単そうに思えますが、「具材がいつも同じ」「他に何を準備すればいいの？」と悩むこと、ありませんか？ そんなお悩みを解消し、準備も片付けもスマートにこなせる「大人のたこパ」のコツをたっぷり紹介します。

子どもも大人も心から楽しめる、とっておきのアイデアを詰め込みました。

たこ焼きパーティーの基本と準備で押さえたいこと

まずは基本の「き」。当日、慌てないための準備リストと段取りのコツを押さえておきましょう。

必要な道具と買い出しリスト

「たこパには、たこ焼き器さえあればOK！」と思っていませんか？　実は、始めてみると「あれがない！」「これがない！」となりがちですよね。たこ焼き器のほかにも、油を塗る油引き、くるっとひっくり返す竹串やピック、生地を混ぜるボウルやお玉はマストアイテムです。生地を注ぎやすい計量カップや注ぎ口付きの容器もあると、スムーズに作ることができますよ。

ついつい忘れてしまうのが、ソースやかつお節、青のりといった仕上げ用のアイテムです。「冷蔵庫にあると思っていたのに、まさかの空っぽ…」という悲劇を避けるためにも、前日までにしっかりチェックしておきましょう。

買い出しでは「道具」と「食材」をリスト化しておくと効率的です。慣れていない人ほど、簡単なメモがあるだけで当日の負担が軽くなるでしょう。

失敗しない段取りとタイムスケジュール

「みんなが来ちゃったのに、まだ下ごしらえが終わらない…！」そんな経験は誰しもあります。たこパを成功させるカギは、事前の段取りにあり。準備、設置、調理の流れを頭の中でシミュレーションしておくだけで、当日の焦りは半減します。

開始前に、材料の下ごしらえはすべて済ませておくのが理想です。たこは食べやすく切り、ねぎや紅しょうがも小皿に分けておきます。生地はあらかじめ混ぜて冷やしておくと、味がなじんでよりおいしく仕上がりますよ。

また、当日は焼きながら食べるスタイルが基本です。焼く係、準備係など、ざっくりと役割分担をするのもおすすめ。誰か一人に負担がかかることなく、みんなが自然と手を動かせる雰囲気が、楽しい時間につながるはずです。

道具と仕上げ調味料の準備、下ごしらえで当日が快適に。

定番から変わり種まで！ 具材アレンジで盛り上げる

たこ焼きは、具材アレンジができることも楽しいですよね。定番のアレンジから、「え、これも？」という意外な変わり種まで、みんなが笑顔になるアイデアを紹介します。

子どもも喜ぶ人気具材＆甘い系アレンジ

たこが苦手な子どもでも楽しめるのが、チーズ、ウインナー、コーン、お餅といった定番具材です。

中でも、とろーりとろけるチーズは、香ばしさとクリーミーさがたまらないおいしさです。ウインナーは、あらかじめ小さくカットしておくと、子どもも食べやすくなりますよ。

食後のデザートにもなる「甘い系」のたこ焼きもおすすめです。ホットケーキミックスで作った生地に、チョコレートやマシュマロ、バナナを入れるだけです。

カラースプレーやチョコペンでデコレーションすれば、味だけでなく、見た目でも盛り上がること間違いなしです。

大人向けのおつまみ系具材セレクト

大人が集まるたこパなら、お酒に合うおつまみ系具材をセレクトしましょう。

明太子、しそ、キムチ、カマンベールチーズなど、少し味の濃いものが絶妙なアクセントに。ポン酢やマヨネーズをベースに、七味や黒こしょうをプラスすれば、味が引き締まります。

ごま油で風味をつけたり、揚げ玉をたっぷり入れてカリッとさせたりすると、香ばしさが増してやみつきになりますよ。熱々をほおばりながら、お酒をゆっくり楽しむ… そんな時間が、大人だけの特別なひとときを演出してくれます。

冷蔵庫の残りものを生かす節約アイデア

具材に迷ったら、まずは冷蔵庫をチェック！ 少しだけ残ったウインナーや野菜の切れ端、冷凍シーフードミックスなども立派な具材になります。

にんじんやピーマンを細かく刻んで入れると、彩りも栄養もアップ。煮物やお惣菜の残りも、刻んで入れるだけで意外なおいしさに出会えますよ。

味付け済みの冷凍食品なら、そのまま使えて時短にも役立ちます。新しいものを買い足さず、家にあるもので工夫して楽しむ、そんなちょっとした達成感が、たこパの新しい醍醐味になるかもしれませんね。

定番・甘い系・おつまみ系・残り物活用で具材に幅を。

サイドメニュー・副菜・手土産まで気の利いた献立に

たこ焼きだけだと、食卓がちょっと寂しい…。そんなときは、もう一品加えるだけで、みんなの満足度が上がります。味に変化をつけたり、彩りを添えたりする「気の利いた」献立のヒントを紹介します。

バランスを整えるサラダやスープ、和風惣菜

たこ焼きは油分や炭水化物が多いので、さっぱり感や、食感の変化を意識した副菜をプラスして、献立全体のバランスを整えましょう。

サラダ

シャキシャキとした水菜やレタス、きゅうりのサラダが好相性。ドレッシングも、ポン酢や柑橘系を選ぶと、口の中がさっぱりして、たこ焼きがどんどん進みます。

スープ

汁物を添えるなら、お味噌汁やわかめスープがおすすめ。温かいものを一品加えるだけで、食事が心も体も満たされる時間になりますよ。

和風惣菜

年配の方も一緒のパーティーには、煮物やひじきの煮付けなど、和風の惣菜が喜ばれます。食べごたえがあり、さりげなく栄養も補えるのが嬉しいポイントです。