神保町・出版クラブビル3階 にて「小さな本の展覧会」を開催中

神保町・出版クラブビル3階にある「クラブライブラリー」は、所属する全国約300社の出版社が「未来に残したい」と寄贈した本を集めた小さな図書館です。その中で年に数回、小さな気づきを得るための「小さな本の展覧会」を開催しています。2023年からは「ジェンダーと読書」をテーマに年1回の展示を行っており、今年も11月に第3回を開催。構成は、ブックディレクターの幅 允孝氏。

今年は、全国の書店員さんが推薦する「ジェンダー関連書目」を主に、 幅さん、ライブラリー委員会の選書を合わせ、約100冊を展示しているそう。日本書籍協会が制作した「ジェンダーはじめの一歩ガイドブック55」も展示されます。ブックリスト制作、プロ・コーチによるワークショップや読書会等のイベントも実施されました。読書好きの方やこの分野に興味のある方はぜひ足を運んでみてください。

【展示テーマ】
・ジェンダー最初の一冊
・社会と個人の関係について
・無意識の「思い込み」に気づく
・多様化する家族のかたち
・暮らしの中の違和感
・からだとこころ
【日本出版クラブとは】
日本出版クラブ(会長・野間省伸・講談社代表取締役社長)は、約300の出版社からなる一 般財団法人。「出版文化の発展」を目的とした図書の寄贈や復興支援、出版に関する調査研究、セミナーなどを行っています。
【クラブライブラリーとは】
2018年に本の街・神保町に出版クラブビルが建設され、財団が新宿区袋町から移転。メイン エントランスには、天井高8メートルを超える「クラブライブラリー」があり、全国の出版社から寄贈された「未来に残したい本」約7000冊が収蔵されています。
※この記事は2025年11月17日にOggi. jpに掲載した記事内容と同一です。


